東北電力のホームページによれば、「従量電灯B」などの規制部門では2023年4月1日から平均32.94%の値上げすることを予定しているが、既に燃料費調整額によって電気料金が急騰している「よりそう」などの低圧自由化部門でも4月1日から平均7.69%の値上げをすることになったらしい

 

しかし、国の支援によって2023年1月~8月までの間は燃料費調整単価から1kWhあたり7円、2023年9月は1kWhあたり3.5円値引きすることになっているため、2023年1月~9月までであれば燃料費高騰による極端な電気料金の値上げにはならないらしい

 

電気・ガス価格激変緩和対策事業に係る電気料金の特別措置について | 東北電力 (tohoku-epco.co.jp)

 

 

国の支援策は9月で終了してしまうため、それ以降も燃料費が高騰するのであればまた1月分(12月上旬から1月上旬までに使った分)の電気料金のようにとんでもない金額を請求されることになるのかもしれない。

 
 
 

 

 

※東北電力ホームページより抜粋

(「低圧」というのは一般家庭向けの電圧である100V、200Vのこと)

 

【参考】

 当社はこのたび、規制部門のお客さまの電気料金について、2023年4月1日からの平均32.94%の値上げを経済産業大臣に申請し、これに併せて低圧自由化部門のお客さまの電気料金についても、平均7.69%の値上げをお願いさせていただくこととしましたので、その内容についてお知らせいたします。

 当社は、2013年9月の電気料金改定以降、電力小売全面自由化による競争の激化等、経営環境が激変する中においても、徹底した効率化により競争力強化を図りながら、電力の安定供給に努めてまいりました。

 しかしながら、2年連続の福島県沖地震による発電所の甚大な設備被害やロシアのウクライナ侵攻による燃料価格の高騰等により、当社を取り巻く環境は非常に厳しさを増しております。当社はこれまで現行の料金水準を維持すべく努めてまいりましたが、この状況が続くと電力の安定供給に影響を及ぼしかねないことから、電気料金の値上げをお願いさせていただくこととしたものです。

 お客さまに大きなご負担をお願いする電気料金値上げの申請に至りましたことを深くお詫び申し上げます。当社といたしましては、今後もさらなる経営効率化を図るとともに、電力の安定供給に全力を尽くしてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

(スクリーンショット)

電気料金の値上げについて (低圧) 個人のお客様 東北電力

 

 

【参考】

【低圧自由料金の「単価値上げ」】

 低圧自由料金においては、小売規制料金の1kWhあたりの平均値上げ単価と、2022年12月分に適用する燃料費調整単価の差額分を、電気料金単価に上乗せいたします。

 この見直しにより、低圧自由料金のお客さまについては、現在のご負担水準から、1kWhあたり平均で1.64円の値上げをお願いするものです。なお、基本料金は10A(1kVA)あたり55円、電力量料金は1kWhあたり平均で0.98円程度の値上がりとなります。

 なお、主な料金プランの2022年12月分と比較した値上げ影響は、モデルケースとして、よりそうプラスeねっとバリュー(30A、260kWh)の場合で3.23%の値上げ、よりそうプラスファミリーバリュー(6kVA、600kWh)の場合で3.37%の値上げとなります

 

(スクリーンショット)

小売規制料金の値上げ認可申請に伴う「低圧自由料金の見直し」について| 東北電力 (tohoku-epco.co.jp)

 

 

 

 

 

※東北電力の電子メールでは毎月、どうでもいい内容のキャンペーン情報は知らせてくるが、値上げなどの重要な情報については全く知らせたことがなかった。

東北電力は重要なお知らせを一切契約者に知らせることなく、いつの間にか低圧自由化部門の方でも値上げすることを決定していた。

重要なことであるにもかかわらず、郵便物や電子メールなどで何も伝えようとはせず、自分で検索を掛けるなどしない限り知り得ないような形を取っている。

毎月届く電子メールの内容もどうでもいいキャンペーン情報のみであり、重要な情報を教えてくれることが全くなかった。

 

【参考】

 

 

 

 

 

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