おはようございます。

 

 

あっという間に妊娠22週になりました。

 

 

 

 

 

先月膵臓癌だと宣告された叔父。

積極的治療は望まず、

緩和ケア病棟に入院していました。

 

日に日に容態は悪化していきました。

 

食事も喉を通らず、呂律も回らなくなり、

会話も難しい状態に。

 

最後は痛みを抑えるため、強い薬を投与してもらい、

緩和ケアに入って、7日目の明け方に息を引き取りました。

 

検査入院をしていると叔父から連絡をもらって、

まだ一ヶ月も経っていませんでした。

 

 

癌は膵臓だけではなく、

肝臓、リンパ節、骨にまで転移していたそうです。

 

どれだけの痛みだったか。

どれだけ不安だったか。

 

私には計り知れません。

 

それにしても早すぎるよ。。

 

 

 

 

 

検査入院で叔父の元を訪れた時には、

叔父は私のお腹を恐る恐る触ってくれていました。

 

私が最後に叔父に会った、亡くなる5日前には

自ら私のお腹に手を当てて撫でてくれました。

 

帰り際、

これで最後かもしれないから。

と私の顔をじーと見ていました。

 

しんみりしたくなかったので、

そんなに早く行ったらだめよ。

と言って、また来るね!とハイタッチをして帰りました。

 

まさかそれが本当に最後になるなんて思いもしませんでした。

 

我が子が生まれるまでは、大丈夫だろうと

心のどこかで思っていました。

そう思いたかっただけかもしれません。

 

 

病気を知って叔父が旅立つまでが、

本当にあっという間で。

 

 

 

叔父は私にとって、

叔父というより、

お兄ちゃんのような存在でもあり、

友達?実の兄よりも話しやすい存在でした。

 

 

もっと何かしてあげられることはなかったのか。

もっと話をしたり、日頃がら連絡をとっておけばよかった。

と後悔もたくさんあります。

 

 

 

大切な家族との別れ。

寂しくて、辛いですが、

 

叔父も楽しみにしてくれていた

我が子の誕生に向けて、

前を向いて、明るく生きていきます。

 

お空から見守っていてね。

 

 

 

 

妊娠中にまさかこんな辛い経験をするなんて、

1ヶ月前の私は微塵も思ってもいませんでした。

 

だけど、この経験を通して、

命について改めて考えるきっかけにもなったし、

 

何よりも我が子は沢山のひとに

誕生を待ち望んでもらえていることが分かり、

母としての責任感がより一層強くなりました。

 

 

そして我が子が大きくなったら、

大好きだった叔父さんの話を沢山してあげようと思います。