wikipediaのSARSコロナウイルス2のページでPCR検査について誤った記事が出ている。
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本ウイルスに対するPCR検査の結果の特徴
本ウイルスに対するPCR検査で判明した陽性反応者は、さらに以下の三種類に区分できる。
- 陽性反応者。ウイルスに「曝露」(ウイルスが体内に侵入)しただけで「感染」(下述)には至っていない者。体内に侵入したウイルスが、自然免疫によって駆除された状態の者。「曝露者(ばくろ-しゃ)」ともいう。
- 感染者。コロナウイルスが「感染」(細胞内に侵入し、増殖を始めること)を始めた者。
- 患者。「感染」した者のうち、各種の「症状」を発した者。
2の「感染者」の中には、症状を発せず、感染を自覚しない(無症状、無自覚)な者が多数見られる。
マスコミ報道(TV、新聞、雑誌)では、陽性反応の内容を精査せず、陽性反応者の数値をあたかも感染者・患者の数値であるかのように扱い、不安をあおるものが多く見られるので、注意が必要である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/SARS%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B92
wikipediaにはこのような記述があるが、日本の場合は症状が出ていない者に対して検査を行うことはないため、この内容は明らかに事実を歪曲している。
つまり、基本的には日本では 「1.陽性反応者」 という存在が感染確認数としてカウントされることはない。(一部の濃厚接触者を除く)
一体、どこのマスコミが 「陽性反応の内容を精査せず、陽性反応者の数値をあたかも感染者・患者の数値であるかのように扱い、不安をあおるものが多く見られる」 ようなことをしているのか根拠を示すべき。
このwikipediaの記事は明らかに嘘を吐いているし、識者が書いているようにも思えない。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/276587
また、PCR検査はSARS-CoV-2以外のウイルス(インフルエンザや風邪のウイルス)でも陽性反応が出ると言っている人もいる。(一部の医師)
調べてみたら、この医師は以下の検査キット製造会社であるCreative Diagnostics社のサイトに出ている
https://www.creative-diagnostics.com/sars-cov-2-coronavirus-multiplex-rt-qpcr-kit-277854-457.htm
"non-specific interference of Influenza A Virus (H1N1)~" という部分を誤解しているらしい。
そのサイトに出ている文言にはミスがあり、実際には
"NO non-specific interference of Influenza A Virus (H1N1)~" と出ていなければならない。
常識的に考えれば、インフルエンザや風邪のウイルスなどで非特異的干渉、つまり陽性になってしまうような出来の悪い検査キットを使う国などあるわけはないし、そもそもそんな何の役にも立たない検査キットが存在するわけもない。
そのことに何の疑問も抱かないものなのか。
参考にしたサイト
https://blog.goo.ne.jp/hazukimutsukinagatsuki/e/8dc456c06d92bccd2f841005dda4a959
https://www.facebook.com/ynemoto1/posts/3378627988832549
https://www.facebook.com/ynemoto1/posts/3400561069972574