先週末、天気予報は金曜日の夜から土曜日の

昼にかけて警報級の雨予報。


ホント、嫌なタイミングで降りやがります


よね(笑)。先週末は釣りでちょっと試したい


ことがあったんですよ。今年は残念なことに


シーバスの港湾バチパターンがなさそうな


感じがしてますが、ハクが徐々に増えてき


まして、何とかハクパターンが成立してる


ように感じてるんです、但し黒鯛のハクパ


ターンなんですけどね(笑)。やっぱりですね、


黒鯛とシーバスでは数が全く違うので、黒鯛


のほうが釣りやすいですね。とは言え、元々


私の中での位置付けとしてはシーバスよりも


黒鯛のほうが上なので、あんまり格落ち感は


ないんです(笑)。しかもまだハクパターンで


わざわざ黒鯛を釣ろうって人も多分居なくて


あまりネット上でも書かれているものも少な


いですね。そうなると全てを自分で解き明か


して行くような感じがありまして、俄然やる


気が(笑)。まぁそこまで大袈裟じゃないにせ


よ、新しい釣場を探して歩くワクワク感みた


いなものは感じるんですよ。


これが警報級の雨に降られてしまうとですね


環境が変わり過ぎて、釣り方自体が成立しな


くなっちゃうんですよね。定点のストラクチ


ャーを縦に狙うヘチ釣りなら多少釣れるタナ


が変化する程度ですが、生き物であるハクに


着くとなると、遊泳力の低いハクは場所を


平面的にも立体的にも移動するので、そもそ


も居場所を特定するのも難しくなりますから


ね。案外釣りって微妙なバランスの上に成り


立っているんだなって実感したりします(笑)。


っで、ですね、先週末は半ば諦めかけたんで


すが金曜日の夜、仕事から帰るとまだ雨が


降り出してません。いや正確に言うと雨は


降り出してるんだけど、傘はささなくて良い


程度の雨です。本降りになるまでやってみる


かと自分の中で決めて釣場に向かいます。


私、この釣りを数年間やってきまして、自分


の中で、いくつか確信めいたものができてき


たんですよね。


まず第一が、黒鯛がハクを捕食しやすいのっ


て、ちょっと暗いところなんですよ。


<image>


シーバスを狙うみたいなはっきりと明暗が


出る場所ではなくて良いんです。例えば街灯


と街灯のちょうど中間点だったりして若干


でも周囲より照度が落ちるような場所だと


喰ってきやすい気がしますね。


<image>


まぁそもそもが黒鯛の数が居る場所じゃない


と話にならないとは思いますが。




次に使うルアーなんですが、圧倒的に反応が


良いのはいわゆる“水面引き波系”のルアー。


ウェイク系とかより、スゥーっと直線的に


静かに引き波が立てられるルアーが良いで


すね。そうなると代表的なのは・・・



言わずもがなのピックアップ、ノガレ120F。


ホントに不思議なんですけど、引き波立てる


だけで全く動かないのに一番釣れるんですよ


ね。先日の記事にも書きましたが、3cmの


小魚に対して12cmのルアーで魚を騙せるっ


てのも非常に不思議な感じがするんですよ。


とにかくゆっくりリールを巻くだけですから


ある意味、誰でも釣れそうな感じがします。



こんなふうに書くとノガレが完璧な感じが


しちゃいますが、当然のように不満点って


言うのも出て来ますよね。それは・・・




フックが小さいんです。サイズ的に


は12番のサイズ、これってライトゲームと


かにメインで使うサイズであって、シーバス


には本来ちょっと小さいですよね。

フックが小さいとどうなるか?


①ファイト中にフックが伸びやすい


ホントにね、簡単に伸びちゃうんですよ。


っで当然伸びれば交換しますよね。そうなる


とどうなるか、12番のフックが釣具店の


店頭から消えることになるんですね(笑)。


純正でついてるものだけじゃなくて他メー


カーのフックまで含めて去年は、よく行く


大手釣具量販店からはなくなりました。


っで、鈎が伸びれば当然バラしますよね。


なので私は気休めですけど、一番掛かる


イメージのある前から2番目のフックだけ


10番のサイズにしてます。全部変えたい


ところですが、そこまでやったら沈んじゃ


うんじゃないかな(笑)。


フックが小さいのが嫌な理由、もう一つは


②フックがタモに絡むんです。


小さいフックが4本も付いてるじゃないです


か、1本外すと1本が網に絡んでムキーって


なります(笑)。ラバーコーティングの網なん


か使ってたら、鈎を外すだけで年取った感じ


になれますね(笑)。私は色々試行錯誤しまし


て今は固めのナイロン素材の網を使ってます


が、ノガレが絡みにくいってのが、シーバス


用のタモを選ぶ一番の基準になってます(笑)。




ノガレが一番釣れるルアーだってのはそれで


良いんですけど、それに代わるようなフック


が網に絡まないような(笑)、釣れるルアーっ


てないもんだろうか?色々と考え合わせて


いくと・・・・・・



ないことはないんじゃね?


ちょっと確信的に思い立ったルアーがありま


した。何年か前に買って、タックルボックス


の肥やしになってますね。雨が本格的に降り


出す前にそのルアーを試したい。本来なら


ノガレで1枚獲って確かめてからそのルアー


を使いたいんですが、天気の都合を考える


とそこまで時間的に余裕はなさそうですね。



あまり都合が良くないのは、イマイチ黒鯛が


集まってないっすね(笑)。もじりが見えた


場所、ちょっと暗くなってますね。喰わせ


やすそうな場所ではあります。ちょっと先に


投げて引き波を立てながらゆっくり引いて


きます・・・・・・














ヨッシャ!!


釣ったルアー、確信的に思っていたルアーは


LONGIN

PLEX floating




フックは10番と1サイズしか大きくはなら


ないですが、フックの数が4つ→2つと半減


しますからね。相当楽にはなりましたね。


フックの数が半減と言うと魚にもフッキング


しにくくなる可能性も考えましたけど、実際


どうなんでしょうね。



少なくとも前後2つのフックが同時にフッキ


ングしたとしてもその間にいくつもジョイン


トがあるのである程度自由に動いてハズレ


にくくはなってると思うんですよね。この


ジョイントは個人的には結構重要な役割を


するんじゃないかと推測してるんです。っと


言うのも、この釣りって後ろから黒鯛が追い


かけてきても喰わせきれないってケースが


かなり多いんです。いわゆる“喰わせの間”


が作れれば良いんですが、ルアーを引く


スピードを変えたりすると途端に見切られ


てルアーから魚が離れちゃうケースがある


んです。このルアーだと水流でジョイント


の先の方が勝手に動いて喰わせの間を作っ


てくれるんじゃないか?・・・そんな期待


は実はあります(笑)。結果的に完全に重み


が載るまで、タイラバの如く巻き続けるの


が良さそうに感じているので尚更ですね。


ノガレと比較すると、出す引き波はちょっ


と強い感じがするし、どうなのかなって


思う部分もありますが、少し使い込んで


みて、自分なりに答えを見つけたいです


ね。


ちなみになんですけど、このプレックス


フローティングなんですけど、同じプレ


ックスシリーズとは形は一緒ですが、動き


は全くの別物です。他のプレックスシリー


ズは良く動きますが、このフローティング


だけは全く動きません。完全なI字系のルア


ーだと思って差し支えないです。フローティ


ングでプレックスの動きってどんな感じかな


と興味を持って買ったんですけど、全く動か


なかったんでどういう場面で使うのかとその


ままになっていたんですね。ノガレで引き波


の有効性を知って日の目を見た感じです。


youtubeにも動画がないのでなかなか買い


にくいですけど、使う場面を選べばかなり


活躍してくれそうな期待感のあるルアーで


す。まだ1回ではあるので“確信的”だったの


が“確信”に格上げになったかと言うとそこ


までではないのですが、1つ気づいたことが


ありまして、やっぱり釣りは面白いです。


これは“確信的”じゃなくて“確信”ですね。