5月に引き続き、広島で講演をさせていただいた。今回は長年個人的に懇意にしていただいている、広島銀行 角廣 勲 頭取からのご依頼であり、お引き受けした。
広島銀行では毎年、「<ひろぎん>お取引先経営者様との集い>」を各地で開催されており、私は福山で講演をさせていただいた。
福山地区は、地場産業を担うオーナー企業が多く、今回も約300名の経営者が参加された。そこでテーマを「大竹流経営哲学」とし、私がアフラックの創業、経営を通じて得た経験をお話した。
皆さんに最もお伝えしたかったことは、トップとは「孤独」であること。そして判断に迷ったときは原点に戻ることである。私自身、瞑想をすることで原点に返っている。
今回参加いただいた方々の会社が本当に元気になることが、一番の景気回復であり、地域の活性化へとつながる。同じ経営者として皆さんの苦労は身にしみて理解できるので是非とも頑張っていただきたいと、心より願っている。
また、お客様と毎年こうした会合を通じ、連携を深められている広島銀行の姿は、地域の金融機関として重要な役割を果たされていると思う。この活動が厚い信頼へとつながっているのだと感じた。