心理学の弱化(Punishment)から学ぶお仕置きの影響とは???

 

 

 

皆さん、こんにちは!!!Akiです。

 

 

 

アメリカの夏休みも残り1週間。ゲッソリ

 

何か一つでもいい思い出作りたいなーとか思いますよね。

 

大学生の夏休みってどんなだろう???

 

 

やっぱり、夏までに彼女作って、海いって、花火みて、一緒にかき氷食べて、、、

 

あと、4、5年はそんな淡い恋はない気がします、、、。

 

最近、無性にインスタで可愛い子をフォローするようになってきました笑笑い泣き

 

とまあ僕の煩悩はこのくらいにして

 

 

 

 

 

今日は僕と一緒に心理学の弱化または罰(Punishment) について見てみましょう!

 

まぁ、そんなに難しいことを書きたいわけではないのですが、最近すごく考えることがあります。

 

それは子供の教育に関してです。

 

 

 

 

 

僕自身やっぱり子供が大好きで、アメリカに来る前は個別塾で3年くらい働いたり、フィリピンの子にボランティアで数学を教えていたりと子供とたくさん関わってきました。

 

たくさんの子供をみてきたり、自分の過去を振り返ったりして最近とても疑問に思うことがあるんです。

 

この2人の子供の違いは何だろう???

 

 

 

勉強やスポーツに対して本当に嫌いやで自分から行動しようとはせず、いつも母親に怒られている子供と

 

勉強やスポーツに対して自分から積極的に取り組み、何事にも好奇心があり、向上心を持っている子供

 

 

 

 

僕は正直、学生時代は勉強もスポーツも嫌いやでしていることが多く、受験も勉強するのが嫌だったから避け、剣道もきついけど辞めることができずに嫌いや高校卒業まで続けました。

 

嫌いやで何事もしていたので、結果がでるはずもなく。

 

勉強もスポーツも得意とは言えませんでした。

 

 

 

 

フィリピンの中学生の子に数学を教えていた時も

 

「なんで、この子はこんなに自分から勉強しようとするんだろう???」

 

「この子のモチベーションってどこから来てるんだろう???」

 

 

最近はアメリカでもボランティアで中学生の子に日本語を教えています。

 

その子も同じで別に強制しているわけでもないのに自分から進んで日本語を勉強してくれます。

 

 

いくら勉強しろ!といっても勉強しようとしない子供を塾でもたくさん見てきました。

 

 

 

 

この子たちにどうして自分からそんなに勉強しようと思うの???

 

と聞いたことがあります。

 

 

共通してたことがあります。それは

 

 

「勉強するための明確な理由や目的があることです。」

 

 

そして、その理由や目的を親から言われたからではなく自分自身で気づいていること。

 

 

 

 

嫌いや勉強している子の多くに勉強する理由を聞いても

 

「特に分からない。とりあえず成績を上げとかないといけないから。」

 

とかなりぼんやりしています。

 

 

 

ただ、この自分の中で勉強する目的に気づくのって人それぞれなのかもしれません。

 

僕自身、自分から本気で勉強したいと初めて思えたのは22才でアメリカの大学を目指そうと決心した時からです

 

ただ、もし子供達や若い人たちが学ぶことの目的を早く自分の中で気づくことができたら、、、

 

と考えています。

 

 

 

 

 

子供達の成長で切っても切り離せないもの

 

それは親の教育だと思います。

 

正直、今心理学を勉強していても子供の頃の親からの教育がいかに大切なものかと学んでいます。

 

 

 

 

その中でも自分が心理学で学んで気になったことが子供のしつけに関してです。

 

子供のしつけがいかに大切なものかは僕以上に子育てを経験されている皆さんの方が圧倒的に詳しいと思います。

 

ただ、その子供のしつけの中でもお仕置きであったり、悪いケースで体罰のようなものもありますよね。

 

 

例えば、子供が言うことを聞かないのでしつけとして暴力を振るうとか。

 

子供が勉強しないからスマホを取り上げるとか。

 

色んな子供のしつけがあると思います。

 

ただ、子供のしつけも誤った方法でしつけをすると子供にとってよくない影響を及ぼすこともあります。

 

 

 

不服従, 母と息子, 少年, 混乱, 罰

 

 

 

 

心理学で弱化(または罰=Punishment)という言葉があります。

 

簡単に説明すると、何かの刺激を与えたりことによってその対象の行動や結果を減少させることを言います。

 

 

 

例えば、子供が騒ぐので子供を叩いておとなしくさせること。

これは子供に刺激を与えたことにより子供の騒ぐという行動を減少させています。

(正の弱化= Positive Punishment)

 

 

他の例で言うと

 

子供が勉強しないので、子供のスマホを取り上げることで子供がスマホをいじる時間を減少させること。

(負の弱化= Negative Punishment)

 

 

とこのような罰は子供の望ましくない行動(騒ぐとか、ゲームばかりするとか)を一時的に減少させることは可能です。

 

しかし、この弱化(罰)と言う行為はあまりよくない結果をもたらす可能性があります。

 

 

 

 

その1

受動的行動(Passive agreeviness)

「嫌だ」「やりたくない」というかわりにわざと遅れてきたり、忘れたふりをしたり、適当に物事をこなしたりします。

無理やり宿題をさせられている子供がやりがちな行動です。

 

 

その2

回避行動(Avoidance behavior)

罰を与えようとする人から自然に避けようとします。

例えば、わざと家に帰ることを遅くしたり、罰を与える人がいない場所を見つけてたりすることです。

 

 

その3

不適切なモデリング(Inappropriate modeling)

罰を与える人の真似をするようになります。

例えばもし親が子供にしつけとして暴力を振るうと子供はそれを真似て友達に同じように暴力を振るう可能性があります。

 

 

その4

一時的な抑制(Temporary suppression)

罰を与える人のそばでだけ行動を抑制して良いふりをします。

パトカーが近くにいる時だけ正しく運転するやつです笑

 

 

その5

学習性無力感( Learned helpness)

罰に対して対抗することを諦めてただ罰を受ける状態となります。

電気ショックを与えられ続けた動物が最初は抵抗しようとするが途中から諦めてただ受け身になる状態です。

 

 

 

いかがでしょうか???

 

罰を与えることは一時的には有効な時があります。

しかし、罰に頼ってしまうとこのような悪影響を及ぼす可能性があります。

 

 

教授に尋ねたところ一番効果がある教育は強化(Reinforcement)。

簡単に言えば、できたことを褒めてあげたり、ご褒美をあげたりすることだそうです。

 

 

子供が自分から進んで学びたいと思えるために自分が何ができるのか???

 

 

もっと考えていきたいと思います。

 

 

 

来週はスタンフォード大学で開催される教育を変えるためのディベートイベントに参加しに行く予定です。

 

またブログで報告させていただければと思います!!!

 

最近、アメリカでしゃぶしゃぶにはまってます笑