$飴玉と曇り空

実は購入までに紆余曲折ありました。

「趣味の文具箱」掲載時(発売前)
うぉおおおおお理想の桜の万年筆キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!



WBC予選
これで日本が勝ったらヴォロンタ買うわ!(フラグを立てる)※井端のサヨナラヒットで勝ちました



先行発売で実物を見る
…あれ?ピンクの色合いが思ってたより濃い…なんかルージュっぽくてドロっとしてる(透明感がない)…ちょっと保留



某百貨店売り場でちょいちょい見ていたがやはりピンクの色合いが気になって保留



本日:某百貨店売り場A→同フロアBといつもの回遊コースを辿る
   万年筆売り場Cを思い出し、立ち寄ってみる
   上手な販売員(ナイス紳士)に捕まり、購入


つまりそういうことです。
決定打は何だったか、と言われたらやはり売り場の人の対応でした。
ちょっと愚痴っぽくなりますのでこっから先は注意!

まずは名古屋駅の万年筆売り場についておさらい。

売り場A:一番人通りが多く集客が見込めそうな所。移転で少しエリアが拡大した。高級筆記具コーナーなので専門の店員が常時3~4人配置されている。
品ぞろえはそこそこ。国内だとパイロット、海外だとウォーターマンやペリカンが強い。
接客はイマイチ(後述)だが、イベントも行う。

売り場B:Aと同じフロア。独立したコーナーを持っており、常時2名の店員が配置されている。客が多いため常に接客中であり多忙な売り場。積極的な声かけはしていない。
品ぞろえは定番メーカーを満遍なく並べている。

売り場C:ほぼ新設。1万以上の価格帯しか置いていない高級万年筆売り場。気軽には眺められない雰囲気がある。常時1、2名の店員が配置されており、声かけ率高め。
品ぞろえは華やかなイタリア軸中心か。

売り場D:地下にある店舗。ビルがなくなったため移転。以前から他の文具の一コーナーとしてあったが人目にとまらなさすぎた。移転に伴い少しだけ主張する売り場に変化。特に専門の店員はおらず、声かけもない。移転後はデザイン文具を強く押し出している。
品ぞろえは定番を1本ずつのみ。数も種類もそう多くはないが、控えめながらも好ましい。


実はこのヴォロンタ、某売り場Aにもあるんです。ただ、置いてある場所がもったいない。デルタはとても華やかで人目を引くメーカーなのに、妙に見づらいショーケースに置いてあったりする売り場です。
利便性もよくて客の入りもいいはずなんですが、妙に閑散としている理由はあの売り場の接客がイマイチなことがあるのではないかと思うのです…
某売り場Aはフロア移転前にちょいちょい利用していて、そこそこに話をしてくれる店員がいたので気に入ってもいましたが、フロアが移転してからは接客に奥手な人ばかりに。
「いらっしゃいませ」は言うのですけど、その先がない。あるとしたらベテランの見おぼえがある店員さんだけなのです。あの販売係の人は確実にヌシだということはわかるし、勧め方も上手なんですが…如何せんその方一人にすべての客が捌けるわけではないので、他の店員に任せることになります。
しかし他の店員さんはそこそこ長く売り場に居るはずなのに、全員客に背を向けていることすらあるという無気力っぷり。売る気はあるのか。

そんな、ある意味ニュートラルな売り場なので、私の「保留」は動くことがありませんでした。

(某売り場Bのように、特設スペースなど設けずにずらっと並べるタイプの売り場や、地下にある売り場Dのように「他の筆記具コーナーの一部です」というタイプの店舗は、特別な接客もできないのは当然でしょうし、声かけをする必要も薄いでしょうが…Aにはもう少し頑張って頂きたい!インク類の取り扱いも弱いし!)

さて、Aでの購入をあきらめたわけですが「そういえばCにはヴォロンタ置いてそうだな」と思い出してCへ足をのばしてみました。Cは元々デルタやマーレン、モンテベルデ、Stデュポンなど見栄えのする軸が多い所でしたのでもしかしたら…と思ったらやっぱりあった!
ヴォロンタがやっぱり置いてありました。ちゃんと札も立ててありました。
一つ一つの商品名カードを出すのは無理でも、売りたいものや限定品ぐらいはちゃんと出してあげてほしいところです。
とりあえずぐるっと見ていたところ、声掛けがあったので万年筆を探していると言ってスーベレーンとヴォロンタの2つを挙げました。

​(​´​ω​`​)「海外は同じ表記でも太さがまちまちですからね、普段はどんな字幅のものを?」

さらっと言われたので忘れてましたが、私は万年筆常用とは言っていません。

(´・ω・`)「あ、普段は3776の中字を」
​(​´​ω​`​)「ではペリカンはEFぐらいがちょうど良いのではないでしょうか。Mですとおそらく国内の太字並みになりますし。あ、M400ぐらいが長さもちょうどいいですね」

ペリカンのMはたしかに国内の太字ぐらいでしょうか。やや中字よりは太い感じでした。EFでちょうどいいぐらい。
私がスーベレーン黄(白軸)のEFで遊んでいる間に​ヴォロンタを持ってきてくれました。

​(​´​ω​`​)「こちらは限定品でして150本しかございません。ペン先はスチールですが、特に書きにくいものではないかと。イタリアの万年筆は書き味よりもデザインと色を楽しむ方が多いですね」
​(​´​ω​`​)「イタリアの万年筆はペン先が雑というイメージがありますが、これは特に問題はないと思います」

な、なかなか直球だ!たしかにそうだけど!
そして悩む私。スーベレーンも欲しいのですが、さすがに2本は買えません。

​(​´​ω​`​)「…こちら(スーベレーン)はいつでもお求めいただけますが、ヴォロンタの方は限定品ですので…やはり華やかなだけあって気がつくといなくなってしまいますよ?(ニッコリ」

いやでも1カ月は売れてないから今ここにあるんだよね、とは突っ込まないのがお約束。
店員さんも嫌みのないさらっとした勧め方でしたので、ここは背中を押されて購入を決めました。

​(​´​ω​`​)「では、今回はこちらの万年筆(ヴォロンタ)ということで…インクの方はお決まりですか?」

さらっと「今回」って言いました。もうこの時点で「複数所持してる万年筆沼住人だ」という分析が終了していたのでありましょう。インク沼への勧誘もばっちりでした。
私は最近だとセーラーのインク工房が中心なのでそれを伝えると

​(​´​ω​`​)「オリジナルの色ですか、ちなみにどんな御色で?あ、こちらにもジェントルインクのピンクがございますよ」

追い打ちかけにくるとか容赦ないな!
しかし7月にインク工房を予定しているので、これ以上の追加は避けたいところ。ここは万年筆だけ購入としましたが、インクも綺麗にディスプレイされていたので好印象でした。

そんなこんなで、迷いに迷って保留のままだったヴォロンタは売り場Cの店員さんの後押しで購入致しました。
なんだかんだで万年筆は知っているし、もう歴もそこそこになってきたわけですが、店員さんの上手な後押しってけっこう大事だなぁと思い知らされた1日でした。

さて、デルタの桜子さん、何色を入れましょうかね…?