
母から一枚のお皿が届きました。
ひょうたん型に
「清酒 浮世の友」と
入っています。
(^-^)
ず~っと昔、
因島で造酒屋をやっていた
祖父の実家の
販促用のお皿です。
お墓や本家は
今もまだ因島にありますが、
造酒屋はずっと前に占めてしまいました。
大きな煙突がシンボルの造酒屋。

80を過ぎた祖父母もだいぶ身体が
きかなくなってきたので、
家の中を整理して、
手伝ってくれる人に来てもらうことに
なりました。
そんなわけで、
このお皿も処分することになったのですが、
祖父の実家が造酒屋をやっていたことを示す
このお皿を家族みんなで、
一枚づつ持つことになりました。

一枚なので、
お漬物用にでもしましょうか。
祖父の実家なので、
祖父がお墓参りについて
行く以外は今ではほとんど行くことも
ありません。

でもこの煙突の写真や
このお皿を見ると胸がきゅ~んと
締め付けられるような気持ちになります。
家族だからかなぁ。
そしてこのお皿を見ると
家を継ぐ人のお嫁さんの役割って何だろう?と、
いつも自問自答します。
色んな要素があるだろうけれど、
みんなが気持ちよく帰ったり、
お墓参りをしたりする場所を守る
という要素じゃないかなぁって。
そういう意味では、
彼のお母さまのことは
とても尊敬しています。