長女の友人(オーストリア人)の来訪です。
名前はアナトール君です。正確にカタカナで
表記しようとするとアナトール君かな(笑)。
“ル”の発音が非常に小さい感じ(笑)。
なかなかのイケメンですが、オーストリア人
の彼女もいるってことで長女とは純粋な友人
関係のようですね(笑)。
ウィーン大学で日本語学科に通っていて、
日本語学科の学生は日本からの留学生と交流
すると言うか、お世話をすると言うか、その
際に長女はお世話になったみたいです。例え
ば帰国の際に大荷物なのを見て、空港まで車
で送ってくれたりとか。
親としては、礼に対しては礼で報いたいので
最大限のおもてなしをしようと思います。
とりあえず家庭料理で作れるようなものは
だいぶ食べてもらいましたが、一番のヒット
はカレーですかね。
逆にダメなのは納豆でしたが(笑)。
じっくり話をしてお互いのギャップを知るの
が非常に楽しかったんです。
例えばアナトール君のお父さんはイギリスの
ブライトン出身だそうなんですが、日本人か
らすればブライトンと言えば、
三笘薫選手じゃないですか。当然知ってる
かと思いきや、知らないと。そもそもサッ
カーは見ないと(笑)。これってステレオタ
イプだと思うんですけど、ヨーロッパ出身
男子なら全員サッカー好きだと思いません
かね?(笑)
アナトール君も日本人はみんな抹茶が好き
だと思っていたとか(笑)。抹茶って案外嫌い
って人もいるし、私自身積極的に選ぶ味では
ないですからね。
あと聞いた話でちょっと衝撃的だったのは
教育分野ですね。
オーストリアでは大学の半期(約3ヶ月)の
授業料がわずかに20ユーロ、それどころか
大学になると、1ヶ月300ユーロの補助金が
出ると。つまりはですよ、3,500円くらいの
学費を払うと毎月50,000円以上のお小遣い
がもらえちゃうんですね。優遇され過ぎな
気がしちゃいますよね(笑)。逆にね、優遇
され過ぎて良くない部分に気がついてしま
ったんですよ。例えばアナトール君、非常に
ナイスガイで良いんですが、私の印象として
正直に言うと、“日本語学科にいながら日本
語がこの程度?”って感じだったんですよね。
長女の高校の時からの友達でフランス語学科
に通う子がいますが、その子はフランス語が
ペラペラなんですね。それに対してアナトー
ル君は挨拶もおぼつかないレベルなんですよ。
あまりにも学費が安く、お小遣いまでもらえ
ちゃうもんだから、急いで卒業する必要が無
いと言うか、お小遣いが打ち止めになる27歳
までのロングスパンでキャリアを考えている
んですよ。これは国にとってかなり大きなマ
イナスなるんじゃなかろうかと言う気はしま
す。日本でも教育無償化を言う政党があって
私は大賛成だったんですけど、今回の話を聞
いて、制度設計は慎重にするべきだなと思い
ましたね。よく欧米の大学は入るのは簡単だ
けど、卒業するのは難しい、日本の大学は入
るのは大変だけど、卒業するのは簡単って話
を聞くじゃないですか。あれってどちらかと
言えば日本の教育システムは劣っているって
例で使われる気がするんですが、長女とも話
たんですけど、必ずしもそんなことはない気
がしてきました。
今後日本はドンドン人口は減っていき、経済
規模は縮小の一途だと思うのですが、そうい
った情勢の下、生き残っていくには現在持た
れている良いイメージを維持しながら高付加
価値の商品を作っていくしかないんじゃない
かって思うんですね。もちろん製造業分野だ
けではなくて、サービス業分野、更に言えば
第一次産業についても同じことが言えるんじ
ゃないかと思います。それにはやはり重要な
のは教育で、各分野で有能な人材を育ててい
く努力は絶対にかかせませんね。
木曜日の夜から日曜日の昼までの短い間でし
たけど、前回長女のオーストリア人の友人の
ヤナちゃんが泊まりに来た時より色々な話が
できて楽しかったです。アナトール君は9月
の末まで日本を一人旅するそうですが、帰国
は成田かららしいので再度我が家に泊まる
こともあるかも知れません。その時は日本
を回った印象なんかを聞きたいです。そうそ
う英語のアプリ、デュオリンゴもそろそろ
開始して1年になりますね。今回はかなり
話せたんですが、自信を持っていたヒアリ
ングは思っていたよりダメで、自信のなか
ったスピーキングが思ったよりできたとか
そんな自分自身の中での発見もありました。
子供達のことを思って色々と教育環境を整え
てきたつもりでしたが、今になって私自身が
勉強できているのは嬉しい副産物です。







