$おすそわけどうぞ


金木犀の香りを感じなくなったのはいつだろう。
一昨日の晩御飯さえ思い出せない今日この頃みなさんどうお過ごしですか。


私はまだまだ絶賛スピッツどっぷり週間開催中で
ライブのチケットは取れるのだろうかということばかり考えています。
周りに「スピッツが好き」と公言している人がいままでいなかったので
みんな興味ないんだろうなと思ってたんですが
一人でああいうとこ行く勇気ないんで(チケット取れるかわからんのにね)
たまたま電話がきた友達2人にそれぞれ聞いてみたら
2人とも行きたいと言ってくれたもののそれぞれ別の時代の友達だし
3人で見るのも私が気を使わなきゃいかんのも嫌だなあと思い(チケット取れるかわからんのにね)
2日間行っちゃうかあ?とか夢を膨らませました。(チケット取れるかわからんのにね)


んで上の画像はレオナール・フジタが描いた絵のはがきです。
福岡でレオナールフジタ展やってたので見てきました。
正直藤田さんもよう知らんのですが芸術の秋ってことで。
いやあ、おもしろかった。
彼がフランスに渡って100周年なんですって。
100年前に彼は45日間かけて船でフランスに行くなんてどんな気持ちだったんだろう。
おしり痛くなかったかな。

藤田さん結婚してすぐにフランス行ったみたいなんですけど
絵のほかにその嫁に宛てた手紙も展示してあってこれがまたおもしろかった。
結構筆まめだったみたいで、かわいい文字で何通も残されてました。
こっちではこんな洋服が流行ってて(だったかな?)こうやって作る、みたいな絵も添えて。
フランスで楽しくにぎやかな暮らしをしていたんだろうと
展示してある写真を見てそう思っていたんだけど
手紙の一文に「ここへ来て一人ぽっちはやっぱり淋しい」(たぶん)とあり
まあこういう芸術家も人の子なんだなと思った。(何様だよ)
あと「一人ぽっち」っていうのに萌えた。
ぽっち かわいい

そんでぽつぽつ説明書きがあったんですけどそれにやたら「プリミティブ」って単語が出てて
そんな単語しらねーよって感じなんだけど一緒に行った人もわかんねっつって
まあ芸術の思想かなんかだろうということでスルーしました。
帰宅してちょっとしたら勉強熱心な一緒に行った人からメールがきまして
「primitiveとは、太古の素朴な旧式のルネサンス以前の画家、その作品、独学の素朴なスタイルの芸術家 という意味がありました」

・・・オラわがんね


と、芸術の秋を堪能することができました。(どこがだよ)


またスピッツの話に戻るんですが
私って陰気臭いインキンタムシのサナダムシなもんで
スピッツの昔のこととかネットで調べまくってるんですね。
そしたら90年代の雑誌の連載やらなんやらかんやらを文字に起こしてくれてるサイトとかあるんですね。
それを漁ってたら草野さんのコラム?の中に出てきたの「プリミティブ」。
そこで使われてても「?」って感じだったけどね。
当時24歳(!)だった彼は、まあ美大出身ってのもあるだろうけど普通に使えてたのかと感慨深く思ったり。


このサイトとっても興味深く読んでるんだけど
字がもう、ちっさちっさいの。
でものめりこんで読みまくってたせいか
今朝起きた瞬間から右目蓋の痙攣が止みません。ピクピク
すんごい気持ち悪いからぼちぼち見ていくことにしよう。
みなさんもパソコンのやりすぎには ご用心。(桜田淳子復活祭)