110日、明治学院大学で本年最初の講演を行った。今回はインターンシップ講座の講義の一コマで、対象は経済学部の2年生が中心であったが、その他3年生や他の学部の生徒も参加が可能であったことから約200名が聴講した。これから各現場に数週間~数ヶ月インターンとして働き、将来の方向性を決めるタイミングであるのでテーマを、昨年共著で出版した書籍と同じタイトル「これから働き始める君たちへ」とした。

この講義を前学長の大西晴樹(現学院長)さんにも聞いていただけ嬉しく思った。

明治学院大学は本年150周年を迎える。キリスト協系の大学として「リベラル・アーツ」、純粋学問を教えている。そしてキャリア教育にも熱心に取り組んでおり、人間が生きる上で非常に大切なことを強調している。即ち「人間学」に力を入れているのである。

翌週は、横浜校舎のチャペルアワーで「神様がなさる新しいこと―感謝と奉仕」のメッセージを送り、その後、宗教部でも「これから働き始める君たちへ―神の恵みによって今日の私があるのです―」をテーマに講演を行った。

私は1999年から理事の一員として奉仕してきたが、昨今の日本社会の矛盾が大きくなっているだけに、明治学院の建学の精神と教育理念はグローバル社会の中で貴重な存在であると再認識できた。

私が尊敬してやまない賀川豊彦さんも明治学院で学んでいる。



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