長年、昭和14年(卯の会)で、月一回会合を続けている。また、年に一度、旅行も計画し、今回は昨年に続き、山形県のかみのやま温泉を訪ねた。

 私どもは71歳を迎える。齢を重ねるにつけ、詩人 坂村真民(さかむら・しんみん)の「老いること」の言葉をかみしめ信じている。

 

老いることが

こんなに美しいとは知らなかった
老いることは
鳥のように
天に近くなること
花のように
地に近くなること
しだれ柳のように
自然に頭がさがること
老いることが
こんなに楽しいとは知らなかった 

仲間の一人、早稲田大学元総長 奥島孝康.さんは、坂村先生の教え子であり、お会いするごとに、坂村さんの詩の奥深さをお教えいただいている。