持ちつ持たれつの間柄の会社さんで、お互い
フラットな関係の方々、実は以前私のブログ
に登場していただいた会社さんと忘年会だっ
たんですね。
去年シーバスを釣りに連れて行った会社の人
達なんです。今年は実際の取引はなかった
ものの、来年取引に繋がる種を撒いた年でし
た。相変わらず良い関係なんです。
っで私って飲まないじゃないですか、当然
無理に酒を勧めることなんてない訳ですよ。
忘年会に来るのは社長と若手ですが、二人共
あんまり酒が好きじゃないんですね。そうな
るとどうなるかって言うと、“おっさんが3人
で酒も飲まずに美味しいものを食べる会”にな
るんですね(笑)。
忘年会が立て込むシーズンの中で唯一ホッと
できる会みたいで、楽しみにしてくれている
んです。
っで、一応強度の差こそあれ、3人共釣りは
するので話題は釣りの話になったりする訳
ですよね。
『コルさん最近ヘチ釣りはやってます?』
『頻度はだいぶ減りましたけど、それ
でも行ってますよ、先々週はツ抜けまで
行きました。』
『えっ?!この時期に?!』
『行くならいつでもご案内しますよ』
『行きたいです!!善は急げで年末は
空いてる日ありますか?』
『ありますけど・・・・・・』
って感じで急遽29日の釣行に決まりまし
た(笑)。どっちにしても年末どこかでヘチ
釣りで締めたいと思っていたので全然構わ
ないんです。
以前とある釣場に友人を連れて行ったら友達
なんか連れてくるなって言った常連が居まし
て、少なくともそう言うトンでもない輩が
出没する場所はダメですね。まぁどうせそこ
はこの時期釣れないので少なくとも客人を
連れては行かないんですが。釣果を最優先で
トータル的に考えると結局、この会社の人達
に忘年会で話した場所一択かなってところ
ですね。
今回お連れする社長は緑内障を患っていて、
ちょっと暗いと全然見えなくなっちゃうらし
いんですね。なのでとりあえず集合は朝7時
にしました。毎度書いてます通り、この時期
はストラクチャーばかりを狙うことになるの
で正確に落とせないと意味がないんですよね。
併せてラインが見えなかったらアタリも逃す
ってことで、明るくなってからの勝負です。
私はですね、いつも通りの時刻に行って
ストラクチャーには落とさず、この時期普段
なら落とさない、釣れる確率の低い場所で
落としながら待とうかと思いますね。当然
客人が優先なんで私はストラクチャーはほと
んど落とせないと思うんですよね。それで
ボウズ喰らったとしてもボウズはボウズなん
でね(笑)。客人が来る前に客人が落とすこと
がない場所で何とか1枚獲って、余裕を持っ
てアテンドしたいです(笑)。
私のスタート時はまだ真っ暗。全くラインも
見えませんが、直壁で落とすならアタって
来るのはこの時期、多分底。1回1回丁寧に
底を取って、着底からアタリを聞く部分に
集中していきます。
んっ?!違和感!!
聞いた瞬間にちょっとだけ動いたような感覚
がありました。案の定、カニが潰されてます
ね。端をちょっと噛まれたような潰され方で
すね。これなら釣られそうになったことに
気づいてないんじゃないか?カニを急いで
付け替えて、同じ場所に落とします・・・
ふぅ〜っ、開始15分、幸先良いです。
恐らく喰ったのは着底直後、聞いた時には
重みが載ってる感覚がありました。
もう後はアテンドするだけですね(笑)。
リリースしてしばらくすると若手登場。まだ
待ち合わせ時刻まで1時間以上もあるのに
気合いノリ十分ですね(笑)。
ここでですね、非常に誤算だったのが、若手
君は仕掛けの作り方から教えなきゃならなか
ったのを忘れてましてですね、真っ暗な中で
糸の結び方とか鈎の結び方とか教えるのに
まぁまぁ苦労しました(笑)。まぁまぁ苦労
してる間に明るくなって来まして、社長も
到着、結局社長を出し抜いてやろうと思って
いた若手君の気合いは結果的に空回りで終わ
りました(笑)。
全員揃ったところでスタートします。最初に
落とすのは結構期待できるストラクチャー
です。先日私がツ抜けした時にはこの場所の
回りだけで3枚獲ってますからね。残念なが
らアタリも無し。私は1回も落としてないの
で状況が良くないのか、それとも社長と若手
君の腕前のせいなのかはわからないです(笑)。
1ヶ所に固執してもしょうがないので、どん
どんストラクチャーを渡り歩いていきます。
とあるストラクチャー。遠巻きに社長と若手
君の釣りを見ます。何もしないってのも退屈
なんで、何もない直壁を探りながら見てまし
た。まぁ最低限のことはできるかなぁなんて
思っていると、
しまった!!
俺が釣って
もうた!!
(笑)(笑)(笑)
しかもキビレ。この時期のキビレは非常に
珍しいような気がします。私、こんなに寒い
時期にキビレ釣ったの初めてじゃないかな。
いやいや今回はそんなことはどうだって良い
んです、客人に釣ってもらわなかったら意味
がないです(笑)。
うぅ〜ん、それにしても潮がスケてますね。
明るくなったら場所によっては底までハッキ
リ見えますね。
あれっ?!あの底に見える黒っぽい影、黒鯛
じゃないか?若手君にそぉ〜っと落とさせま
す。んんっ?!喰ったかな?私のその言葉に
反応して若手君、強く合わせてしまいました。
カニが黒鯛の口からスポッと抜けるのが見え
ました(笑)。うわ〜っ、惜しかったです。
1回聞いてみてからの合わせで良かったと思
うんですけどね。合わせちゃったらエサが
口から抜けて離れちゃいますが、聞く程度
なら離れないのでもう一度喰ってくる可能性
が高いんですよね。まぁその辺は経験値に
よる部分も大きいのでしょうがないんです
が。気を取り直して次のストラクチャーに
向かいます。
次は足場が今回行った中では一番高い場所
です。今回の潮だとタモの長さがギリギリ
かなぁ。そんなことを考えながら落として
もらいます。社長が落とすとすぐにライン
がツンと入るのが見えました!!
『社長!喰いました!!』
えっ?!社長、そんな訳ないって感じで
恐る恐る合わせます!!
写真のように空転させて糸を出させたい引き
ですが、社長、驚きからかガチ止めしちゃっ
てます(笑)。
『それじゃあ切られる!!
糸を出して!!』
まぁ良かったですよ、とりあえず釣れて(笑)。
もう私は慣れちゃってるのでヘチ釣りは
無意識にできる部分が多いですが、初めて
の場合は明確にラインに出ているアタリが
わからなかったり、タイコリールの使い方
が難しかったりするんですね。まぁライン
に出るアタリはある程度経験値があっても
分からない人もいますからね、しょうがな
いかも知れません。
記念すべき1枚目なんで、心ゆくまで撮影
していただいて、嬉しさを噛み締めてもら
いたいですね。
さてさてあとは若手君だ(笑)。前回シーバ
スの時も最後まで残ったよね(笑)。まぁ
社長は普段からある程度釣りはしてるんで
すけど、若手君は社長に誘われた時だけっ
ぽいもんなぁ。
とりあえず若手君を優先して、続いてスト
ラクチャーを落としていきます。とある橋
の袂。おっ!!見える魚がいます!!若手
君、サイトフィッシングに縁があるのかな。
とにかく、そぉ〜っと落としてねとアドバ
イスして少し離れます。水面に私の影が落
ちないように配慮ですね。
おっ!!
合わせた!!
柔らかめの竿ではありますが、弧を描いて
竿が曲がります。一気に橋の下に潜って行き
ますね。橋の下には何もないから大丈夫かな。
本人からは笑顔ですね、ちょっと余裕があり
過ぎな感じもするけど・・・・・・
なんかありそうな気はしたんだよね(笑)。
鈎ハズレでした。
結局この後はアタリもなくなってしまい
終了となりました。若手君に釣らせられ
なくてガイド役としては失格ですね。
多分、今回は状況的にも厳しかったかなと
は思いましたが、結構腕前ってあるのかな
とは思いました。例えば落とし方一つ取っ
ても、滑らかに等速で落とせてないように
見えるんですよね。技術的なもの、あとは
経験から来るもの、そう言うのって最初は
大変だったのかもって改めて思いますね。
自分の成長って見えないので、それを実感
するのって難しいですが、久しぶりに他の
人とヘチ釣りをしてみて、8年の経験値は
それなりに意味があったかなって気はしま
す。
今回は残念ながら若手君には釣らせること
ができなかったので、本人が望めばいつで
も付き合って、アドバイスをしてあげたい
とは思いますね。
さてさて、このブログは今年はこの記事で
最後です。今年もご愛読いただきまして
ありがとうございました。来年はまだ決めて
ませんが寒いうちはヘチ釣りは冬眠しようと
思ってますので、どうするかですね。
それでは皆様、良い“落とし”をお迎え下さい。











