脳の機能を向上させることが最も利口で有意義。

酒や麻薬などで一時的に気分を良くしたり、本当の仏教の教えに従って厳しい修行を重ねて解脱したりするといったことをしなくても、脳の状態が良ければさほど苦痛は感じない。

何か問題が起きてもすぐに対処することもできる。
脳の機能が低下している者はいつも不機嫌で八つ当たりしていたり騒ぎを起こしたり道理すら通じなかったりする。

そういう状態になっていると余計に苦しむ。


物であれ人間関係であれ仕事であれ何であれ、抱えていることが多くなるほど面倒も増える。

必要最小限しか持たなければ過去がどうあれそれほど人生や日常生活において問題にはならない。
何かを意識することがプラスにもマイナスにも働く。

つまり何も意識しなければゼロの状態になり、その時、小さい問題は何もせずとも勝手に良くなることが多い。

元々が小さい問題であっても、あまりにも強く意識することによって深みに嵌り、自ら大きい問題に発展させることもある。


今の世の中は、自分がいかに幸福なのか、不幸なのかといったことばかり意識させるように出来ているため、昔の人間よりずっと恵まれた環境にいるとしても不満だらけで苦しんでいる。

現代人はほとんどの者が何かの依存症になっているが、それをなるべく減らしていくだけで今までよりずっとマシになる。

(PC、ゲーム、スマホの画面を毎日一日中見続けていることも依存症に他ならない)


この欲望の時代は恐らく長くは続かず、いずれ巻き戻しの動きが出るのだろう。


脳の機能を向上させるにはどうすればいいのかというと、どんなことでもいいから創意工夫をしたり、創造性のあることに取り組んだりすればいい。

それが現代人に最も欠如している。

そのためにはある程度の情報が必要になるため、情報サイトの記事や動画などに普段から目を通していたり、適宜検索して調べればいい。カネも学校も必要ない。相当専門的な知識を必要としているなら本を買えばいいが、それも大して高いものではない。
 

 

 

偉大な人物になどなれなくてもいい。

人間はほんの少しでも何らかの形で貢献できればそれでいい。

成功した人物なのかどうかということばかり意識させるから余計に不幸になる。

(当然、悪さをしている奴に貢献してもしょうがないのだから、どういう人物と関わるのかということが大前提になる)