東南アジアに数年間赴任していたが、昨年7月に帰任となった。

帰国する際の居住地選定で、二つのオプションを考えていた。

それは①職場の近く東京駅近辺、あるいは(なぜか)②鎌倉。

オプションとして鎌倉を候補に入れたのは、正直海外赴任で相当傷ついていてメンタル面の癒しが欲しかったからである。

そして、また本社に戻るということで、今後も一定の業務負担も想定されたからというのもある。

海や山という自然の多いところで、傷ついた心を癒したかった。

 

この二つのオプションに関して、当時の現地法人の社長(直属の上司のまたその上司。現法トップ。彼には非常によくしていただいた)と鎌倉に住んでいる友人に相談したところ、鎌倉一択との回答を得た。

 

かくして、鎌倉に住むことになった。

よくよく聞くと私の敬愛するその社長の父のお墓が鎌倉にあり、ゆかりがあることがわかった。

ということで相談した2人とも鎌倉推しの人であり、相談相手としては結果大変偏った人選であった。

 

今、鎌倉に住んで10ヶ月が過ぎようとしているが、こう思うのである。

アドバイスに従って、正解であったと。