長野駅から松本経由、南小谷駅まで往復する観光列車「ファインビューふるさと」。

見慣れた風景だけれど、ちょっとした旅行気分が味わえるので3日に松本~白馬間を往復してみた。

穂高駅では30分停車時間があるので穂高神社で初詣。並ぶ時間も無いので列の脇からこっそりと昨年から病んでる脊柱管狭窄症が悪化しないようにお参りし、おみくじを引いてみたら「中吉」。まぁ、今年はそれなりか。

今年は今のところ雪が少なく、佐野坂峠を過ぎても沿線の積雪量は20センチくらいだ。

白馬駅に着くとちょうど上りの「あずさ」が出るころで、改札前には大勢の外国人が列をなしている。欧米系が多く、でかい声の中国語は全然聞こえてこない。もっとも中国人はウインタースポーツをあまりやらないからなのだろう。

駅前の食堂でソースかつ丼を食べて、土産物屋併設の喫茶コーナーでコーヒーを飲んでいるとちょうど帰りの時間になる。

ちょいとした旅気分を味わえた正月休みだった。 

 

猫の駅長がいるということですっかり有名になった貴志駅。駅舎も猫の形をしたユニークなものに建て替えられている。

初代の「たま駅長」の帽子をかぶった写真が印象的だったが既に亡くなり、後を継いだ「にたま駅長」も先ごろ亡くなり社葬を執り行う旨の掲示があった。

この猫の駅長さんはまさに招き猫で、何億円という多大な利益をもたらした。これはSNSで国内はもとより海外にも知れ渡り、温泉猿同様多くの観光客が訪れるようになったからだ。

そんなわけで、貴志駅には観光バスで乗り付けたインバウンドツアー客が訪れていた。その多くは中国人で、渡航自粛にも関わらず騒がしい中国語が飛び交っていた。

彼らはここを見学した後、電車で伊太祁曾駅まで移動してそこからまた観光バスに乗るということだ。

肝心の三代目の猫の駅長さんはまだ若い三毛猫で、ガラスケースの中でじゃれていてちょっと拍子抜けだ。

伊太祁曽駅にも駅長さんがいて、こちらはおばあさんらしくじっと寝ていた。

 

 

 

伊太祈曽駅で途中下車。

ここには伊太祈曽神社という、紀伊国一宮神社があるので寄ってみた。

祀られている主祭神の五十猛命(いたけるのみこと)他3柱はスサノウの子で木の神として信仰されているという。やはり紀ノ國だけある。

ひと気のない立派な神社を参拝していると、禰宜(宮司?)さんが瓶子と供物を乗せた三方を神前に捧げていたので、毎朝のルーティンなのか聞いてみた。

ここでは毎朝1回だけれど、伊勢神宮では朝夕2回やってる上に、瓶子などは再使用せずにその都度割ってしまい、土に帰すという話をしてくれた。

伊太祈曽駅にも猫の駅長さんがいるが、まだ出勤前だった。