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おべんとうさま、貴重な情報をありがとうございました。
被災地のがれき処理の受け入れはよくないです。被災地によってはそもそも放射能汚染レベルの低い廃棄物であれば現地で処理をすればいいし、瓦礫の中に高濃度の汚染物が混じることは容易に想像できます。一番良いのは他の自治体(四万十町など)のように、瓦礫の受け入れを拒否することが一番です。http://www.47news.jp/localnews/kochi/2011/09/post_20110906102412.html
市報の特報の裏面に書かれていたように、現在でもごみ処理場で周囲の線量の3~4倍高い値が計測されおり、被災地の瓦礫の受け入れでさらに高くなることが予想されます。3月に横浜市に降ってきたセシウム等は仕方ありませんが、これから被災地の瓦礫を受け入れるのは自ら火中の栗を拾うようなものです。
太田市議様、
恐れ入りますが以下の3点について市の担当者に御確認していただけないでしょうか。
(1)ごみ焼却場の作業員の安全確保は万全か。
チェルノブイリ事故でもっとも被害が大きかったのはリクビダートルと呼ばれる原発や除染、清掃に従事された方でした。防塵マスク着用をはじめとする内部被曝・外部被ばくの防止や、服や靴についたセシウムなどを外やご家庭に持ち込まないように十分に気を付ける必要があります。
リクビダートルについて(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%93%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB
(2)ごみ工場での焼却の、放射能が外に漏れないように、たとえばフィルター設置などの対応は十分か?
煙突から放射能が漏れるようなことがあれば大気に飛散し、横浜市民を被曝させてしまうことになります。また、フィルターの取り換えで職員の方が被曝しないようにしなければなりません。
(3)がれきを陸上輸送される時に焼却場までの道路で、荷台に積んだ瓦礫から、放射能がついた土や粉じんを巻き散らさないような対策が取られているか?(たとえば土がもれないように厳重にビニルシートで梱包する、幹線道路を歩行する子供たちのマスク着用など。)
どうも横浜の行政の方は、放射能の危険性を軽視されているような気がしてなりません。病院では放射能取扱いについて何度も講習を受け、放射線管理区域に入るときには厳しい管理を受けます。ごみ焼却場の作業員の方はこれまでそのような扱いには慣れていないのではと想像していますが、そうであれば細心の注意をしなければリクビダートルの悲劇を繰り返すばかりか、東京に比べても放射線量が少ない横浜市民をさらに被曝させてしまう結果になりかねません。
何卒よろしくお願い申し上げます。 |