※1年程前に書いていたメモ
 
FXは二度とやらない方がいい。FXの場合はどうしてもデイトレードとして見てしまい、1~2日程度の間隔で見れば予想通りの動きということが多かったのに数時間程度の裏目に出る動きで振るい落とされて損をし続けてきた。
CFD株価指数だけに絞り込めば成果が出る可能性はある。
しかし、どんなにうまくいったとしても、小遣い稼ぎが関の山なのは間違いない。
FXはチャートの情報量が多すぎるし動きも速すぎる。また、レバレッジ規制により10万円程度の金額ではナンピンができない。
1万通貨ではなく5000通貨ぐらいでポジションを組んでいくのであれば幾分良かったのかもしれないが、やる価値がないことに変わりはない。
また、スキャルピングのような超短期視点で参加するのも間違ったやり方だから二度とやってはならない。
「スキャルピングが悪い癖になる」というのは、数日かければ何もせずとも勝てるのにポジションを組んだ直後から数時間程度逆行すると「超短期で見れば失敗だ」ということになってしまい、結果的に読みが間違っていなくても損切りしてしまうため。
そして損切りした直後にまた戻ってくるということが多い。
超短期の動きは銀行などが作ることができるが、ある程度の期間、操縦することはできない。
本当に操縦しているのであればすぐに吐き出すから余程の強い方向感が出ていない限り、元の水準に戻ることになる。
 
水準ではなくタイミングで新規・決済の判断をしなければ置いて行かれる。自分が正しいとは思わない方がいい。
基本的には日経は相手にせず、米株でやった方がいい。日本株には嘘と異常な買い支えが未だに入っている。2018/03/13
 
究極的には、強い方向感が出ていないのであれば、また元の水準に戻ってくるというだけの世界だといえる。
だから逆張りがどうかというより、スキャルピングでナンピンもせずに一発勝負というのが一番負けやすい。
低い維持率で参加するのであれば尚更負けやすくなる。
一個人のお客さんは基本的に時間で勝つしかない。ほとんど全ての動きが自分にとって都合良く動くということは通常ない。
 
損切りをすべき時というのは強い方向感が出ている時か機会損失が発生しそうな時に限られる。
勝っていた時は余裕を持って相場に挑み、逃げ遅れた時に損切りをしていなかった。
 
順張りは早く、逆張りは遅く。
 
大抵は、やりづらい時や度胸が要る時に無理して入らないと良いポジションを組めない。(特に順張り)
心理的にやりやすい時に入るとすぐに裏目に出る。
逆張りとは、最近は一気に下がりすぎていたし、今の動きを見ると押し返されてもきているのだから、そろそろ一旦は上昇に転じるだろうという時に勢いの無さを目安に買いで入るというものだが、入りやすい時に順張りで入ると、そういう時に売りで入っている。
(逆張りのタイミングで順張りしてしまっている。つまり勢いがないときに順張りしてしまっている。)
(材料が最大級なのであれば下髭もすぐに実体化する)
しかし、逆張りは一時的な反転を狙って入るものなのだから、逆張りでやればどうしても負けやすくはなるし、基本的にやるべきことではない。
逆張りで入ったのであれば早く利益確定をしなければならないことにもなる。
 
確率だけを言えば、逆行しても数日は保有し、さらに大きく逆行すればナンピンするというやり方だけで勝つ確率は相当高くはなる。
 
高い維持率と1~2回のナンピン枠、反転の兆し、その2つを組み合わせれば負けることはない。
手法というものをあえていえば、その組み合わせによって完成する。
高い維持率とナンピン枠があるということは、それだけダメージに強いことを意味する。
ある程度の時間が経過しなければやはり当たっていたのかどうかは分からないのだから、長く持つことができるポジション構築の仕方がまずは重要になる。
 
デリバティブはポジション構築後、逆方向にしばらく動く確率が異常に高い。99%程度はある。
そうならないのは相場が相当荒れている時か、早くしないと置いて行かれるような強い相場の時ぐらいしかない。
 
リスクをコントロールできるのかどうかは、まず第一にゲームのルールを理解しているのかという点、
次に資金管理が出来ているのかという点に掛かっている。
 
パチンコ屋(FX業者)がよくやる手口
→主に材料によって大きめに動いた時に、それに釣られて順張りすると必ず逆行する。
その後、微妙なラインで行ったり来たりしている内に大きく逆行するがしばらくすると建値に迫る反転がある。
その逃げる機会を無駄にしないために同値の指値で待っていると必ず一歩手前でまた逆行してそのまま戻ってこない。
泣く泣く大きい損切りをすると24時間以内に本来の動きに戻って、結局損切りしなければそれなりに儲かったのにという状況になる。
(これは商品市場では通用しない。)
このような動きに適応してしまうと、ある日突然パターンが変わって巨額損失を被ることになる。
お客さんは店には勝てない運命にある。
 
リバモアは堅調な業種の中で最強の株(主力株)に追随するスタイルがメインで、割安株や出遅れ株ではなく業種の牽引役をひいきにしていた。
相場は基本的にトレンドフォローで参加するものであり、逆張りは邪道。
日本の悪意ある業者の人間が虚像のカリスマを立てて嘘を教えていた。
順張りのシグナルが出ている強い銘柄を選びさえすればそれでほとんど勝てる。銘柄選びは人気投票と同じようなもの。
こういうゲームは銘柄選びが最も重要なのであって、どの銘柄でもいいから流れに乗ればいいというものではない。


冷静に順張りのタイミングが来た時にのみ参加すれば必ず勝てるのだから、そういうイメージが掴めた時に下髭(or上髭)を確認した直後に参加料を払うように早く一つ目のポジションを構築しなければならない。
つまり、そういう計画を立てていなければチャンスが来た時に迷わずに入ることができない。
 
 
反転の兆しを否定する動きが順張りのタイミングであり、それこそがコンティニュエーション・ピボタルポイント=ダメ押しの動きのこと。
 
方向は時間が経ってからでなければ分からない。方向が間違っていないのであれば時間で勝つしかない。
 
自信が無い時は当たり、確信している時は外す傾向がある。


大抵の人は短期的に大きく逆行すれば失敗したと思い込むが、そこからもう少し待つと結局思っていた水準まで戻ってくる。
逆行幅が不自然なほど大きければ戻ってくる時も大きくなる。行き過ぎがあればそうならざるを得ないらしい。
つまり、平均として見れば間違っていない場合が多い。永久に同じ方向に動き続けることはできないのだから当たり前のことだが、人は今の含み益と含み損から最も大きい心理的影響を受けるため、騙されやすい。
しかし、毎度ワンパターンでそのようなことが起きているのだから、相場操縦だろうと自動売買だろうと自然な相場だろうと大した違いはない。
数週間程度経っても逆行し続けているのであればさすがにタイミングを外していると言わざるを得ないが、結果として数週間以内に目標値に到達するのであれば間違ってはいなかったことになる。
よく縦方向を気にするものだが、現実としては毎回のように横方向(時間)が重要であり、維持率に余裕を持たせて時間で勝つしかない世界だといえる。
ポジションを組んですぐに都合良く動くかどうかという世界ではないということ。
 

イレギュラーなことや介入のようなことがあってもタイミングを遅らせることができるだけで結果は変わらない。
嘘を吐いて人を騙しても真実が変わらないのと同じこと。
 
長く保有していても画面にかじりついていなければ何の損もない。拘束されないようにやっていた方がいい。
 
株価指数でも逆張りで挑む場合は最低でも3つポジションを組める余裕がなければ勝つことはほぼ不可能。
やはり2つ目のポジションが最も重要になるのだが、これがナンピンであってはならない。
確かに2つ目は取得平均を有利にする狙いもそれなりにあるが、それは想定よりも遥かに大きく逆行した時か、確実に流れが変わって順張り的に組む場合に限られる。
そういうやり方であれば2つ目がナンピンになってそれも失敗するという確率はほぼゼロになる。
(やっていることはナンピンだが、捉え方が違う)
 
月足、週足レベルで天井圏といえる水準で十分な余力を残して売りで入れば、その後、上がろうとも下がろうとも都合が良くなる。
 
2018/06/28
原油がOPEC増産で合意にもかかわらず上昇し続けている。その直前の6/22(金)に普通ではない強い上昇が見られたが、チャートだけ見れば上昇が続いていくように見えた。
その買いの直後に増産のニュースだったが相場は逆に動いている。やはりニュースの記事よりチャートだけ見ている方が間違えない。
 
マクロの経済指標は大半が改ざんされている。それで株価が動くということはなく、それのせいにして予定通りに株価を操縦している。
 
2018/07/29
胡散臭い奴らが「日経平均は4万になる」などと言い出した。
そういう記事自体はどうでもいいことではあるが、やはり様々なことから天井を打っていると確信できる。

長く保有するポジションは小さくなければならない。ポジションサイズを大きくする時は、2つ目以降のポジションは超短期、1つ目が中長期であることが望ましい。
(2つ目が大きく逆行したら2つ目は完全に失敗だから2つ目だけを損切りして1つ目は残す)
 
失敗する時というのは、必ず余計なことをした時。最も基本的で重要なものだけに絞り込めば必ず成功するのに、なぜか人はそれをすることが難しいらしい。
相場において最も重要なのは、当然、銘柄選び。

相場は大抵、人の確信を逆手に取るように動く。つまり、ランダムではなく、そういう傾向がある。
相場はどうとでも動くから拘る価値は全くない。相場とはつまらないものに過ぎない。少なくとも相場は戦いではない。
基本的には日経は相手にせず、米株でやった方がいい。日本株には嘘と異常な買い支えが未だに入っている。2018/08/02


基本的にポジションは3つ組めるように資金管理しなければならない。1つ目はあまり躊躇せずにポジションを組み、
2つ目はかなり逆行したところで組む。さらに逆行するようであれば2つ目を損切りし、1つ目は大きい含み損の状態で残す。
さらに大きく逆行したところで再度2つ目を組む。そうした方が無用な損切り撤退を避けることができる。
3つ目はナンピンのような組み方であってはならない。3つ目は必ず勢いに乗るやり方でなければならない。
1つ目のポジションがほとんど逆行せずに順調に含み益を伸ばしていくのであれば適当なところでさっさと利益確定すればいい。
その場合は無理に2つ目を構築しなくていい。
ポジションは最大3つまでということなのだから、それぞれのポジションサイズは全資金力の1/5~1/4程度で
なければならない。
 

お客さんは胴元(銀行、FX業者、証券会社、パチンコ屋、カジノなど)には絶対に勝てない。最低限の学習能力と自制心があれば誰でも分かる。
ギャンブルにしてもゲームにしても、いくらかは自分の思い通りになったと思い込ませる必要がある。
そうしないとお客さんや接待役を繋ぎとめることが出来なくなる。
 
当然、価格帯によって売り注文・買い注文の厚みは違う。高価格帯になればなるほど売りの厚みは増し、余程の買いが入り続けない限り上昇し続けることはない。
本腰を入れて特大の買い注文でも入り続けない限り、いくら操縦によって上昇させようと思ってもどうしても時間が掛かってしまう。
その間に大きい問題が起きる可能性もある。時期が悪ければその分、可能性は高まる。
低位株や小型株、または仮想通貨などのような軽い銘柄であれば強烈な上昇を大口による操縦で演出することができるが、株価指数などでそれをやることは難しい。
昔あったような超過熱相場、バブルにでもならない限りいくら中央銀行や年金などが人のカネを粗末につぎ込んでいてもたかが知れている。
 
毎回バッチリのタイミングでエントリーすることは不可能。だからといっていちいち損切りしていては余程大きく取れる時が無い限りマイナスが積み上がっていく一方になる。
それに、本当に下手なやり方をしているわけでなければ、大抵は振るい落としに巻き込まれているだけ。
 
自分に強みのある勝負でないと負ける。個人のエッジは「時間」。小さいサイズだからこそ長く持てる。
こういった取引で最も大きいリスクになるのがポジションサイズ。
 
下がった分よりずっと大きく上がったり、上がった分よりずっと大きく下がるのであれば、ポジションを取った後に逆行しても間違いではなかったことになる。
上下方向だけでなく、時間間隔も見なければ正しいポジションだったのかどうかが分からない。
 
大きいポジションを構築している大口がいるのであれば、必ず決済する時も大きく動く。
意図的に上昇させている大口がいるのであれば、決済する時に下落しないということはない。
まともな大口であればできるだけ自分の注文で動かないように配慮するものだが、意図的にやっているのであればそれは古典的な仕手筋の手法と同じことをやっている。
そういう奴が相場に入っている時は売り抜ける時も大きく下げる。
もし他人も巻き込む形で資金調達しているのであれば詐欺師のようなもの。
 
2018/10/11
9月14日に22,877円で売りで入った日経CFDはタイミングは外していたが、やはり往って来いの展開になり、小さいながらも利益確定になった。
(2015年のギリシャ危機時にEUR/USDが逆に急騰し、大きく踏み上げられたことがあったが、この時も往って来いになった。)
拘る価値は全くないため、8時30分の開始とほぼ同時に22,783円で決済した。
(しかし、経験則通り、開始から10分後ぐらいにはもう一度下値を試す動きになっている。
また、通常であれば天井をつけてから暴落した日があれば、その翌日も暴落する。そのタイミングで投げ売りが入るため。これも拘る価値はないため、気にしないことにした。)
10月1日には一時24,475円まで踏み上げられたが、10月4日には一日で685円下げて23,615円になり、10月10日(深夜)には一日で887円下げ、22,705円まで下げた。
恐らく、急上昇した分の2倍程度は下げるはずだが、今回は大きめに踏み上げられたため撤退した。
結局、この日は指値で入れていた22,400円まで下げた。
 
含み損の額だけでは失敗だったのかどうかは分からない。短期間に大きく逆行してから短期間でまた戻ってくることはよくある。
時期的、水準的に問題ないポジションなのであればナンピンも損切りもせずに放置していればいい。
明らかに失敗だといえるのは、誰かに乗せられたり騙されたりして、自分らしくないやり方をした時。そういう時はすぐに切らなければならない。

2018/11/02
結局、10月26日と10月29日に20800円の安値を付けて11月2日に22300円まで上昇した。
やはり今回も上昇した分の2倍程度下げたことになる。
中期的なチャートで見ると完全にダブルトップの状態になった。
これから1~2ヵ月で20000円割れまで行き、さらに半年~1年程度で15000円~12000円程度まで下げる可能性が高い。

自分の場合は強いトレンドに乗ることが苦手なのだから、やはり長く保有していなければまとまった利益を上げることはできない。
 
相場の世界には無限ともいえる程にチャンスがあるが、どれも同じ程度に価値があるわけではない。
ここぞという場面でのみ参加しなければ、また以前のようにやり過ぎて制御不能に陥ることになる。
 
相場には明らかに「傾向」というものがある。しかし、あくまで傾向に過ぎないのだから、予想通りにならないことも大雑把に言って20~30%程度はある。
その時のためにポジションを3つは組めるようにしなければならない。ナンピン枠といっていいが、回数制限(2回)、保有期間(1~2ヵ月程度)、維持率(3回ポジションを構築してもさらに日経でいえば1000円程度の逆行に耐えられる余裕)がなければ成功しない。
想定を異常に超える逆行があってもナンピン分だけを損切りし、維持率に再度余裕を持たせ、最初のポジションはそのままにしておく方がいい。
最初のポジションも損切りしなければならない事態といえるのはドテンした方がいいと思える状況の時。完全に大きいトレンドに逆らっている時のみ。
基本的にナンピンはするべきではない。日経でいえば2000円程度逆行したところでやっていい。短期的には明らかにふるい落とすような悪意ある脅しのような動きを必ずと言っていい程に起きるが、それは毎度のことだから気にしてはならない。
この手法がうまくいっているのであれば、大抵は最初の小さいポジションのまま高い維持率でしばらく放置し、70~80%程度の確率でそれなりの幅を取れる利益確定ができているということになる。ナンピンというのは保険に近い。
つまり、小さいポジションで長く保有し、大きい値幅を取るというスタイルが正しい。
小さいポジションで大きい値幅を取ることが重要なのだから、大きいポジションを構築して小さい値幅でも大きい利益を狙うやり方は下手ということ。
反転の兆しを捉えた逆張りと、それを否定する動きが出た時の順張りの手法が70~80%程度の確率で読み通りの動きをしていなければ話にならない。
そうならなければ、やらなければいいだけのこと。


やはり株価指数CFDをやるなら基本的には日経は相手にせずダウなどでやっていた方がいい。
日本絡みの銘柄は必ずといっていいほど何かしら不自然なことが起きる。
相手にしている対象が間違っていればどんな努力も報われない。
 
 
大抵、株価は状況に関係なくテクニカル通りに動く。
余程の大きい材料によるクラッシュ的なものでなければそうなる。
 
無用な損切りを避けるには、「相場が間違っている」という見方も必要になる。しかし、このような捉え方は非常に危険であり、基本的にはそのように見るべきではない。
思っていたよりもずっと大きく動くということが相場には往々にしてあるが、それが極端に出ることもある。
そういう時にのみ相場が間違っているという捉え方をしても良い。その時は戻る時も大きい。
多くの場合、そのような解釈をすると単に強がりを言っていたり自分に都合よく持っていくことによって精神の安定を図っているに過ぎないが、本当に正しく現状を理解できるのであれば有効利用できる態度にもなる。
無用な損切りをするということは、自分の最終的な判断が間違っていて余計なことをしたことで損をしてしまったことを意味する。
つまり、元々の自分の見立てが間違っていなかったのに自分の方が間違いだったという勘違いをすることによって起きる。
 
2019/04/17
日経平均が38900円までこのまま上昇し続けると思っている者は恐らく誰もいない。じゃあ30000まで上がると思っている者がどれぐらいいるのかといえばそれもあまりいないのだろう。
さらに下げて25000までなら行くと思っている者がどれぐらいいるのかといえば恐らく40%以下ぐらいなのだろう。
自分の場合は今の時点で見て23500まで行く可能性もほとんど無いと思っている。
 
2019/04/24
今回もなぜか売りで入った直後から妙な株価の上昇が続いているが、またタイミングが1~2か月ずれるだけで結局は大きく下げることになるだろう。
8月頃には日経平均は19000円~20000円程度になっているはず。
天井圏で不自然な大口買いを入れ続けている者がいれば、大きく下がるタイミングが少しズレるだけで、大量に溜まったロングポジションを処分する際に余計に大きく下げることになる。
それをやってくれている者がいる時にショートポジションを保有しているのであれば、指値をずっと低く入れなおした方がいい。
天井圏で無理やり買い支えをしている者がもし公的機関ではないとしたら、GPIFや他の大口が利益確定をしやすくもなる。
 
2019/04/29
今日も日経は上昇を続けているが、為替、原油、時期等を考えるとやはり非常に不自然なことになる。日銀やGPIFではないことは確かなようだ。
午後12時50分時点でCME日経は22430円で全営業日から100円程度の上昇、、ダウ先物は26530ドルで全営業日と同水準の小幅な値動き、
ドル円は111.60円で全営業日高値から40銭円高になってからの小幅な値動き、原油は全営業日高値から約2ドル下落してからの小幅な値動きになっている。
為替は他の通貨も小幅な値動きに留まり、韓国株と香港株が約0.8%の上昇になっている。上海株は全営業日と同水準。
今日はゴールデンウイーク10連休最初の週開けの日になっている。
 
相場というのは本来、みんなと一緒に勝ったり負けたりする世界ではない。リーマンショックの時でさえパニックを起こして手放すようなことを
していなければ、主力株やインデックス系であれば今頃はかなりの含み益になっていたことになる。
「短期のつもりでやってみたがいつまでも含み損を抱えている状態に陥ってしまったので、損切りするのが嫌だから長期に切り替えるということはしない方がいいですよ。損は切るもの。間違えたら素直に認めましょう。」などと言っているペテン師がよくいるが、現実には余程下手なポジションを持たない限り、放置していれば必ず利益になるのが相場。
ろくでもない銘柄を高く買ってしまったり、優良銘柄を安く売ってしまったりしていなければ本人がやっていることは何も間違っていない。相場の方とタイミングが少しズレたに過ぎない。
「それは結果論ですよ」などと誰かが言おうものならますますペテン臭くなる。ろくでもない銘柄を高く買ったりしなければその内利益が出るという話は結果的にそうなるだけでなく何も歪んではいない。
相場は操縦されることが度々あるが、それは投資家に自分が間違っていたと錯覚させることを目的にやっている。
操縦が利くのであれば操縦されている側こそ歪んでいることになる。要は振り回されないようにした方がいいということ。
操縦している側は「散々含み損で苦しめて損切りさせてきっちり刈り取りましょう」というやり方をしているから多くの投資家が損切りした直後のタイミングで一気に相場が反転することがよくある。それはたまたまそうなっているとはとても思えない確率の高さがある。
この業界は嘘吐きばかりであり、いかにして人からカネを騙し取るかということばかり考えている者が多い。
 
株などのリスク資産で投資・投機をやっていく場合、必ず大きい余力を残していなければならない。そうしなければ大きく逆行した時に大きい損切りをせざるを得なくなる。
このような取引におけるリスクというのはポジションサイズのことを意味する。しかし、大抵の人は上がったか下がったかしか見ていないため、ポジションサイズの重要性を軽視して目一杯ポジションを構築して、失敗したら損切りというやり方をしている例が多い。
 
相場では自分が参加すると必ずと言っていいほどこちらのやったことが裏目に出るような動きに巻き込まれる。
まるでこちらの手を知っていてあざけ笑っているかのような場面を数えきれないほど見てきた。
それをこちらがいくら回避しようと思っても、あるいはコントロールしようと思っても不可能だということが分かったから、
それに巻き込まれても大丈夫なようにしようという発想に切り替えることにした。
それがポジションサイズを極力小さくしてどれだけ大きく逆行しても大きいトレンドに逆らっているわけでなければ問題ないものとする、というものだった。
 
順張りでも逆張りでもないタイミングで相場に入ってはならない。
 
恐らく相場というのは最初からどう動くのかが決まっている。大体はチャートを見れば先が分かる。
誰かの発言や経済指標や金融政策など関係なくあらかじめどう動くのかが決まっているかのような規則性がある。
だからファンダメンタルズを考慮してしまうと元々の見立てがブレて間違える。
日経平均が9000円ぐらいの時に日銀が量的・質的緩和政策を実行したが、日銀のことだけを見てしまうとその後、日経平均が24000円ぐらいまで上昇するとは思えないもの。
しかし、チャートだけを見る分には長期で見ればありえないような水準や値動きではなかったことが分かる。
(逆に、弾切れ感、手詰まり感が出てくれば天井を打つことにもなるが、それもチャートを見れば大体分かる。しかし、そういう時に当局者は降伏宣言などしない。
また、その国に適切な行動を取る機関などが存在しない場合はいくら株価が低迷していても上昇しないことにもなる。)
確かに誰かの発言も経済指標も金融政策も株価に影響はしているのだが、それらは決してイレギュラーな出来事ではなく、大体は株価がこういう状況になっていればそれらもそういうタイミングで起きるということなのだろう。
つまり、あまりにも経済状態が良くないのに政府も中央銀行も何もしないでいるということはないはずだし、誰かが我慢しきれなくなって何かを言うということもあるのだろう。
株価がずっと低迷していればその後、大きく回復させる行動を取るはずだということ。
人間の行動に規則性があるために相場にも規則性があるといえる。基本的に人間は何もしないでいるということができない。
ファンダメンタルズを見ずにチャートだけ見ていた方が予想が当たる理由はそこにあると思える。(厳密に言えばファンダメンタルズを全く見ないわけでもないが。)
あえて「誰かの発言や経済指標や金融政策など関係なくあらかじめどう動くのかが決まっている」といった語弊のある言い方や捉え方をした方が結果的には分析しやすくなる。
 
何も打つ手がなくなったわけでなければ株価の低迷が長引くということはない。