今帰仁城、中城とはまったく異なる観光の城になった首里城だが、2019年の失火で正殿が焼けてしまった。幸いにもその前に訪れているので、今回は、正殿前でUターンして公園内のレストランへ。
 


メニューの中から、『琉球王家御用達』の『王朝みそおぼろ豆腐セット(かちゅー湯)』を注文。英語名は『Yushi Dofu(Huffy Tofu from Okinawa)』。よくわからない。○○湯というのは液体のことだろうか。Huffyはプリプリしたことを意味するらしいが、メニューの画像では普通の豆腐よりプリプリしていないように見える。
 


料理が運ばれてくる前にメニューの別添の食べ方を読む。まず削りカツオと味噌の入った容器にお湯を注ぎ、最初に豆腐を少し頂き、そこにネギなどの薬味を投入。最後に炊き立てご飯を投入するということらしい。
 

 

なんとなく味噌汁かけご飯のようだが、味噌汁をかけるのではなく、みそ汁に投入するということだろう。実際には、かなりあっさりしていて、琉球国王一家が満足したのかはわからない。もしかしたら、ヤギの肉とかヤシガニとかご馳走を食べていて、薩摩藩とか明や清といった大陸の使者が来訪した時には、質素な食べ物で装っていたのかもしれない。

沖縄の土地の多くは、サンゴ礁起源だが、中には焼物用の粘土も僅かにあるようだ。

 

 

やちむんの里は、多く粘土が露出されていて、この地の土で焼いているようだ。店頭で販売している湯飲みだが、焼酎湯割り用に一つ購入。外観は大きいが、肉厚が厚いので、容積はそう大きくないだろう。

 

 

そして豪快な登り窯が見られた。火が入っていないようなので、近づく。

 

 

シーサーを対で買いたかったが、軍資金が不足気味なのでやめる。

 

沖縄の西側の海岸には見どころの多い場所ある。那覇の方から行くと、残波岬、真栄田岬、そして万座毛。

 

 

北の方から降りてきたので、万座毛へ。「まんざもう」。万は大勢、座は座る、毛は広場を意味する。つまり、あの象の鼻のような岩ではなく、その傍にある岩場に草が生えた平面のことを表すことばだそうだ。

 

 

そして、沖縄旅行中、外国人観光客が沢山いた場所だが、首里城と万座毛となる。その中でも万座毛は中国系の観光客が集まっている。漢字だからだろうか。

 

中国系と言っても台湾からだろう。身なりでわかる。

横浜市の図書館の電子書籍リストをみていて、三浦しをん著『ののはな通信』を借りた。何冊か読んだ著者で、登場人物を力強く書くことが特徴。タイトルからエッセイと勘違いしたというのが本当のところ。よく、自分の住居をタイトルにして○○通信とかエッセイにあるよね。

 

しかし、読み始めてすぐ気付いたのは、女子高2年生の女子同士の文通形式だということ。昭和59年(1984年)の5月頃から始まる。ののは、野々原茜。はなは、牧田はな。急接近した二人は、いわゆるGLの関係になるのだが、高校内には不穏な人物がいた。与田という男性教師で、生徒との関係を続けていた性犯罪者。そして、色々あって一時は深くつながっていた二人は離れていくのだが、これが第一章。

 

第二章は5年後。二人の運命が別々の方向に進む直前の手紙の交換があり、対面もある。

 

そして、一気に21年が進み、第三章は、メールの時代になるが、ののは文筆業になり、小文を書いて生活をしている一方で、はなは、外交官夫人となって、政情不安なアフリカの小国に行ってしまう。そして、内乱がはじまり外交官をはじめとして日本人全員が帰国することになるが、その時、ののは、自分の意思で現地の難民キャンプで働くことを選び、その後の音信は途絶える。

 

第四章は、その後、ののからはなへの通信だが、メールではない。相手の生死も所在もわからないからだ。ののが、手紙を書き、送ることもなく溜まっていくわけだ。

 

この小説は文庫本で528ページもあるので、わかっていれば読まなかったかもしれないが、1/3ぐらい読むと、読むことをやめるわけにはいかないなと思わせるものがある。心理が濃密なのだ。なにしろ登場人物が少ない。主要登場人物は二人の他には男子二人と女子一人。それらをつなぐ人物は登場するが、だいたいは1シーンで退場。

 

単行本が上梓したのが2018年。小説の第四章の時制は2011年。それから20年経った2031年頃までに第五章を書いてもらえないだろうか。二人のその後が知りたい。

沖縄本島中部をウロウロして那覇に戻る途中で寄ったのが、「道の駅かでな」。

 

 

米軍嘉手納基地(空軍)の飛行場を一望できる場所にある。展望台に上がると、大型の飛行機が小さく見える。4000m滑走路が二本。基地内には2万人が住み、小学校、中学校、高校が計7校ある。

 

 

そもそも米国はペリー提督が日本に来た前に沖縄を脅迫したりして、東アジアの戦略拠点と見ていたと思われる。(グアム島もそうなのだが)

 

 

完全に米国の都市のようになっているそうだ。たぶん税率も違うのかな。

 

 

「道の駅」は完全に基地の外なので、恩恵はない。沖縄なのでブルーシールアイスをいただく。(いただくというのは単に「食べる」という意味)

林家彦いち師匠による自作の演目。

 

『青畳の女』というので、古いことわざの「畳と女房は新しい方が・・・」というネタかな、と思ったが、まったく違った。五輪金メダル候補の女子柔道選手の恋心がテーマ。

 

国内で無敗の彼女が日本選手権に出場する直前に、知人から「柔道教室で一緒だった男性が観戦に来る」といった情報が入る。

 

それを聞いた彼女の心は、急にざわつき始める。試合に集中できないばかりか、男性にとって強い女は好まれるのだろうかという、一般的な疑問まで考えてしまう。ということで試合にならず、ずるずると負けてしまった。

 

その後、彼が面会に来て、心の弱さを指摘されるわけだ。

 

そして、落語であるからここから展開が変わり、時間は急に十年ほど進み、この二人が夫婦の会話をしている場面に代わるわけだ。

 

見せ場は、師匠が突然立ち上がり座布団を相手に巴投げを披露するところだろうか。何しろ巴投げはショーアップ的には派手な技だが、失敗すると破綻する。失敗を隠すために寝技に続けたりすると、話が変わってしまう。

 

試合に負けた時と夫婦の会話の間の期間に柔道の成績がどうだったか、要約して入れ込んでくれると安心できるのだが。(勝手に聞き逃したのかもしれないが)

藤井六冠が2冠失冠の危機を5連勝でしのぎ、さらに名人戦3連勝。つまり8連勝しているのだが、過去最長記録は、といってもよくわからない。

 

番勝負連勝記録は藤井六冠で20連勝、第二位は大山康晴15世名人で19だそうだ。複数のタイトルを含めた連勝記録は調査が難しいだろうが、可能性があるのは大山、羽生、藤井の3人だけなので、彼らの鬼のように強かった時期(たとえば羽生氏の令和6~8年)の勝敗を並べるとかすればわかるのではないかな。

 

 

さて、今週の出題は7手詰。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご意見、ご感想はコメント欄にお願いします。

那覇で泊まったホテルの近くにあった『ちゅらさん亭』に行った。個人的な偏見があるかもしれないが、沖縄料理には大きくいえば三つのルーツがあるように思う(料理だけではないが)。琉球王国の時の王朝料理が一。その頃の貧しい庶民の食べ物が二。そして戦後のアメリカ占領時代のアメリカ風料理が三。

 

 

それで、夜は琉球王国由来の料理を食べにホテルを出たわけだ。

 

 

まず、お通しは、生のもずく。本州で食べるよりも、太い。

 

 

次は、海ぶどうのサラダ。

 

 

次は、珍味のもずくの天ぷら。カニばさみが付いている。本来はヤシガニ12000円を注文すべきか。

 

 

刺身は、ちょっと身が固い。鯛の仲間なのだろうか。たぶん違うだろう。

 

 

そして、お目当てのグルクンの唐揚げ。

 

沖縄の地魚と言えばグルクン、メニューでは唐揚げの後、姿をとどめているが、実際の調理の後は、火を入れられ元の姿をとどめていない。おそらく骨が固いので少し長めに揚げるのだろう。

中城城跡と城の文字が重なるが、城の名前が中城(なかぐすく)で、城跡(じょうせき)が付けられている。

 

 

沖縄で最高なのは何城かといえば、一が首里城で、二、三を争うのが今帰仁城と中城と言われていたが、首里城が焼失(再建中)した後、今帰仁城が上か中城が上か、評価は分かれる。今帰仁城は広大で、整備され、公園のような形になっていて、中城はやや小ぶりだが、整備は軽めで、石積みに迫力があり、荒城の月が似合うような残され方をしている。

 

 

比較というのは同類のものをくらべる場合に使うコトバで、異質なものをくらべるのは難しい。

 

 

いずれの城も落城するときには悲惨な物語が行われ、そして、琉球が統一されていったわけだ。中城には王に裏切られて討ち死にした護佐丸という英雄がいた。大戦中の大田中将ににている。

 

 

日本の江戸時代に当たる時期、琉球国は薩摩藩(裏に幕府)が統治してたのだが、一方で、中国からの使者がやってくるときは、中国の属国の風を装うため、薩摩藩士たちは那覇から離れた中城の城の中に隠れていたそうだ。夫の外出中に不倫妻と関係中に旦那が急に帰ってきて、クロゼットに隠れた間男のような状況だ。

タローマン、万博で連想されるのは岡本太郎だろう。太陽の塔だ。タローマンは岡本太郎の思想をタローマンという人間型超人マシーン(ウルトラマンが太陽仮面を被った状態をイメージ)に表現するために、2022年に1本5分のコント状に仕上げた10回シリーズ「岡本太郎式特撮活劇『TAROMAN』NHK放送」を藤井亮監督がストーリーのある長編映画に仕立てている。映画は2025年に公開され、NHKBSで今年3月に放送された。放送予定も突然で深夜だったので急遽録画していた。

 

ストーリーは奇抜だ。1970年大阪万博の年だ。そこに突然2025年から来た男が現れる。ちょうど大阪万博を開くことになっているのだが、2025年の人間たちは、1970年の万博が大成功だったことが重荷になっていて、歴史を変えて1970年の万博を失敗だったことにしようとするわけだ。

 

そこにタローマンがあらわれて1970年の地球を守るわけだ。そして、1970年代の人間たちとタローマンは2025年にタイムマシンで移動して、そこで起きているつまらないモラル人間と、人間の尊厳をかけて戦うわけだ。

 

実際、戦ってほしい相手はモラル人間ではなく、何人かいる独裁者なのだがそれらの国は1970年でも独裁者がいたことを思い出す。

 

岡本太郎的ではあるが、本人がみることができたら「ちょっと違うな」と言うような気がする。