【師のブログより】


良い肥料と良い環境を整えて、人を幸せにする為の種を今蒔いておけば、それらが善行となり、後ほど必ず良い形となって、自分に良い果報を受けて幸せになることが出来ます。

逆に、悪い肥料と悪い環境にすると、人を不幸にする為の種を蒔いてしまうので、それらが後ほど悪しき因縁となり、自分に悪い果報が返ってしまい、結果的に自身を苦しめてしまいます。

大根の種を蒔いたら、大根が育ちます。

りんごの種を蒔いたら、りんごが育ちます。

人を幸せにしたら、人から愛をもらえます。

人を裏切ったり、不幸にしたら、不幸にした分だけ人が離れていき、憎まれたり、妬まれたりします。

この世は因縁で成り立っています。

このように、仏さんは因果応報を説かれています。

仏さんは、全ては因縁となり結果的にどうなっていくのかを知っています。

何が正しいことで、何が間違っていたのかを?必ず結果で教えてくれます。何故なら、因縁や因果の法則で成り立つので、結果によって色々なことが見えてくるからです。

完璧な人なんていないものです。

だからこそ、誰かに悪い事をしてしまったなぁと思うのなら、今からでも仏さんから罪障をとってもらう為に祈りに祈って、出来る限りに人を幸せにする為に努め、見返りを求めずに良い行いをしていけば、幸せになる為の因縁が出来てきます。

今日という日を一生懸命に生きて、焦らずにゆっくりと背伸びをせずに、コツコツと人を幸せにする為に努めることで、それらが後ほど自分を幸せにしてくれたりするものなんです。

だからこそ、今が辛くても、苦しくても、大丈夫‼︎大丈夫‼︎と言い聞かせ、良い事を重ねていれば、必ず良い形になっていきます。

良き行いは、結果がすぐについてこない時もあるけれども、必ずいつの日か良い形となって返っていきます。

また、加持祈祷などで、日々、仏さんへお祈りをすることで、仏の不思議な加持力が加わっていき、仏さんから御利益をいただくことで罪障などが消滅して幸せの因縁が作られ、幸せへと導かれていきます。

世は不思議なり。

どんな事にもめげずに真っ直ぐに邁進していれば必ず光が差し込む瞬間が訪れます。


合掌