あなたは『他人に迷惑をかけるな!』と言われたことはありませんか?

 



皆さん、こんにちは!Akiです。(^o^)

 

 

アメリカの大学の2学期目ももう残りやく1ヶ月!!!

 

 

早い!!!時間ってほんと一瞬ですね。

 

 



うちのハウスメイトに僕より10才年上のおっちゃんがいます。

 

 

最近34才の誕生日を迎えたのですが

 

 

「10年なんてあっというまよ、、、。笑」

(´-ω-`)

 

 

と言われた言葉の重みを感じます。

 


10年後にしっかりと社会貢献ができている人間になりたいと思います。

 

 



さて、今日は最近あった出来事についてシェアしたいなと思います。

 


今自分を含めた4人メンバーでアパートを共有しています。

 


 

本当にしみじみ思います。

 


日本のアパートのクオリティーの良さが懐かしい、、、。(ToT)


 

アメリカのアパートは確かにおっきかったり、ジムもついてたり良いところもたくさんあるのですが

 


とにかく、壁が薄い!!!ドアが薄い!!!声が響きまくり!!!((((;゚Д゚)))))))



 

といった感じで自分の部屋にいてもリビングにいる人たちの声が丸聞こえで、水を出した時の音でさえよく聞こえます。


 

まぁ住めるだけほんとありがたいんですが、騒音問題がよく発生します。

 


僕の部屋も吸音材やら色々工夫をしてるのですが、あまり効果は感じられません。

 



ある日、僕が部屋で電話をしていると、一人のルームメイトが

 



「おい、もっと声静かにしてくれないか??勉強に集中できない!」

( *`ω´)



 

と言われ、普通の声で喋っていたつもりだったのですが、このようなことがよくあります。




 

で、言われた僕はどう思うかというと

 



「他人に迷惑をかけてしまった、、、。」


 

「俺はいけないことをしているんだ、、、。」

 


「もう、部屋で電話をするのはやめないといけない、、、。」

 


 

と他人に迷惑をかけたらどうしようという不安と恐怖で押し潰されそうになっていました。



 

 

 

皆さんはこんな経験はありませんか???

 


これ、アメリカ人からすると


 

「は???何いってんの???」

( ̄▽ ̄;)


 

となるかもしれません。

 

 

日本人の皆さんは『対人恐怖症』という言葉を一度は聞いたことはあるのではないでしょうか???


 

しかし、皆さん、この対人恐怖症。 


 


日本特有の精神病って知っていましたか???



 

ちなみに英語の教科書やネットでも『Taijin Kyofusho』って言われています。

 



心理学の先生も 

 


「タイジーーン・

キョーフ〜ショーーー♪」


 

って英語でかっこよく言います笑

 

 

簡単に対人恐怖症について説明すると、主に2つのタイプの対人恐怖症が存在します。

 

 

 

1つ目は典型的な対人恐怖症で、人前で話したり、人と話したりすることに対して恐怖を感じるタイプ。

このパターンは社会不安障害(social anxiety disorder)によく似ています。

 

 

そして、2つ目のタイプが他人に迷惑をかけたり嫌な思いをさせることが怖いと感じる対人恐怖症です!!!

 

 

この2つ目のタイプが日本特有で西洋の方ではあまり見られません。

 

 

 


ではなぜ、このような対人恐怖症が起こってしまうのか???


 

 

これは文化的要因が大きいそうです。

 

 

アメリカは日本とは違い個人的文化(individualist culture)なため個人を非常に重要視します。

 


親も子供が18で自立できるように1才くらいから自分のベッドで一人で寝かせるようにしながら育てます。

 


アメリカ人を見ていると他人を気にせず自分の好きなようにしているイメージがあります。

 


ただ、アメリカ人は個人の人権をしっかりと尊重しリスペクトするで相手の意見をよく聞こうとしてくれます。

 

 

 


日本や韓国などは全体的主義(Collectivist culture)なため周りとの協調をとても重要視します。

 


そのため、他人によく気を使うことができ、チームで行動することが得意かもしれません。

 

 

我々, 私に, 私たち, 1 つ, 個人, 別, ユニークな, コミュニティ

 

 

そして、何が言いたいかというと、


 

 

日本人特有の「他人に迷惑をかけてはいけません!」という考え方が対人恐怖症に繋がる可能性は大いにあると思います。

 

 


そして、私たちが考えなけらばいけないのは



「本当に他人に迷惑をかけずに生きていけるのか???」

 

 

ということです。

 

 

あるブログでのストーリーが僕の中でとても残っています。

 

 

作家で高史明(コ・サミョン)さんという人がいます。
彼は息子に「迷惑をかけずに生きろ」と言い聞かせて育てていました。
その息子が12歳の誕生日を迎えた時、「お前ももう一人前なんだから、自分のことは自分で責任を取れるようになりなさい」と言いました。

その二日後、その子は飛び降りて自殺をしました。

きっと、その子は責任感のある真面目な子だったんだと思います。
「迷惑をかけずに生きる」ことに「完全な責任を持つ」のであれば、死ぬしか道はないわけです。

そうして高氏は苦しみもがいて、親鸞の歎異抄に傾倒してゆくことになり、その経験が結果的に多くの人を助けるきっかけになったわけですが。

 

引用: http://ayaemo.skr.jp/986

 

 

 

私たちは日々、誰かに迷惑をかけながら生きています。


 

それは変えられないことだと思います。

 



しかし、人に迷惑をかけている分、


 

誰かの役に立つことはできます。

 


誰かを助けることはできます。

 


社会に貢献することはできます。

 

 

 

僕自身、親に迷惑をかけていることがとても申し訳ないと感じていました。

 


まだ、経済的に自立できておらず親に頼って迷惑をかけている自分を責めていました。

 


 

しかし、親だけではなくたくさんの人に迷惑をかけている分、社会に貢献していこうと今は思います。


人, 手, 達成, グループ, ヘルプ, サポート, チーム, チーム作り

 

 

今日はそんな「ひと様に迷惑はかけてはいけません!」に疑問をもつお話でした。

 

 

また次のブログも読んで見てくださいね!