おはようございます。みえリハの月曜日担当野口です。
みなさん、夏バテは大丈夫ですか?
野口はバテそうです。
さて、今日は、僕がボツリヌス治療を病院で進めていく際にぶつかった壁について書きたいと思います。
ボツリヌス治療を進めていく上で必ず必要になるのが「多職種連携」です。
実際に治療する医師。
薬剤の準備を行う薬剤師。
全般的に関わる看護師。
治療後に関わるリハビリスタッフ。
サービス調整等を行うケアマネージャー。
他にも多くのスタッフが関わります。
このように多くのスタッフが関わるボツリヌス治療を始めていく上で、何度も壁にぶつかりました。
そう!連携という多職種とのコミュニケーションの壁に!!
ボツリヌス治療を当院で行うための準備していく中で「どういう手順でしていくのか?」、「リスク管理はどうなっているのか?」など、多くの課題が次々と表面化してきました。
この時の私が行っていたコミュニケーション形式は、
「報・連・相」です。
小学生の頃から耳にしてきた言葉じゃないかなと思います。
しかし、仕事においてはこの「報・連・相」ではうまくいかない場合もあるわけです。
例えば、ボツリヌス治療を開始する準備をすることを例に挙げると、
報告:ボツリヌス治療を4月から開始します。
連絡:治療を実施する医師は○○医師です。よろしくお願いします。
相談:うまくいかないんですけどどうしたらいいですか?
・
・
・
これでは全く連携がとれませんでした。
このことがきっかけで学んだこと、
それは、
「相・連・報」です!!
相談:当院でもボツリヌス治療を開始したいんですけどどうですか?
連絡:現在、ここまで準備が整いました。
報告:4月からボツリヌス治療が開始できそうです。
今回の場合、この順番が非常に重要であると学びました。
これは、ボツリヌス治療に限ったことではなく、日々の仕事の中でも通じることだと思います。
新しい取り組みを始めたい、多職種とうまくコミュニケーションを図りたいという方は一度試してみてください。
最後に、もう一度、声に出してみてください。
「相・連・報」
声に出して読んだ方も、声に出さずに読んでくれた方も最後までお読み頂きありがとうございました。
また来週お会いしましょう。
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