このほど、前東京大学総長、現三菱総研理事長の小宮山宏氏が代表理事を務める、「Japan Treasure Summit」の設立記念総会があり経済界、教育界、学術・芸術の専門家など100人が集まり盛大に開催された、私はフェローとして参加するとともにご挨拶させていただいた。

 この会は、日本の学術芸術発展のために、トップリーダーが立ち上がり、その素晴らしさを世界に発信するとともに、日本独自の寄付文化・社会的投資文化の醸成を目指すものである。


学術や芸術のすばらしさを社会に広く届けると同時に、その価値を感じ、理解するためには受け手の側の姿勢も問われている。この活動を通じ情報の送り手と受け手の相互理解を深めるような双方向性ができることを期待している。

さらに学術×芸術(学術と芸術の交流、融合を図ること)で新しい価値を創造していく。この活動の中核をなす人を「独創人」(どくそうじん)と呼ぶが、この人たちはまさに、日本そして世界の学術芸術界のトップリーダーであり、いわば国際社会の宝である。

独創人の方々がどんなハーモニーを奏でてくれるか、大変楽しみである。



日本の学芸、芸術こそ「世界の宝」である。であるからこそ国の財政状況にも経済的な環境にも左右されずに、人類の歴史という長い視座に立って学術や芸術活動を営むために、今こそ社会全体が広く支える風土や仕組み作りが今、求められている。

Japan Treasure Summitの詳細はこちらを参照ください。

http://treasure-summit.jp/member.html