6月25日、夜中12時過ぎ。
人もまばらなマクドナルド。
ポテト食べたあと、家に帰った。
家の車庫に着き、財布の中に入れている家の小さな合鍵をとりだそうと、かばんの中の財布を探してみる。
ない!
財布がない!!
3万円の現金、キャッシュカード、クレジットカード、印鑑登録証、運転免許証など、重要なものが満載の財布がないではないか!!!
あわてて、マックに引き返す。
「財布の忘れもの、ありませんでした?」
「あ~警察に届けましたよ」
とりあえず、財布が盗まれていないことを確認でき、一応の安心感をおぼえつつ、急ぎ、警察署へ。
「すいません、マックで財布忘れたものですが。。。」
「あ~、はいはい。じゃ、この書類に記入をお願いしますね」
「どこでなくしたの?何時くらい?」
「お札は一万円札何枚?千円札何枚?小銭は?」
「財布の色と形は?ブランドは?」
「キャッシュカードは何枚?どこのやつ?」
げ、ホントに俺の財布か、確認しよるわ~
質問攻め。
しかも、高圧的。
どっちかっていうと、疑ってる!!
ようやく、財布を渡される。
「中身確認してくださいね。いいですか?」
「はい、大丈夫です。」
「ちょっと免許証見せて。う~ん、本人で間違いなさそうだね」
あたりまえだ!
誰がわざわざ、警察署内で盗みをやるか!
続く