日経平均株価がNVIDIAの好決算を受けてなぜか800円以上上昇し、史上最高値を更新している。
(1/4 32,693円 → 2/22 39,156円 2か月弱で19.7%上昇)
5年間の上昇率で見ても、日経平均株価はアメリカや中国と比べるとトップになっている。
NI225 39,098.68(▲2.19%)日経平均株価 | Google Finance
5chのスレッドで日本株が上昇している理由は、今は円安だから1万ドルで150万円分の日本株を買うことができ、仮に後で1ドル100円の円高になれば同じ株価でも1万5000ドルになって帰ってくる、だから外国人が買っているために上昇しているという話が出ている。
しかしそれは確実に円高になることを知っていなければ利益にならないやり方なのだし、外国人が日本株をこれだけ短期間に噴き上げ続けているというのは不自然に思える。
やはり、まず外国人が買って、その後で日本の誰かが大金を使って噴き上げているだけなのではないかという印象を受ける。
それによって外国人が円安の時に日本株を買い、誰かが噴き上げていることで含み益が増えていき、円高の時に日本株を売ることでさらに利益が増える、ということになるようだ。
(利益確定をしてから自国に資金を戻す場合、円高になった方が外国人にとって都合がいい。それは商社が外国で事業を行って外国で利益を上げた場合、外国の通貨が高い方が自国通貨で見た場合の決算が良くなるのと同じことなのだろう。外国人投資家の場合はいつまでも日本円で持っていてもしょうがないのだから、いずれは利益確定後に自国に資金を戻すのだろう。)
また、この暴騰の後に暴落するとも書かれているが、この株価水準はともかく、今年に入ってから2か月もしないうちに日経平均株価は6500円ぐらい暴騰しているのだから、動き方としては異常であり、異常なことが起きているのであれば正常な終わり方はしないのだろう。
株だけが極端に動いているだけで、他のことはどうでもいいような雰囲気になっている。
個人的には恐らく株価だけがこれから暴落するといったことになるのではなく、もっと破局的な何かが始まるような気がする。
一部で言われているように、金融危機や戦争や災害などによるものなのか、それとも、単に相場操縦に失敗してどこかが巨額損失を出すことで大増税になるだけなのか、何なのかは分からない。
少なくとも、これから100%確実に円高になるという保証はない。
今は状況が良くないのだから、最悪の場合、トリプル安というのもあり得る。
そうなれば外国人投資家も損失が出る恐れがある。
つまり、外国人投資家は今のところかなりのリスク志向になっていて、今後数か月間は何事もなく予定通りに儲けられると思っているのだろう。
近いうちに株価が下落に転じるのであれば、よく言われているような円高によるものではなく、別の理由でそうなるのかもしれない。
動き方が不自然に強いため、日本株が暴落するのかどうかはよく分からないが、やはり全く下げずにこのペースを維持しながら上昇が続いていくというのは異常であるはず。
PERやPBRがどうとかではなく、動き方がおかしい。
これは大なり小なり岸田政権か日銀が関わっていることなのだろうから、暴落だけは避けようとして、円高にはならないような金融政策をする可能性もあるが、円高にしないと外国人の儲けが少なくなってしまうため、何を考えているのかよく分からない。
恐らく、日銀としては円高になるような金融政策を行い、その時に外国人投資家が利益確定することでそれなりに株価は下落するが、日経平均株価が4万近くまで上がったのだから、いくら利益確定売りが出て暴落気味に下がったとしてもそれほど低い水準にはならないだろうという思惑があるのだろう。
(アメリカの大統領選でトランプが勝利することでまたFRBに利下げを要求するようになり、日米金利差が縮小することで円高になるという予想もある。)
これが岸田政権か日銀による相場操縦なのだとしたら、いくら儲かったのかではなく、いくら上げることに成功したのか、ということを見ているだけなのかもしれない。
(表向きには日銀は相場操縦のために資金を調達し、介入していることにはなっていないため、誰がここまで噴き上げているのかは実際のところ分からない。外国からの注文で噴き上げているが、外国人がこの水準でそういう買い方をするとは思えない。)
・追記(2024/02/24)
どうやら戦争で盛り上がっている連中が、ミサイルやドローンなどで使われる半導体の需要が増加することを見込んで日本やアメリカなどで半導体工場建設ラッシュになっていたらしい。半導体特需で湧いていることによって半導体関連株を買い漁り、そのセクターが牽引役となって相場全体を押し上げていたようだ。これまで、日銀がペーパーカンパニーでも作って相場操縦を行っていたのかと思っていたが、思い違いだったようだ。
半導体がそういった「弾」に使われることで大量に消費されることになる。半導体投資を成功させるためにできるだけウクライナなどでの戦争状態を長引かせようとしているのだろう。これはまさに「兵器産業こそ理想の産業」そのものなのだろう。
最近、「チャイナマネーが日本株を押し上げているのでは?」という噂が流れているが、マネックス証券によれば、日本の株式市場に流入したチャイナマネーはたったの300億円程度であり、これほどまでに日経平均株価を噴き上げるほどの金額ではない。
これは誰かが数十兆円規模の資金を使ってまるで為替介入の時のように、一気に噴き上がる動かし方をしている。
報道にあるように、本当に海外から日本株に資金が流入して人気が出ているから上昇しているというのであれば、多くの参加者によって徐々に上昇していくはずだが、実際にはそのような動きではなく、いつも一気に噴き上げている。
そして今年に入ってから(新NISAが始まってから)、全く下がらないように上昇が続いている。
個人的にはそれが続くとは思えない。
【参考】
チャイナマネーが日本株を押し上げているのでは?などと噂されましたが、蓋を開けてみればその金額はわずか300億円程度でした。もちろん外国人投資家は中国勢だけではありません。外国人投資家による1月の日本株買越額は2.8兆円にものぼっています。
新NISAがスタートして1ヶ月。日経QUICKの集計によると、この1月に日本から「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に投資された金額は約3,400億円、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」には約2,000億円と、この2本だけで合わせて5,000億円以上にのぼることが報じられています。中国の投資家が日本株を買った金額とは比較にならない資金が日本から米国へと流れていたわけです。マネックス証券が日本における米国株投資の黎明期からプラットフォームを提供、情報発信を続けて来たのを長く見てきましたが、日本の個人投資家がこれほどの規模の外国株を買う時代が来るとは!
0593アフターコロナの名無しさん
2024/02/22(木) 12:08:45.78ID:kVP5zM8i0
>>570
外人達は円高になるのを予想してんだな。
多分、トランプになって利上げとか止まったら円高に振れるんだろう
その時にこの株価も急降下する。
0631アフターコロナの名無しさん
2024/02/22(木) 12:11:22.42ID:kVP5zM8i0
>>594
国策関係ねーからな
コレ、シンプルに円安の時に買って、
円高に振れたら売ると言う外国投資家がやってる
マネーゲームなだけだから
だから国内経済とかが全く良くならない。
こっちの方は人口縮小と分配構造の歪さで起きてる事だからな。
株価と国内経済が連動していないから、
GDPが4位に落ちてるのに、株価は上がってる訳だな。
0770アフターコロナの名無しさん
2024/02/22(木) 12:20:48.00ID:kVP5zM8i0
>>685
外国人は最悪多少株が下がっても
為替差益でカバー出来る訳なんだわな
株価が100から90に下がっても、
為替が150→140の円高だったら現金の数字としては変わらないから。
今はこの円安だから外国人が買いまくってる訳だ
んで、次に円高に触れ始めたら一気に売り始める。
0997アフターコロナの名無しさん
2024/02/22(木) 12:31:55.95ID:kVP5zM8i0
>>900
上で書いたみたいに買ってるのは海外の投資家だから
円安だから同じ1万ドルでも150万分の株買えるんだな
コレで150万分の日本の株買って、円高で100円とかになった時に
株を売れば同価格でも1万5000ドルになって帰って来る。
実際はこのよに株価上がってるから、売る時に200万で売れたら
アラ不思議、1万ドルが日本株を経由しただけで2万ドルになって帰ってくる。
逆に言うと、こういう構造で値上がりしてるだけだから、
円高に振れ始めたら株価を上げてる外国投資家が一気に抜けて大暴落する。
【参考】
資本主義的な観点で言えば、兵器産業こそ理想の産業なんです。「自動車産業は裾野が広い」とよく言われますが、兵器産業も同じで、その下に鉄鋼、プラスチック、ガラス、ゴム、コンピュータ、石油、ゼネコンと、ほとんどすべての産業がぶら下がっている。
加えて、ふつうの商品は市場に投入されると、ある時点で飽和してしまうから、需要が鈍化するのだけれど、兵器というのは市場に投入されればされるほど、市場が拡大していく。だって、兵器の主務は他の兵器の破壊ですからね。同業他社製品どころか、自社製品だって、ばんばん破壊してニーズを作り出してくれる。過剰生産で市場が飽和するということが絶対にない「夢の商品」なわけです。