「政治家の殺し方」の読み方 Ⅱ-3

投稿者:
極楽蜻蛉
投稿日:2012年 2月 4日(土)21時34分1秒


私がこの文章を投稿しているのは、「サンディエゴドタキャン」と呼ばれるものが何であったのか改めて問うためだ。

「中田宏」がドタキャンをした後どんなことをしたのかはあまり興味がない。ただ資料からわかったことを書いている。

鶴の一声様が要約してくださった、委員会の会議録や、近代史様が書かれた「YOMIURI ONLINE」の記事ももう少し細かく書く予定だ。

まだドタキャン後の中田宏の行動を書ききっていないので、そちらを先にする。

25日「中田宏」の行動記録
10月25日(木)
【午前】
・ラジオ番組生出演(都内)
・鈴木都市経営局長
・都市経営局長谷川国際政策室長
・阿部副市長、佐々木副市長及び野田副市長
【午後】
・上原危機管理監
・都市経営局
・ゆずコンサート鑑賞(横浜アリーナ)

公用車業務日報
市庁舎(11:00)~公舎~千代田区~(17:50)市庁舎(19:30)~港北区~公舎~(20:20)市庁舎

ラジオ番組生出演(都内) とあるのは 「上柳昌彦のお早うGoodDay!(うえやなぎまさひこのおはようグッデイ!)」という番組で「中田宏」は木曜日のレギュラーコメンテーターを務めていた。キャッチコピーは“360万都市・横浜市の社長”→“365万都市・横浜市の経営者”だ。

10月26日
10月26日(金)
【午後】
・ 都市経営局
・ 都市経営局長谷川国際政策室長
・ 上原危機管理監
・ 野田副市長
・ 上田文雄札幌市長

公用車業務記録
市庁舎(13:00)~公舎~(14:00)市庁舎(17:30)~公舎~(18:40)市庁舎

ここで面白い矛盾が生じる。

中田宏自ら
「ちょうど横浜出身の人気デュオ“ゆず”の10周年記念コンサートに2カ月以上前から誘われ、出張があるので断っていたのだが、サンディエゴ行きがなくなったため、急遽(きゅうきょ)、お祝いに駆けつけることにした。同様に、横浜出身のEXILEのHIROさんと電話で話して「合流しよう」ということにもなり、飲みに行った。それをおもしろおかしく記事に書き立てられたのだ。」
と書いている。合流しよう、というのだから同日であると推定できる。

中田宏は一度市長公舎に帰ってから出直したのだろうか。

27日、28日は「外出」とだけ記録されている。

中田宏の政治団体である「中田ひろし事務所」の19年支出報告に
19年10月28日 宿泊代 ルネッサンス・サッポロ・ホテル 豊平区
として71,888円が記載されている。

1人1泊の料金としては高すぎる、と思う。

少なくとも28日には札幌に居たことになる。

29日からの出張をどのように決定したのだろうか。