Transcutaneous electrical nerve stimulation (TENS)

ディーの治療で使ったのがTENSという電気での治療。Posterior tibial nerve (後脛骨神経)は膀胱につながっており、足のふくらはぎのところからアクセスできます。それをを刺激して膀胱のけいれんを抑制するというのが目的です。ピリピリっとするぐらいで痛みもなく30分ぐらいの治療です。

 

ディーは私のところに来る前にもいろんな治療を試してきました。抗コリン薬を服用したり、膀胱の筋肉を弛緩する薬を試したり、コスメでよく使われるボトックスの注射を膀胱に打ったり。 催眠療法、ヨガ、ストレッチ、ピラテスなど薬を使わない治療もいろいろ試しました。

 

結論から言うと、何も効果がなかったです笑い泣き

 

でも一つだけ効いたものがあったお願い もうなすすべがなくてこれやってみようとダメもとで取り掛かりました。

 

リンパドレナージュのマッサージラブラブ

 

TENSの電気を流しながら顔から足の先までのリンパドレナージュのマッサージを行いました。その間ずーっとディーの生い立ちの話とか聞いてました。それを二か月間、週一程度続けました。

 

そのある日の治療の日を境にディーの頻尿が突然治まりました爆  笑

 

買い物も行けるし、レストランで食事も行ける。ウォーキングも畑仕事も長時間こなせると!!

 

私自身もびっくりしました。いろいろ可能な治療法をすべて試して効果がなかったのにいきなり治るの?びっくりと。

 

セラピストやってきて学んだことは山ほどあるのですが、このパターンはとても多い。

 

医学的な治療だけでは治らない症状もある。=薬とか注射とか。

運動学とか代替医療だけでは治らない症状もある。=ヨガとか催眠療法とか。

心理学や精神科に集中した治療だけでは治らない症状もある。=カウンセリングとか。

 

でもこれらを適度に組み合わせることで治らなかった症状がいきなり改善することがあるのです目がハート  ディーの場合はリンパドレナージュのマッサージ(代替医療)、TENS(医療)、話を聞く(心理学)を三つ合わせた治療が効きました。

 

なんか料理みたいっていつも思う笑 食材や調味料を組み合わせて”これっ”ていう味が出せるときってないですか?

 

そんなかんじな。時にはぐつぐつ煮たり、寝かしたり、下ごしらえが大変だったりするけど、なんかそれもセラピーの手順に似てるなーと思ったり。

 

ディーのケースは成功だったけど、失敗を繰り返したこともあるし、本当に人それぞれです。

 

”It depends” (事によりけり)。。。。。って作業療法士のなかでよく使われる言葉。 世界中のみんなに同じように効くセラピーなんてないと。人それぞれで、一人一人に会った治療法を築き上げていくのがセラピストの仕事だと。

 

ディーは教えてくれました飛び出すハート