倒れた夫の元へ
2024年2月5日。17時。今日は関東地方の天気は雪。夫が救急搬送された京都の病院に向かおうと、駅に向かった。雪が降り始めて、とても寒かった。でも、夫のことが心配で、早く病院に駆け付けたくて、雪も寒さも全然感じなかった。新幹線に乗るために、品川駅に到着。ホームで新幹線を待っている間、夫が運ばれた病院の医師から電話がかかってくる。電話の内容は、「ご主人の脳の出血がひどく、水頭症も起こしている。水が脳に溜まっていて、非常に危険な状態。手術しても、手術中に亡くなる可能性もあります。また、手術が成功しても、そのあとすぐに状態が悪化して亡くなることもあります。それでも手術は行いますか?」もうさ、何言ってるのか理解不可能。手術中に死んじゃうかも?手術しても死んじゃうかも?わけわかんない。テンパった私は、一人では決められなくて「夫の弟と相談します」って言った。でも医師は、「緊急を要するので、今、決めてください」って。だから私は、「手術お願いします」って頼んだ。今となっては、手術をお願いしてよかったって思った。だって夫は今、3月3日の時点で、劇的に回復しているから。