この度、奇跡を呼び込む、人イノベーションの起点、韓国と日本と松下イズム』をこの11月に刊行することになった。実は、この本の企画は5年前からあたためていたもので、ようやく実現することとなったのだ。
 本書のオリジナルは「株式会社 長城郡(チャンソングン)」である。韓国の小さな郡が自らを株式会社になぞらえながら、役人をはじめ村民向けに韓国全土から一流の講師を招き勉強会「長城アカデミー」を毎週金曜日に開催し、知識と情報を得、自らの手で村を活性化させ、発展した地方自治の成功事例である。当時の大統領、ノ・ムヒョン大統領が「公務員の必読書」として紹介したことで、本書は韓国内でもベストセラーとなった。
 私はこの事例を学び、日本でも取り入れていただくため、金融機関の皆さんとともに、数年にわたり韓国を訪問し、郡守であった金興植(キム・フンシク)さんのお話を伺った。

 金さんのポリシーは「世の中を変えるのは人だが、人を変えるのは教育」である。 

 今、まさにこの考えは日本に必要ではないかと思い、現在、日本で活躍している首長の皆様に執筆いただき、日本での事例をまじえ、本書を発行するとにした。
 人づくり、教育の重要性を今一度学び、1日でも早く日本、そして地域が活性化することを願っている。是非、一度手にしていただき、地域活性化の参考としていただきたい。


人生大学ブログ
1115日より全国の書店で販売開始
『奇跡を呼びこむ、人

イノベーションの起点、韓国と日本と松下イズム』発行 悠雲舎