太田正孝さんは偽善者でしょうか? ・・

太田正孝「動物愛護」ブログから抜粋


質問

投稿者:Andy 投稿日:2010年11月16日(火)00時01分13秒
返信・引用

太田先生はベジタリアンではないとのことですが、自らの欲求を満たすために生き物を殺して肉を食う行為と、先生のおっしゃる”動物愛護”とやらの整合性はどのように捉えていらっしゃるのでしょうか?

お答え

投稿者:太田正孝


● (無題) 投稿者:Andyさま

難しいご質問で、心が痛いです。

生きる為に食べているというのは「うそ」かも知れません。
あなたは「ベジタリアン」でも生きられるのだから、ベジタリアンになれというのですか?

でも、多くの野菜や果物は、魚肥や骨粉といったものを栄養として与えられていますから、
結局はたくさんの「動物」に、命を支えられているというのが人間でしょう!

ベジタリアンも間接的に動物の命に支えられております。

大量のカタクチイワシが植物の飼料になって、その植物(食物)に支えられて、
多くの人間がここに生存している事実はご存知でしょう。

貴方が仏教徒のように「お豆腐」をお好みでも、
大豆を大量に作る農家は、大量の魚肥を必要としております。

忘れないでください!
豆乳はカタクチイワシの涙の結晶でもあるのです。

宗教によっては「蚊」も殺さないと聞きます。
歩くときに、蟻を踏まないように気をつけて歩くとも聞きます
でも、伝染病を媒介する蚊は殺さねばなりません。
蟻を踏み殺しても、南無阿弥陀仏といえばゆるされますか?
全て、人間の「方便」です。

有精卵は食べてはいけないが無精卵ならいいという宗教家もおります。
卵を産む鶏は虫や動物を粉にした餌を食べて卵を産んでおりますから、有精も無精もありません
卵を食べることも「罪深い」ことになります。

貴方は、卵がお嫌いですか?

太田正孝は、まだ人間をやめたくありませんから、罪を背負って生きてまいります。

 責めないでください!
     これは、人の宿命です。
       人間は「罪深い」者です。

でも、
   それゆえに、
     人間ゆえに、
       理由なき、大義名分なき、ねこの殺処分に反対しているのです。

いけませんか?
こんな太田の考えは「間違って」いますか?