DeepseekについてGeminiに質問してみたところ、以下のような回答が得られた。
自分:
Deepseekはオープンソースで提供されたが、それによってアメリカのAIにおける独占的な地位が揺らぐことはあるのだろうか?
Gemini:
Deepseekがオープンソースで提供されたことは、アメリカのAIにおける独占的な地位を揺るがす可能性を秘めていると言えるでしょう。
その理由として、以下の点が挙げられます。
* 技術革新の加速: オープンソース化により、世界中の開発者がDeepseekのコードや技術に触れる機会が増えます。これにより、技術の改善や新たな応用が加速的に進む可能性があります。
* 競争の激化: Deepseekの技術が広く利用されることで、アメリカの企業が持つ優位性が薄れる可能性があります。これは、新たな競争プレイヤーの参入を促し、市場の活性化に繋がるかもしれません。
* コスト削減: オープンソースのモデルを利用することで、AI開発にかかるコストを大幅に削減できます。これは、資金力のあるアメリカ企業だけでなく、中小企業やスタートアップもAI開発に参入しやすくなることを意味します。
しかし、アメリカのAIにおける独占的な地位がすぐに揺らぐとは言い切れません。アメリカ企業は、依然として豊富な資金力や優秀な人材を抱えており、技術開発においても最先端を走っています。また、Deepseekがオープンソースで提供されたとしても、その技術がアメリカ企業に模倣される可能性もあります。
今後の展開としては、DeepseekのようなオープンソースのAIモデルが、アメリカ企業が持つ優位性をどこまで脅かすことができるのか、注目していく必要があります。また、アメリカ企業がこれに対抗するために、どのような戦略を取るのかも重要なポイントとなるでしょう。
※「OpenAIとマイクロソフト、DeepSeekがOpenAIのデータを『抽出』した証拠があると主張」という記事が出ているが、以下の動画ではそれについて突っ込みが入っている。
https://www.techno-edge.net/article/2025/01/30/4059.html
【参考】2025年1月30日の動画
「中国の会社だから悪いって話ではない。だってオープンソースにしている。OpenAIとか文句言ってるけどね、私達のデータを使ってますと。そうかもしれないけどね。でもね、あなた達も要はインターネットにある、ありとあらゆるデータを勝手に使ってAI開発してるよね。だから全然その人達に、ネットにある情報、その情報というのはその人達の描いた絵だったりとか情報だったりとか、その人達の経験だったり、リサーチだったり、物凄い労力とお金掛かって蓄積された人類の知識です。その作った人達に何の著作料も著作権も払わずに、全部無視して根こそぎ全部データを取って開発してるのはLLM、いわゆるOpenAIとかですね。その他のモデルでしょ。だから同じなんです結局。自分がやっといて技術ができたら全部クローズにして、お金で売りましょうっていうのはそう簡単にいかないです。相手も同じことをやります。」
https://www.youtube.com/live/qTa5ai45E6c?si=arHGTMF0fDslBJB0&t=1243