【師のブログより】


朝起きて、先ず心も清く神棚の前へ、お仏壇の前に座して、心より今日1日の平安を祈り、その1日を朗らかに、愉快に働き、夕べにはまた身心を清めて、静かに祖先の御霊の前、神棚の前に額づいて、今日1日のよきお導きと加護とによる安らけく、正しき生活を送り得しことを至心に感謝し、また今夜の安らけき休息と眠りとを恵まれむことを祈り得る人は、真に恵まれた、幸福な人というべきであります。

追福菩提のお話とその心得 宮宗孝正著 より引用

ある高僧の方が私にこんなことを教えてくれました。

「最終的には、雨や風がしのげる家があり、朝昼晩の食事があり、安らかに眠れる場所があれば幸せなんだよ。ただ、人はまわりの人などと自分を比べたりしてしまうから、まわりが羨ましくなる。自分は自分。人は人。と思えば、衣食住がしっかりできるだけで最高の幸せな人生なことを忘れてはいけないよ。お金や地位や名誉はあの世に持ってはいけないからね〜。そんなことよりも、自分自身がどんな生き方をしてきたのかのほうがよっぽど大切だよ。」

私は今でもこの言葉を大切に胸にとどめています