結局、感染者を特定して隔離しない限りパンデミックは終息しないし、医療機関に限らず、どの業種であっても潰されていくことになる。
居住者全員を繰り返し検査して特定する必要があるが、28日付の記事でその場で10~15分程度で感染の有無を判定できる簡易検査キットが5月中旬から生産開始になるというニュースが出ている。これとパルスオキシメーターを併用すれば精度が上がるかもしれない


ワクチンの完成を待っているうちに取り返しのつかない事態になる可能性もある。

検査希望者や医者が保健所に検査の申し入れをしても断られるケースが多発しているため、保健所の能力を超えてしまっている。

パルスオキシメーターなどを仮に全員に配布したとしても自己申告という形では隔離されるのを恐れたり面倒くさいと思って申告しない者が多数出てきてしまうかもしれない。

早めに治療すれば治る病気ですということを周知できていれば別だが、実際のところ完治するのかどうかもまだ分かっていない。

(個人的には感染しない人は感染しないし、感染しても自然に治る人もいるし、どんなに手を尽くしても治らない人もいるといった印象を受ける)

したがって、一軒一軒、保健所か役所の職員、あるいは自衛隊などが訪問してその場で検査するしかない。

そして、それによってウイルス反応が出たり肺炎の疑いのある者がいた場合はできるだけ早く隔離施設へ専用車両で向かい、隔離するべき。

これから、夏にかけて飛沫感染・空気感染しづらくなる時期に入るかもしれないため、その時期に集中的に隔離していけば終息させやすい。感染爆発している時期にやっても効率が悪く、恐らく隔離が追い付かない。
今は感染症指定医療機関だけで全て対応することができないためにホテルなどを利用しているのだろうが、そのホテルで何の治療もしないまま強制力も伴わない隔離を続けていても勝手に帰る者も出てきてしまうため、強制力のある隔離をできるように法改正等が必要になる。


少なくとも最も感染しやすく拡大もさせやすい学校に関しては終息するまでの間、国指定のオンラインのサイトや書籍やDVD等の教材を利用して授業を受けたことにし、教師宅に郵送やオンラインでレポート提出をするなりして単位を取得できるようにしていくべきだろう。

そうしないと結局は学校をまた閉鎖することになったり、特に年配の教師や職員が死ぬことにもなる。

授業を受けても受けなくても、できる者はできるし、できない者はできないのだから、対面形式に拘っていても意味はない。

文部科学省は学年等によって登校できるグループとできないグループを分けて人数を減らすことによって再開させようとしているが、国が学校に行っていい者と行ってはいけない者を選別することには違和感がある。


最も重要なことは全居住者にマスクの着用を義務付け、違反者には厳しい罰則を設けるという法整備を直ちに行うことだろう。

そしてできるだけ早く全施設、全世帯に消毒液も行き渡るようにしなければならない。

マスクがなければバンダナ、タオル、ハンカチ、Tシャツの切れ端等、飛沫感染が起きやすい距離をとりあえず狭める効果が期待できる物であれば何でもいいということにした方がいい。(布は濡れている方がウイルスを通しにくいといわれている。)


自宅で検査ができ、さらにCOVID-19に効果のある薬もあれば、自宅で隔離しながら治療することもできるのかもしれない。

現時点では治療薬を投与することで悪化したり、投与せずとも回復している者もいるため、単純にどの治療薬を選択すれば間違いないとは言えない状況にある。

また、自宅療養中に死亡したというニュースも多いが、そのような重症患者は病院で人工呼吸器を使用したり入院したりしても、助かる見込みはほとんどなかったはず。

助かったとしても重い後遺症が残っている可能性が高い。

レムデシビルも含め、未だ特効薬と言えるほどの治療薬は開発、発見されていない。

レムデシビルは発症から10日以内に投与した場合、平均で4日早く回復しているという。

早くから言われているように、この病気は重症化する者としない者がいて、軽症までで済む者は特に何もせずとも回復しているらしく、重症化した者は何をやっても大抵は助からないらしい。

レムデシビルなどの治療薬は重症患者を対象に治験をしているが、重症後の回復とは何を意味しているのか不明。

(※軽症までで済む者≠軽症者。当然、重症者は軽症後に重症化する。)

 

つまり、治療法も確立していない現時点では医者はこの病気に対してあまり役に立っておらず、他の病人の面倒を見ていた方がいいと思える。

この病気は医療従事者の感染リスクが異常に高い。

重症化した者を救える(重い後遺症のない回復)のであればそこではじめて医者が貢献したと言える。

ただ隔離だけされて何もしてもらえないことで暴れる者がいるというが、それは薬に変な期待をしすぎていて誤解しているように思える。
ワクチン開発に失敗した場合は集団免疫戦略に変更した方がいいとする意見もあるが、個人的にはこれまで出ている情報を整理する限りでは、やらない方がいいと感じる。

 

 

検査をあまりしていないのだから重症化して死んでいる者も本当にこの病気で死んでいるのかさえ分からない。

現実にはこの病気以外の病気も数多くあるのだから、よほど特徴的な症状が出るというわけでもなければ何で死んだのかも分からない。

そして人によって症状の出方も異なると言われているのだから検査をしなければ尚更死因の特定はしづらくなる。

死んだ後に検査をして分かるケースもあるが、死んでから分かってもあまり意味はない。
特定して隔離することが最も重要なはずなのに日本では隔離を強制できないらしく、要請に応じずにホテルでの隔離を拒み、自宅療養をしている者も多い。

それで治療らしい治療もせずに治る者もいるのだろうし、重症化して死ぬ者もいるのだろうが、恐らく重症化してからでは回復したとしても何らかの後遺症が残る可能性が高いため、軽症のうちに治療をするべきなのだろう。

しかし、その「治療」とは一体何をすることを意味しているのかということにもなる。

国としても対応に苦慮している原因はそこにあるのだろう。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58599280Y0A420C2MM8000/

https://toyokeizai.net/articles/-/347451

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200428-00028282-tokaiv-soci

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58636220Q0A430C2I00000/

https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200328-00170113/

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/ny90.php

https://www.asahi.com/articles/ASN4K042ZN4JULBJ010.html

https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20200430-567-OYT1T50272.html