【師のブログより】
生きていると失敗や後悔はしてしまうものです。
あの時に優しい言葉をかけてあげればよかった。
あの時に浴びるほど酒を飲まなければよかった。
あの時に大切にしてあげられなかった。
あの時に理性を保っていればよかった。
あの時に素直になれなかった。などなど
失敗や後悔は誰しもが経験するのではないだろうか。
やらかしてしまった時には、深く反省することに意味があるのかもしれません。
完璧にこなせる人間は覚者や聖者でない限りこの世には、なかなかいないものです。
失敗や後悔の経験があるからこそ、人の気持ちが心から理解出来るものです。
失敗してしまった時には、懺悔をして懺悔をしてゆっくりと一歩ずつ一歩ずつコツコツと歩んでいきましょう。
深い懺悔の後のはじめの一歩は明るい未来へと繋がり、必ず自身を照らしてくれるきっかけとなるのではないだろうか。
だからこそ、目の前にどんな壁が訪れようと日々コツコツとコツコツと出来ることを一歩一歩、恐れずに前へ勇往邁進してまいりましょう。
私みたいなのがおこがましいのですが、反省をした後に後悔の悲しみが自身に襲ってきたならば、大きく笑って悲しみを飛ばしましょう。
そんな前向きな姿勢こそ、大きなチャンスが巡ってくるっと私は素直に信じたいものです。
笑ってなんになる‼︎
笑ったって意味がない‼︎
神や仏がいない。
努力したってかなわない‼︎
そんなことばかり考えていると心が暗くなり誰しも病んでしまうものです。
お大師様は真言は不思議なり‼︎っと説いておられます。
まさにお大師様はこんなことを言いたかったのではないだろうか？
神仏がいる？とかいない⁇とかそんなちっぽけなところで悩むのはもったいないよ‼︎
幸せにしてくれる教えや仏がおられると素直に思い信じたらいいじゃないの⁇
そんな素直な考え方ができた時、自身の無明を除いてくれるだろうし、きっと豊かな心へと変わっていくんじゃないのかな.....
って伝えたかったのかもしれませんね。
前向きに考えたら幸せになれますよ‼︎という言葉を私は素直に信じ続けたいものです。
素直に信じ続ける力こそ、まさに誠の祈りなのかもしれません。