9ヶ所目は旧海軍司令部壕ですよぉ
コバルトブルーの海に
燦燦と降り注ぐ陽の光
夏だと殊更パヤパヤ感溢れる
国内屈指の観光地・沖縄
ただ沖縄戦という凄惨な歴史も持ち…
本土が空爆に見舞われた一方で
地上戦が繰り広げられた沖縄
軍同士だけではなく住民をも巻き込み
当時人口約49万人のうち
約4人に1人が犠牲となった沖縄戦
今回訪れた旧海軍司令部壕は
軍事拠点の小禄飛行場(現那覇空港)を
護衛すべく造られた防空壕で
ほぼ手作業のみで約4ヶ月で完成
最初にビジターセンターにて
改めて悲惨な状況を資料・写真で学び
防空壕跡へと向かいます
内部は全長約450mの坑道と
用途別に幾つかの部屋からなり
天井や壁面は爆撃に耐えられるべく
コンクリートや漆喰で補強された造り
幕僚室には手榴弾で自決した際の
痕跡が生々しく残っていたり
出撃用の出口から出た兵士は
まず戻ってくることはなかったらしく
僅か80年前の出来事とは思えない
沖縄戦の実情が垣間見えます
満州事変~日独伊三国同盟~日中戦争等々
今日の日本からは想像しえない野心があり
起きるべくして起こった争い。。
揉め事を武力で決する動きは
21世紀になっても残ってるようでね。。
遺構のビジュアルを楽しむワケではなく
その遺構が出来た背景を学ばせて頂く
そんな旧海軍司令部壕でございました
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100 : 旧海軍司令部壕(沖縄県豊見城市豊見城)
訪問日時 : 2024/7/13(土)10:20AM
訪問難度 : ★★☆☆☆
ビジュアル : ★★★☆☆
遺構具合:★★★★☆
閑散(非混雑度):★★☆☆☆
総合満足度 : ★★☆☆☆
駐車場:有り(無料)
入場料:¥600
動画
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