革新的なアプローチで経済や社会の課題を解決し、新しい資本主義の姿を先取りし実現する社会イノベーターに対する期待が高まっている。こうした世の中の要請に応えるべく、社会イノベーター公志園(こうしえん)がはじまり、実行委員として発足大会に出席した。

 これは、世界の中での日本、日本の経済社会、地域コミュニティーの現状に危惧を持つ有志が主体となって運営するイニシアティブである。従来にない発想やアプローチで、事業的な手法を最大限に活用しながら、課題の解決と新たな経済・社会像の実現を目指すものである。そして、公(おおやけ)の志あふれる、社会イノベーターを育成支援すると同時に、日本における社会イノベーションの実現に寄与することを目指している。

発足会当日は、このイニシアティブに賛同する経営者をはじめとする企業人、
行政担当者、政治家、NPONGO等の団体、教育者、メディア関係者等、総勢約80人が一堂に会した。エントリー予定者は、自らの志と取り組みを披露し、それを聞く参加者からは、次々と心からの応援メッセージが送られた。

私も「社会イノベーター公志園エントリー予定者の活動は、3つの対話によってストーリーが成り立っていると感じました。自分との対話、他人との対話、そして、社会との対話です。

社会イノベーターの活動は、どのひとつが欠けても成就できません。私たちサポーターと社会イノベーターの皆さんとは一体で、不可分です。これから、さらに一層、社会イノベーターを応援して参りましょう。」と挨拶させていただいた。

社会イノベーションにおける新たなムーブメントが生まれる可能性を感じる一日であった。


 大会は、全国公募、地方予選、選抜支援、人材支援の4つのステップから構成されている。高い志をもち、社会変革を目指す皆さんにからのエントリーを期待したい。

この活動を支援するのは有志の100人からなる「100人委員会」で、この会も同時に発足し、私自身も委員の一人として支援する予定である。多くの方が委員となりこの活動に賛同していただけることを願っている。

 社会を変革としようという、新たな試みがまたスタートした。




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