ゴールデンウィークのとある日。
消耗品を補充しようと釣具店へ。
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せっかく行くならと言うことで、ちょっと
家からは離れているけど、近隣では一番
品揃えが豊富な量販店に行きます。
釣具って、そうそう新製品が出るってこと
もないですが、出てた場合にネットじゃな
くて現物を見られるっていうのはアナログ
な私には重要なんですね(笑)。
行けば行ったで、普段自分がやらない釣り
の道具なんかも見たりして、半日は潰れま
すね。今回も3時間くらい居たかな。
買ったものはですね、鈎です。
私の場合、鈎は比較的使い分けてまして、
左のチヌRは通常使う用、右の管付チヌは
釣場での交換用です。なぜ変えているかと
言うとですね、釣場で交換する場合は焦る
場合があるんですね(笑)。例えば鈎先を曲げ
られたんだけど、多分まだ魚は逃げてなくて
すぐ次を投入したい場合とか(笑)。そう言う
時に焦って結ぶとしっかり結べず、やり直し
とか(笑)。せっかくの1枚を逃すことに繋が
るので、失敗がない管付鈎にしてます。
これまで管付鈎は、
OWNERのBayチヌの3号(懐が他の鈎と比
べると大きいので1サイズ小さめ)を使って
ました。非常に刺さりも良く、懐の深さ
からか掛かりも良く気に入っていたんです
が、如何せん鈎先が簡単に曲がってしまう
んです、耐久性に難ありかなと。ちょっと
黒鯛の歯に当たって曲がる、岸壁の付着物
に当たって曲がる、鈎先を鋭く保つために
はかなり交換が必要になってくるのでこれ
だと本末転倒かなと思うようになりました。
OWNERの鈎は全体的に柔らかく折れ難い
んですが曲がりやすい、がまかつの鈎は
硬くて曲がり難いんですが、折れ易い性質
、どちらも一長一短なんですがトータルで
考えて、今はがまかつの使用率が高くなっ
てます。
サイズが4号、これはエサがカニの時用って
イメージです。エサがカニの時は3〜4号で
エサがイガイ・ミジ貝の時は2〜3号を使っ
てますね。鈎って好みだと思うんですけど
私が持ってるイメージとしては大鈎は魚が
喰った時に鈎掛かりしやすく、小鈎は掛かっ
てから外れにくいです。エサで使い分けて
いるのは摂餌時のタイミングが違うと言う
か、喰い方が違うと思っているからです。
貝の場合は殻の間に鈎先を滑りこませて
殻から鈎先が出るようにします。カニの
場合は甲羅に直接刺して鈎先がちょこっと
出るようにするのがオーソドックスです
よね。貝の場合は割れにくい殻+抜け易い
鈎、カニの場合は割れやすい甲羅+抜け難
い鈎となり、アワセのタイミングが変わり
ます。
カニの場合はクチに入って、基本的には
黒鯛に甲羅を割らせてからアワセます。
なのでタイミングがちょっと遅いんですね
スムーズにカニから鈎を抜く為にわざと
ちょっと遅くするんですね。
その場合、鈎掛かりする場所はクチの中と
唇の二点。クチの中に掛かる場合は普通に
考えて大鈎のほうが掛かりやすい気がしま
す。
貝の場合はクチに入った瞬間、黒鯛が殻を
割ろうとしてる時に殻から鈎を抜いて鈎掛
かりさせるので、鈎掛かりする場所は基本
的に唇一択。貝の殻が割れてないのでクチ
の中は鈎掛かりさせられる場所が極端に少
なくなるかなって思います。これはちょっ
とわからないですが、閉じたクチの唇に鈎
掛かりさせようとする場合、大鈎でも小鈎
でもさほど変わらない?それならハズレ難い
小鈎のほうが有利ってことなのかなと私は
理解しています。
それと鈎の銘柄ですけど、メーカーは書い
た通りの理由でがまかつが多いんですが、
ここまで1年ちょっとメインで使ってきた
のは、
だったんですが、今回は久しぶりに、
チヌRの4号にしてみました。若干の形状
違いなんですけどね。何か理由らしい理由
があるわけじゃないんです、気分ですね、
気分(笑)。チヌRもチヌエースも表面には
スムースコートが掛けてあるんですが、そ
のおかげもあってか、かなり鈎先は鋭く
刺さりやすさはトップクラスだと思います。
他にも買ったものはあるんですが、思った
より文章が長くなってしまったので買い物
の話はここらで切り替えて、今週の釣果に
行きたいと思います(笑)。
日月と雨が降りまして、予想としては濁り
が入っているでしょうね。併せてもしかし
たら水温がちょっと下がったかな?まぁ
もうこの時期、水温は適水温まで上がって
いるからさほど問題はないでしょう・・・
自分で記事書いてて言うのもなんなんです
けど、写真の縮尺を大まかにでも合わせる
って言うのは良いですね、2枚目の大きさ
が際立ちます(笑)。55cmは自己記録タイ、
釣ったのは4年ぶりじゃないかな。
誤算だったのは潮です。干潮が来るタイミ
ングが遅くなるからGWよりちょっと長く
できるかなと思っていたんですが、より
大きく動く潮だったんで、下がるのが早く
て結局まともにできる時間は同じような
もんでしたね。
アタリは多かったんですが、恐らく1枚目
3枚目みたいなサイズがアタってくること
が多くてなかなか鈎掛かりしなかったです。
バラシは1回と少なかったんですが素鉤が
多くて随分とエサは取られましたね。
濁りは実際かなり強く入って、サイトはでき
ないものの、ここのところアタリが出せて
いなかった普通の岸壁でも4枚獲れました。
今週もeasyって印象はなかったですが、
過半が普通の岸壁で釣れてるってことで確実
に良い方向に向かっているのは確認できま
した。
次回は季節的には良い方向に向かうにせよ、
潮はスケる可能性が高いので釣果は今回に
満たないかなって気はします。どうなるか
はわからないですが、感性、観察眼も鈎先
の如く、常に鋭く保っておきたいもんです。













