おはようございます

ご訪問ありがとうございます☘
先週、友人と久々に奥出雲方面へ出掛けました。
Google Mapのルート案内で向かいます📱
まずは『菅谷たたら山内(さんない)』🚐

松江自動車道 吉田掛合ICで降り、山間部を走り到着したのは…🚐

『なんか…思ってたのと違う
』

駐車場にある看板を見ていると、直ぐに『山内生活伝承館』から女性が出て来られました。
菅谷たたら山内(さんない)生活伝承館
島根県雲南市吉田町吉田4210−2
菅谷たたらは、鉄師(たたら製鉄業の経営者)田部家の中心的なたたらで、江戸時代宝暦元年(1751年)から大正10年(1921年)まで操業されていました。
たたらとは、砂鉄と木炭を用いる日本古来の製鉄法です。たたら製鉄によって産み出される純度の高い玉鋼を原料として日本刀などが作られます。
山内(さんない)とは
たたら製鉄が行われた施設とそこで働く人々の居住区が一体的に配置されていた集落のことです。
「菅谷たたら山内」は、日本で唯一現存する製鉄炉と建物(高殿)で、昭和42年(1967年)に国の重要有形民俗文化財に指定されました。2016年には日本遺産に認定され、映画「もののけ姫」や「たたら侍」の舞台のモデルにもなりました。
たたら職人達が住んでいた集落は、当時の生活や風景を今に伝えています。
居住区をウロウロするのは何だか申し訳ない気がします
住民の方にご迷惑にならない様に見学したいものです


元小屋(もとごや)
山内全体を管理する事務所で、たたらで産出された「鉧(けら)」を砕いて選別する鋼造場(かねづくりば)や田部家から派遣された支配人の住居として使われていました。

板の外壁、土壁と土間、黒い柱。昭和生まれの私にはどれも懐かしく感じます

見学の受付けはこちら👇
入館料
大人 310円、小・中学生 210円
団体:20名以上 大人 260円、小・中学生 150円
案内して頂いた 朝日さん
47都道府県の「日本製」を紹介する本で島根県は「菅谷たたら」が紹介されています。
これまでに、三浦春馬さんの本を持参して来館した方が23組あったそうです📘
三浦春馬さんのサイン✒
小さな坂ですが、村下(たたらを取り仕切る技術責任者)が高殿に入る専用の坂だったそうです。
その技は一子相伝(いっしそうでん)門外不出とされました。
村下だけでなく、その他の作業も代々その家が継いでゆく世襲制であったそうです。
炉の内側は意外に小さい穴でした

作業の役割から流れにいたるまでのお話を聞いている内に、ガランとした空間から熱気溢れる操業当時へ誘われた様な気持ちになりました

木製のスコップ(?)自体は軽かったです

高殿の屋根は、栗の木を厚さ約3ミリの板にして葺いてあります。

続きます