【師のブログより】
お大師様の金言
迷故三界城(迷うがゆえに三界は城)
悟故十方空(悟るがゆえに十方は空)
本来無東西(本来東西なく)
何処有南北(いずくにか南北やあらん)
現代語訳
悩み苦しむのは煩悩にしばられて三界(欲界・色界・無色界)から解脱できないからである。
しかし、悟りを求めて、もともとある自分自身の仏心に気づくことが出来れば、様々なこだわりが消え、心安らかで自由な世界が見えてくる。
この世には本来、東も西もなく(人間の作ったものはなく)もっと自由であり自分自身を縛るものはなにもない。
南や北というものさえないので、こだわりを捨て自由自在に生きなさい。
⚠︎ここでの自由自在という意味は、誰かに迷惑をかけてまで、自分勝手に生きなさいということでありませんので解釈を間違えられないようにお願いいたします。
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この仏性をみつける為には、やはり、地域で行われている様々な仏事に積極的に参加をしていくことだと思います。
日々精進を心がけ、皆様の迷いや苦悩が少しでもお大師様の尊い教えで救われていきますように。
南無大師遍照金剛