塾の先生という立場から
いろいろ書いていきます
テスト結果と昨日の授業
昨日は中学校3年生の授業でした
テスト結果も続々と出てきており
昨日のクラスは僕が担当する英語の成績もグッと上がっており(嬉)
雰囲気も期末テストに向けてかなり良かったです
さらに昨日は英文を覚えるための宿題のプリントを配布したのですが
配布後の生徒の顔は「にやっ」
この「にやっ」には深い意味があり
「また覚えなきゃいかんのか~」
「イヤだな~」
と
「これを覚えれば点数とれるぞ」、というしっかりした確信
これらが混ざった「にやっ」なのです
つまり肯定的な意思表示ですね
そして僕も「にやっ」
ここには深い意味は無く、「どうせ覚えなきゃならないことはわかってるよな」
の「にやっ」です
最後にはきちんと点数を取らして「にやっ」を「にこ」に変えなきゃいかんですね
頑張ります
ちなみに五教科の教師が争う
生徒の平均順位誰が良かったか、大会の結果
英語の結果は
五教科中 5位・・・・2クラス
4位・・・・1クラス
3位・・・・4クラス
2位・・・・1クラス
そして1位は・・・・・・
「 3クラス 」 でした
「クラス」、といっても少ないところはかなり少ないので
合計の生徒人数はたいしたことはないですが・・・・・
次は5位を少なくしたいですね・・・
でも、今回はかなり良い結果でした
個人的には嬉しい感じです
髪について
この間の金曜日に髪を切りにいきました
僕がまだ若さ溢れる頃は
髪を切るだけで
生徒から「変だよ~」とか「芸能人の誰々を意識してるの?」など
それはそれは様々なコメントがありました
褒められることは基本的にはありませんが
悪い意味でも、反響はありました
それ以外にもネクタイのブランドをチェックする子や
ベルトのブランドをチェックする子までいたものです
しかし、最近はそんなことも少なくなり・・・
髪を切ったことにも気づかない生徒もいます・・・
今回は若干毛を染め、ゆるいパーマもしたので自分的にはかなり変わったと思うのですが・・・
僕自身、教師としてミーハーな人気は極力排除し
人間的魅力で引っ張っていくのが王道だ、と考えています
しかし
うーーーーん
気づかれないというのも・・・
散髪をして少し寂しい気になりました
どうやら若い頃に考えていた自分の望む道が現実のものとなってきたようです
ミーハー人気が全く無い状態で生徒に受け入れられる教師になること・・・・
危機感を持って人間的魅力を磨くべく日々精進していきます
心霊体験
先週の授業でのこと
授業を終え、生徒が帰宅の途へつく中
小学生の女の子がキョロキョロ教室を見回していたので
僕 「どうした?霊でもいるのか?」と冗談で聞くと
女の子 「うううん、ここにはいない」
僕 「え?」
女の子 「学校にはいたよ」
「四年生のときにおじさんがいた」
僕 「え・・・。佐藤(仮名)は霊が見えるの?」
女の子 黙ってうなずく
僕 「そうか~。(努めて明るく)学校以外で見たことある?」
女の子 「前には森でみた」
僕 「へ~。まあ、人間死んだらみんな霊になっちゃうからね」
女の子 黙って微笑む
女の子 「さよなら~」
僕 「おう。気をつけてな。さよなら。」
こんな会話がありました
ちなみに僕自身、霊の存在は信じています
心霊の話とかも好きです
「オーラの泉」という霊の話がでる番組も毎週欠かさず見ています
そこに出演しておられる江原啓之さんの本も購読しています
が、しかし・・・
教え子のこの発言にはちょっと驚きでした
また、決して人の気を引くためにうそを言うような子ではないですし
この話をしている時も真剣な?、まあ普通の顔でした
なんか不思議な気持ちになった
身近にあった霊の話でした
面談をしなければ 追加
昨日は仕事から帰りぼーっとした状態で
ブログを書いていたので
なぜ面談をしなければいけないか、が全く書かれていない
意味不明な内容でした
すいません・・・(汗)
実は、愛知県では中学3年生の生徒は
この時期に「私立高校」を
単願受験にするか
公立高校との併願受験にするか
選択を迫られる時期がすぐそこまで来ている大切な時期なんですね
基本的には「併願受験」で
公立高校を目指すのが普通?なのですが
受験に対し自信を無くし、気弱な選択(私立単願)をすることもあります
もちろん自分で納得できて、高校三年間有意義に過ごしてくれればいいんですが
そうした選択を高校入学後に後悔してしまう場合もあります
そこで面談をし、生徒のやる気を引き出し
悔いのない受験をさせる
自分に正直になって受験を考えさせる
この為の面談なのです
ただ時間はかなり無い中での面談なので
なかなか厳しいんですね
面談自体も難しいですし・・・
とにかく自分に出来ることを全力で頑張ります
面談をしなければ
面談をしていかなければなりません
忙しいのですが・・・・
面談とは「二者面談」と「三者面談」があるのですが
うちは基本「三者面談」です
そのほうが僕らが伝えたいことをしっかりわかってもらえるからです
面談の効果はいろいろとあるんですが
一番の狙いは
やる気を引き出す
これに尽きます
怒っても
褒めても
諭しても
何はともあれ
生徒がやる気になればいいんです
ただ
これがホントに難しいです
いい面談をしたときは気分もいいですし
その逆はかなり気分が落ち込みます
経験を積んでもなかなか難しいんですよね
明日も休日返上でテスト対策授業頑張ってきます
明日早いので今日はこれで失礼します。。。。
冬期講座近づく
だいぶ冬の気配がしてきました
僕らにとっては「冬期講座」の季節です
体力的には期間も短めですし
夏と違い、夏バテのようなことも無いので楽だと思います
ただ精神的には受験を控えた三年生のこともあり
かなりしっかりしたものを準備しなければならないので大変ですね
あと「冬期講座」について言うと
特に三年生の場合、受験に向けた雰囲気作りが大切です
ここでしっかりした受験に向けた雰囲気を作ることで
一気に受験に向けた準備が整います
やはり、受験生といってもなかなか前向きには頑張れないのが実情です
そこには、勉強しなければならないけど
できない苦しみがあります
大人でも正しいとはわかっている道であっても
躊躇し進めないことがありますよね
子どもであればなおさらなのではないでしょうか
そこを全体の雰囲気を高めることによって
一気に乗りきれるようにしていくこと
めんどくさかったり、逃げ出したいことから
踏みとどまって立ち向かうことができれば
子どもは自分に対して自信が持てるようになれると思います
ここが受験勉強をやる一番の意味じゃないかな、とも考えています
公立高校と私立高校
今日は公立高校と私立高校についてです
愛知県の中でも僕が勤めている塾は田舎にあるので
公立高校志向が強いです
進学実績も公立高校がいいです
逆に都会は、私立志向が強くなっていきますよね
どちらがいいかなど、地域によって全く違うので
一概には言えません
ですから、それぞれの高校の先生の印象について書きます
個人的な意見からすると、僕の地域の話に限ってでは
危機感を抱きながら日々学校運営に携わっている分
私立高校の先生の方が生徒の為に働く意識が強いと思います
厳しすぎても
迎合しすぎても
生徒は集まりません
これは学習塾も同じなのでよくわかります
バランスを保つ
この感覚が私立高校の先生のほうが公立高校の先生より
あるかな、と思います
公立では、勉強ができないのは生徒に甘さがあるから
成績が悪いのはその生徒自身の問題だ
で済んでしまいそうなことでも
私立高校では、そんな訳にはいきません
どんな生徒でも伸ばしていかなければ
学校自体が無くなるかもしれません
公立高校に集まる生徒より出来の悪い、勉強の苦手な子を伸ばして
結果を出さなければならない
その為に、プライドや変なこだわりを捨てて
プロに徹しなければならないと思います
これは、簡単そうで本当に難しいです
特に教師は変なプライドを持ちやすい仕事です
子どもの前で威張り散らすこともできます
しかし、それでは子どももついてきません
時に、生徒の為に熱く語り、
時に、生徒の成績を見て悔しさを前面に押し出し、
時に、自分の欠点までもさらし、
自分という人間を見てもらう
人を引っ張っていくためには、そういった人間くささが
必要不可欠だと思います
また、こういったことが出来る教師の子どもに対する影響力は
非常に大きいです
若い先生のほうがベテランの先生よりも
好かれやすいのは、こういった面も関係していると思います
それが私立高校の先生にはあるな、と感じます
これが、少子化の世の中でより認められていく可能性は
高いと感じています
入塾も続々!!
ここ数日忙しい日々が続いています
この間の日曜日もお休みではありませんでした
週に一度の貴重なお休みなのですが仕方ありません
生徒がいてくれるからこそ僕らも仕事になるので
生徒にとって必要なことは、当然僕らにも必要なことですよね
大変ですが、頑張ります!!!
さて、最近入塾希望が増えています(嬉)
テストが終って、いよいよ順位が出揃った時期だからですね
この時期の入塾は、僕ら側からアクションを起こしたものではありません
(僕ら側からのアクション・・・・例えば、新聞に折り込みチラシを入れるなど)
この時期は決まって、うちに通っている生徒の影響力によるものです
うちの塾では入塾時に入塾面接をしていますが
今日、入塾面接をした子も塾生からの紹介での入塾希望でした
こういった入塾は励みになりますね
また、誘った生徒も誘われた側の生徒も
良い刺激を受けながら、すぐ次の期末テストに向かえるので
これもまたプラスです
また、期末テストで最高の結果を生徒が出せるように
準備をしていきます
さあ、順位が続々と・・・
いよいよ順位が続々と出てきました
今回成績UPした子の中には、なんと総合順位が150番ぐらい!!!上げた子がいます
この子は、前回のテストでも一気に順位を上げていました
本当に嬉しい悲鳴があがりっぱなし!!!!
この子が顔を真っ赤にして、成績表を見せてくれたのがとても印象的でした
中学三年生の初めから入塾した子で
お母さんを交えた入塾の面接時に
本人の入塾の動機は、「今まで本気で勉強したことが無くて
友達に誘われたことをきっかけに頑張ってみたい」というものでした
お母さんが「あなたがやるっていうから応援はするけど、
(塾に)入るからってそれだけで成績が上がるなん甘い考えはやめてよ」
っておっしゃっていました
僕も、この子の今までの成績から、本気になってガムシャラに
取り組まないと厳しいものがあるとは感じていました
なのでお母さんの言われることもよくわかりました
そこから、早半年・・・
本気で取り組んでいる結果がどんどん出ています
学校の先生もあまりに急激な成績の伸びに驚きを隠せないようです
塾の教師をやっていて、いろいろ嬉しい瞬間がありますが
教え子が刺激を受けて変わる、これは1、2を争うほど嬉しいことです
もちろん、この子の急激な成績向上は僕らの力だけではありません
この子の成績アップには
良きライバル(友達)の力があって
理解してくれる、応援してくれる大人の力があります
そして、当然ですが本人の力があります
それらがしっかり本人に正しい形で伝わって
結果が出たんだと思います
人生の中で、今までの自分をガラッと変える(当然良い方向に)って簡単じゃないですよね
そんな貴重な一瞬の時間を共有できるってことは
自分のことじゃなくても、嬉しい幸せな気分になれます
この仕事は、大変ですし、意外に単調な仕事になりがちです
ただ、こういった喜びを得られる仕事はなかなかないんじゃないか、と改めて思います
もちろんこの子が、これに油断して
ガクッときてしまうこともありますし
次もうまくいく訳ではありません
しかし、受験生という大きなプレッシャーの中で戦い、素晴らしい結果を残しているのは事実です
まずは、今度また改めて頑張りを褒めてあげたいな、と思いました
退塾騒ぎ
昨日の授業があった校舎で退塾騒ぎがありました
「退塾」とは、そのままなんですが「生徒が塾を辞めること」です
これは、僕らにとって一番良くないことです
幸いにも昨日の件は、完全な誤解でそんな事実は
まったくありませんでした
中三の生徒でやる気もある子だっただけに
なんでそんな話がでたのかまったくわかりません
とにかく
噂ですんでよかったです
この「退塾」は大手進学予備校在籍中も
かなり頭を悩ませました
そこでは、担任をやっていたこともあり
自分の担当校舎で退塾がでた日には・・・・・
う~~~~~~~~ん
今、思い出しただけでも
胃が痛くなります
もちろんこの気持ちは、今の塾にいても同じです
自分の教え子が減っていく
つまり、自分という教師にダメだしされているのと
同じことですから・・。
中には仕方のない「退塾」もありますが
99%は防げる退塾です
そう思いながら
自分の授業や生徒に対する
接し方を反省して
今日も授業をしてきます
