フォロワーさんの素朴な疑問に対する現実を長々と説明する、愚痴のコーナーです!

まずは教員の一日をざっとご紹介
≪教員Aさん 担任:アリ 部活:運動部 ≫
ほんとうはこれに教科主任だとか、校内分掌はなんだとか役職が多々つくのですが割愛。

 7時30分 部活動朝練習のため出勤、部活指導
 8時00分 部活動朝練習終了、一日の予定確認
 8時10分 職員打ち合わせ開始
 8時15分 教室へ。STや欠席連絡などもこの隙間に行う。
 8時30分 無事クラス全員が揃っていることを喜び、授業開始
       ・授業
       ・書類作成、事務作業
       ・待機時間(空き時間ではない。毎日何かしらの問題が発生するため召集される)
       ・教材研究(デキタライイネ!)
 16時00分 午後部活動開始、指導
 17時50分 午後部活終了、特設部(臨時設置される部活のこと)指導開始
 18時50分 特設部指導終了、下校指導
 19時00分 魔のフリータイムスタート
        ≪発生するイベント≫
        ・会議(長い
        ・研究指導(長い
        ・採点(終わらない
        ・ 緊 急 出 動
 21時30分 限界を感じて帰宅。平穏な明日を祈りながら家路を辿る(無理)

この緊急出動が、10時始業を渋らせる理由です。あとはどうにでもなるっちゃなるんですよ。工夫をすれば。でもこの緊急出動(おたくの生徒が~から始まる善意の通報)もそのままずれ込むことになるので、下手をすると20時まで魔の時間が続くことになりかねないのです…
あと午後部活の時間ががっつり減りますので、「ぶっちゃけ部活指導なんてやりたくねーよ!朝も午後も部活指導なしにしようぜ!な!」っていうのが許されるならそうしたいのが本音です。
結局のところ、生徒が皆いい子なら良いんですよ!いい子なら!部活もなければいいんですよ!
……ほんと、そうなればいいのに…ほぼ毎日出動なんだぜ…


あとは、保護者の方の負担も増えることになります。
共働きの家庭ですご、自分の出勤までに子供が出ていかないため、戸締りその他からはじまる家の安全と、自主的な起床・登校を子供一人に任せることになります。
さて、13歳、たいへんおおらかな…ガサツな男子中学生にそれらを任せられますか?

と聞くと多くのお母さんはほとんどがNoと断言するのではないでしょうか。
子供のためを思って変更してやりたいのは山々なのですが、手のかかる子もいっぱいいるのが現実。なかなか難しいというのが、同業者による回答となります。


なお塾講師の一日はこんなかんじ
 9時 出勤。もちろん始業ではない。宣伝業務や会議、打ち合わせ、授業研究
 12時 上司の分まで昼食をお買いもの
 13時 業務開始の朝礼(!?)全体での宣伝業務や研究発表を行う
 14時 各校舎へ移動開始。片道1時間かかる僻地をもっている場合地獄
 15時 授業スタート(小学生の部)
 22時 授業終了(中学生・高校生の部)
 23時 終了業務。だがこっそり業務を続けていたり、上司からの指導(食事会)があったり
 24時~25時すぎ 死兆星を見ながら帰宅

教員の方がまだ、かろうじて、マシ、というレベルのブラック。
今年に入って付箋の需要が更に増えました。


職業柄付箋は欠かせないアイテムなのですが、今年になってから使用頻度が更に上がったのであれこれ揃えてみました。

1)ポストイット
付箋と言えばこれだろう、というベーシックな付箋。粘着力もいいし、値段も安いので何も考えずにバカスカ使えるのが良いところ。上司などに使う場合に活躍

2)スティッピー
透明プラスティック付箋。おそらく製品初期からずっと買い続けている。ここまで爆発的にヒットしてコラボで地位を確立するとは思っていなかったけど。ちょっとやそっとでははがれない耐久性があるので、しおりとして使う。ただし文庫本などの紙の場合は、紙を傷めてしまうのでテキストなどにしか使ってない。
ディズニーアリス、通常アリス、海洋、植物など所持

3)ひみつの付箋
ご存知「かわいい」文具を作ることにかけては定評のあるミドリの付箋。最近他メーカーが肉薄してきているので独占状態からは崩れてきているが、やはり「可愛い」「ちょっとほしいかも」のポイントを上手に突いてくる。紙質にこだわる会社だけあって、書き味も良い。粘着力も軽すぎることがなく、しっかりと貼りつく。

4)ココフセン
便利な気がするが意外と活躍頻度は少ない…たぶん記入がボールペンに限られているのもあると思うんだ…。私は常に万年筆なので、相性はいまいちの模様。

5)ふきだし付箋
けっこう使います。縦にも横にも使える形を愛用。気軽に伝えたいことを記入してペタペタと貼っておきます。主に書かれる文字は「字を丁寧書きましょう」です。もういっそ、そういうスタンプを作りたい頻度です。

6)ToDo付箋
3項目1枚になっているToDo付箋。可愛い柄がいっぱいありましたね。試しに羊を買ってみたので使っていますが、気軽に使えて便利です。
一日のやることを書いて、毎日持ち歩くファイルに貼っています。粘着力は弱め

7)その他
どうぶつ柄やスイーツ柄、キュートな魚柄など様々なカジュアル付箋。3種類ぐらい持ってます。大量にあるからそうそうなくならないだろうと思われていますが、毎週平均15枚以上は使っているので、けっこうなくなるの早いです。粘着力が弱いのでページに挟んで貼るのがよいかな。表紙に貼るとすぐはがれます。

こんなかんじで私の御道具箱は付箋でいっぱいだったりしますが、使う機会が多いので着々となくなっていきます。
かわいい付箋は自分のテンションを上げるためだったり、コミュニケーションのツールとしても使えます。最大のポイントは粘着力ですが、記入する筆記具によっては相性が出てくるのでそのへんとも相談したほうが良いですね!

万年筆界ではここ数年スケルトンのブームがきております。デモンストレイターとも呼ばれていますが、まあ簡単に言いますとリングやクリップ以外を透明プラにしたものを指します。
スケルトンのブームって他のジャンルではずいぶん前に通り過ぎていた気がするのですが、周回遅れで万年筆にもきたのでしょう。

スケルトンそのものはキラキラピカピカできれいですし、インクの量がわかって便利ですし一本は欲しくなるものなのです。よく雑誌などに掲載される際は中のインクの色までもが綺麗に発色していますが、実際はかなり強い光に当てない限りはほぼ黒っぽく見えてしまいますので、実質わかるのはインク量ぐらいです。
しかし問題はそのスケルトンの流行ではなく、透明感=スケルトンにしておけばいい、という考え方で落ち着いてしまったところにあります。
これに関しては私は異議ありなのです!!

透明感とは!色の奥行きを感じさせるツヤや層や揺らぎがあることであり!決して透明ではないのです!!


透明ってことじゃないんです、別に半スケルトンとかでもないんです。たとえばアウロラやデルタなどのレジンがそれに近いでしょうか。国内では大西製作所のアセテート夢桜もいれてもいいかもしれません。ああいうマーブルな軸は別に透明ではないですよね?しかし、そのマーブルの中に艶や奥行き(層)があることで、色が単調になっていません。
つまりは奥行きなのです、その色の向こうに空間を感じられるような…そんな感覚を与えてくれるものに私は「透明感」を感じるのです。

もちろんこれは私の意見ですので、人によって様々な「透明感」はあると思います。
しかし、これだけは再度言っておきたい

透明感=透明(スケルトン)ではない

透明にしとけばカジュアルに見えるだろう?いいえ、スケルトンはチープと紙一重の素材です。
安易に色つきスケルトンにして「透明感を演出しました」とかは、金属とのアンバランスさでチープさを増すばかりではないでしょうか。

ついでなので言ってしまえば、国内のデザインは「全部塗り」に偏っています。

・ラメ→よし、総ラメだ
・スワロフスキービーズ→よし、とりあえずスワロをクリップにつけておけばいいだろ
・透明感→よし、スケルトンだ!
・メタリック→よし、メタリックカラーベタ塗りだ!
・カラフル→よし、パステルカラーベタ塗りだ!

 メ リ ハ リ は な い の か

たとえばベタ塗りにするにしても、先日挙げたプラティグナムのスタジオしかり、サファリしかり、必ず引きしめる色をいれています。日本のはどうでしょう?シルバーのリングをそのまま使ってしまっていませんか?フレッシュなグリーンにシルバーはせっかくの色合いをぼかしてしまっているような気がします。
せめてツートン、せめてワンポイントのプリント柄、そういった工夫がなければ安直なカラーリングととられても仕方ありません。
これは今の国内メーカーに出来ないことではありません。だってそうでしょう?

セーラーが昔出した、キャンディのシャープペンシルが手元にありますが、ビビットなオレンジと白の対比、イカリマークのワンポイントがはいっています。
プラチナが昔出した、プラチナポケットは白や銀にかわいらしい草花がプリントされてワンポイントが添えられています。
パイロットが昔出した、モリスOEMはパステルピンクにゴールドでしたが、クリップ部分は上品に艶消しされて決して主張しすぎずに調和しています。

できないはずがないのです!「可愛い」に敏感な国内メーカーが作れないはずがないのです!!

その中でも透明感は重要な要素の一つだと思います。
なので万年筆メーカー各社(特に国内)におかれましては、「透明感とはなにか」をよく研究していただければと思います。

「夏商品に向けて総スケルトン出しておけば涼しげだろう」という安直なことは決して考えていないと思います。何か一工夫、メーカー渾身のひとひねりを加えた新作を楽しみにしておきます。




ツイッターで質問を募集したところ「学生向けの万年筆で」というものがあったので、考えてみました。
自分が所持していないものも含めてご紹介

対象:学生・20代男性向け
予算:5000円


万年筆といってもピンキリで、入門にしてもワンコインで買えるものから諭吉一人分まで様々です。
単純に安いだけでご紹介しては、某オフで「営業の人だ…」(※違います)などと言われた甲斐がありませんので、ここはちょっと条件をつけて考えていきます。

1)用途や環境にあわせ、なるべく左右されにくい書き味のもの
2)初心者でも扱えてトラブルが少ないもの
3)万年筆使ってる!という満足感が味わえるもの
4) か っ こ い い も の 

とくに4は大事です。所有する満足感を満たすために、見た目大事。超大事。ということで見た目で「うーん」と思うものは今回は省きます。テーマとしては「カジュアル」「クール」を意識したものに絞ってみましょう。

【国産】
パイロット コクーン
(公式HP)コクーン  3150円 お勧め字幅:F(細字)
これはもうド直球の一本です。20代~30代の男性が最初に選ぶ一本、というコンセプトで作られたのが一目でわかるスタイリッシュなデザイン!値段を感じさせないメタルボディとカラバリ、そして手入れやカートリッジの入れ方などを書いたリーフレット…など、パイロットが「この客に売りたいんです!」という意気込みを込めた一本だと思っております。
スチールペンなので書き味はどれも似たり寄ったりの硬質なものですが、紙をひっかく感じにはなりません。フローが良いのもあって紙の上を滑る感覚。
重量感はほどよくあり、手に心地よい重さ。キャップは嵌合式なので片手で開閉可能。
デザインもさることながら、ちょっと感心したのはクリップの深さ。多少分厚い布でもしっかり挟みます。さすがにジーンズのポケットはやめたほうがいいと思いますが、ジャケットのポケットに入れておいてもいいかな。
ただ、ジャケットを脱ぎ着することが多い場合は胸ポケットのほうが無難でしょう。嵌合式はどんなにしっかりした構造でもキャップがはずれてしまうことがありますので、比較的衝撃や振動が少ない胸ポケのほうが無難。

以上!国産からのご紹介でした!あれ?プレラとかプレジールとかレグラスとかは?というご意見があるかと思いますが、今回は か っ こ い い がテーマですので。ええ。

【海外】
LAMY サファリ
(公式HP)サファリ  4000円 お勧め字幅:EF(極細)
「大学生向けのカジュアルな万年筆を」というコンセプトで作られた、これもまたド直球の一本。日本で紹介されている入門万年筆のトップに君臨していると言っても過言ではありません。
ボディは厚みのあるプラ、クリップのみ金属です。どの角度で持てばいいのか分からない、という人のために持ち手の部分が△になっています。
カラバリはスケルトン、白、黒、赤、青、黄の5色。ツヤのある原色に黒のアクセントが入り、ビビットな中にスタイリッシュさもあります。
サファリは毎年限定色を出すことで有名で、ビビットなオレンジやライトグリーン、ピンクなどがあります。
書き味はペン先が紙にぺたっとつく感じ。インクの出が良く、太さ詐欺(?)とまで言われるほどに太いですのでEFで国産のF(細)~F2(中細)と同じぐらいです。
ポケットに入れることを想定して作られているので、クリップは深く太め。最初の一本はどうしても落下トラブルが起こりがちなので、そういうケースも想定して頑丈に作られています。
ただ、インクの出が良すぎるため、ノートによっては裏に抜けてしまう可能性もあるかも…

プラティグナム スタジオ
(販売ページ)プラティグナム  3600円
最近出てきたものですが、目を引くカラーバリエーションとクリップのデザインは秀逸。サファリがちょっとカジュアルすぎるかな?という場合はこちらをお勧めしたいです。
未入手のため細かなレビューはできませんが、ぱっと見のデザインは良いです。ただし、カートリッジ等の取扱店が限られているのでご注意。

ペリカン シンク
(販売ページ)シンク  2100円
ペリカンはすでに子供用万年筆としてペリカーノJrを出していますが、これは比較的若者向けを意識した最初の一本です。持ち方を覚えるための△軸ですが、野暮ったくありません。インクの出も良いのでストレスなく書けます。
カラーバリエーションは黒と紫の2種、ちょっと大人しい感じなのですが軸の形状が独特なので目立ちます。
ただ、キャップが浅いのでポケットやラフなケースに入れると悲劇が起こる可能性が高め。転がりにくいのはいいのですが、事故率が他に比べてちょっとだけ高いかもしれません。

以上4本をご紹介しました。最終的には好みですが、最初の一本はネット販売などではなく店頭での購入をお勧めします。
万年筆は使ってみれば良さはわかるのですが、使うまでのハードルが高い!特に国産!
なので、まずは「かっこいいな、使ってみたいな」と思わせるものを選んでみてはいかがでしょうか?

ちょっと辛口で、最近思っていることをつらつらとまとめておきます。

【メーカーに対して思うこと】
主に国内メーカーに対して思うことですが、メーカーが万年筆を誰に対して売っていきたいかが迷走しているなぁ…と思うのです。
たとえば蒔絵をはじめとする3万以上の高級万年筆については、「お金を持っている中高年層(国内外問わず)」というターゲットが伺えます。これに関しては海外よりも国内メーカーの方がしっかり絞れた商品を提供できていると思います。しかし
「女性向け」「若年層向け」これらはどうでしょうか?もちろん出てはいるのですが、本当にその客層に売るつもりで作ったのか?というものがほとんどなのです。万年筆以外の文房具では、購入層を研究した商品がたくさん出ているのに、万年筆となると妙にそこからずれているような気がしてならないのです。

今回は「女性向け」に絞って書きます。
万年筆で女性向けといってすぐ思いつくのはウォーターマンの「オーダス」です。最初から比較的若い20代からの女性に向けて作られた、オシャレを全面に出したデザインの万年筆です。この万年筆を出せばほとんどの女性が、デザインに多少の好みはあっても「かわいい!欲しいかも(ここ重要)!」と反応するでしょう。この「欲しくなっちゃうかもしれない」という感じをくすぐるのが、非常に上手い。

・プリントされたカラフルで繊細、おしゃれな柄とバリエーション
・マスカラをイメージしたスタイリッシュなボディデザイン
・特別感を出す可愛い付属ペンケース


廃番となった今でもちらほらと「欲しい」との声があがるのも納得のこだわりです。
では国内ではどうでしょうか?私は強いて言うならセーラーのキャンディ万年筆を挙げていますが、正直なところ新色のほうはそれほど心が動きません。むしろレトロ柄に絞って「レトロ可愛い」を全面に出した方がよかったのではないかと思うのです。
万年筆に興味を持っている女性に何度か「現在のキャンディ」「旧クリアキャンディ(草花柄)」「ウィリアムモリスOEM」の3本を見せます。すると高確率で旧クリアキャンディの草花柄か、パステルピンクのモリスを「可愛い」と言うのです。この違い、なぜだかわかるでしょうか?

女性はキラキラ系のものやスケルトンを好む傾向が強いですが、同時に安易なラメやメタリック、スケルトンは「安っぽい」「可愛くない」と切り捨ててしまいます。

・メタリックやラメのベタ塗り
・色調を考えない安っぽい色調のスケルトン
・デザイン性の感じられないボディデザイン
・女性向けキャラクターや柄をはりつけただけ


これらをもってして「女性向け」と言うのはいかがなものだろうかと思うのです。本当に可愛いですか?
万年筆に限ってみれば、そりゃあ黒塗りばかりに比べれば可愛げを足したものになるでしょう。しかしそれなら、もっと可愛くてもっと女性の心をくすぐるようなボールペンやシャープペンシルが山のように出ているのです。

・可愛い雑貨屋さんで見つけた、ガーリーな柄のボールペン(ただしちょっと出が悪い)
・文房具売り場の高級筆記具コーナーの片隅で見つけた、「女性向け」条件を詰めただけの万年筆(ただし書き味はばつぐん)


さて、どちらを買いますか?価格は同じだと考えても私はボールペンを選びます。「可愛い」「きれい」をちゃんと考えているほうに心動かされます。
もちろん、女性の年齢層や好みで欲しい柄や色は異なってきます。しかしターゲットを絞れば、その層が満足するデザインというのは多少しぼれてくるはずです。
筆記具の選択肢が広がっている中で、万年筆だけが「あえて使ってくれる人」の中にいる「多少のダサさには目をつぶってくれる優しいお客様」に甘えているような気がしてならないのです。
国内メーカーが今後女性向けの客層を本気で開拓するつもりであれば、もう少しマーケティングをしっかりしてほしいと思います。

結論:「可愛い」「綺麗」は研究と工夫をしてこそ生まれるものである