東京地裁が12月20日、あるブログの記事が京アニ放火事件にNHKが関与して証拠隠滅を図ったという印象を与えたとし、NHKの名誉を傷つけたという判断をしている。
池原桃子裁判長は損害賠償金として、そのブログの投稿者に185万円の支払い命令を出している。
損害賠償ということは、NHKがブログの記事を書いている一般人に民事訴訟を起こしたということなのでしょうが、公共放送局がこのような裁判を頻繁に繰り返し、裁判所の方もNHKが勝訴する判決をし続けることによって一般市民を萎縮させるのではないかと非常に心配になってしまう。
(公共放送局を名乗っておきながら強権的な印象がある。また、そのブログの存在自体があまり知られてもいないのだから、まるで見せしめでもしているかのようでもある。NHKがそのブログの内容に対して敏感になるような事情でもあったのかという疑念すら生まれる。)
受信料についてもそうですが、最近のNHKは裁判沙汰があまりにも多く、司法判断も国民の誰もが納得できるような内容ではないと言わざるを得ない。