8年後のある日

8年後、ちょうど私が急性期の病棟でのシフトをしていた時、フランシスコの名前が目につきました。あれっと思いリハビリの日々から何年も経ってフランシスコどうしているんだろうと思っていた矢先に彼の名前を目にし、とても不安になりました。介入の合間に病室を訪ねると顔に青あざのフランシスコがベットに寝ていました。相変わらずひげはそろって髪の毛もきれいにわかれていました。声をかけると私のことをしっかりと覚えておられ、あれからも毎日エクササイズ欠かさず、尿漏れもないと言っていました。今回は大型のピックアップトラックに乗ろうとして運転席から落ちてあばらを5本折ったとのことでした。フランシスコは8年前相変わらず元気にしていて不意の事故ということで、あばらはほとんど自然治癒、経過を見るという治療方法が一般的で時間が経てばまた元気なフランシスコに戻れるだろうと安心しました。15分くらいお話しをして痛いけど毎日ベッドから出て運動しようねと、励まして、また来るねーといって帰りました。

 

病院生活でベッドに寝たきりになると毎日筋力が落ちて家に帰った時に元の生活に戻るのが大変になるので私たちセラピストはどうにかして一日2回はベットから出て運動したり、self-careをしたりして体を動かしてもらいます。あばら骨の骨折は本当に激痛で息をするための横隔膜の動きだけで痛みが出るため寝返りをするだけでも痛いので、痛みを最小限にして動く方法で介入します。

 

とにもかくにもフランシスコが元気でいることが分かって良かったニコニコ