日本100低山 in 群馬ツアー2日目
33座目は子持山登ってきましたー
暦上では冬初日となる12月1日
前日は19時にホテルにチェックインし
22時には安眠モードに入ったせいか
目覚ましナシで6時前には覚醒
今日もえぇ天気ぢゃ( ̄▽ ̄)
本日は3山登る予定なモンで
晴天は何より何より。。。
シャワー ⇒ 身支度 ⇒ 朝食いただくと
7:00にはホテルを出発
渋川エリアのホテルが全満室につき
関越のインター近くでお手頃料金の
シーラックパル高崎さんにお世話になりました
前橋インターから関越に乗り込み
久々の高速で爆走を堪能し
赤城インターで下りて下道20分ほど
5号橋駐車場に到着~
渋川市ホームページによると
道路工事中による通行止めで
2km手前の駐車場へ停めるよう
案内が出ておりましたけども
無事5号橋まで車で進めたようで
30分車道歩く時間労力は避けれたわ
現地に登山マップもござんして
登りは東端の6号橋からのルートで
大黒岩経由し山頂をピストンし
大黒岩から7号橋ルートで下山とするぅ
7:35AM 1日3山登山の1発目開始ぃ~
序盤は舗装道ながら結構な急坂を登り
途切れた先からはガチ登山道に
群馬低山の特徴なのか斜度はキツめ
15分ほど登ると今シーズン初雪を拝む
この先は大丈夫かいなと危惧するも
全面積雪でもないためとりあえず先へ
陽のあたる場所は問題ございませんが
日陰部分は結構増えてきましたなぁ
まったく冬装備してないケド大丈夫かしら?
と、不安ながらも取り急ぎ山頂を目指すも。。
「んっ!?」
ふと獣毛っぽいモノが視界に入る
微動だにしないが木ぢゃない何か
しかも結構なサイズ感
まさかの… 森の熊さん??
近付くにつれそれは確信に変わる
『ガタイの良い獣』
ハイ、死んだなアタイ
誰に看取られることもなく
群馬の山中で逝くのね
敵は微動だにせずアタクシをガン見
どうやら親子連れっぽい
フィールドは100%彼らのテリトリー
戦ったトコで結果がどうなるかは自明
ココから崖に飛び降りて逝くか
彼らに喰われながら逝くか
どっちが痛いのかしら、、、
はぁぁぁ~~~
人生の終焉ってこうも呆気ないのね
極度の緊張で心臓の鼓動が高鳴り
体も固まりうまく動けない
しかし。。。
よくよく見ると。。。
ヤツにしては足がスリムかも
獣臭も無いし佇まいは神々しい
咆哮を上げることなく
ただひたすらアタクシを見つめるばかり
んんっ!? もしや彼らは??
シカでした。
しかもっ! タダのシカぢゃなく
天然記念物ニホンカモシカ
すげぇ~~っ
初めて野生の見たぁ
んもぉ~っ!!
鹿なら鹿らしい毛色で現れなさいよぉ
マヂ死ぬかと思ったじゃないのぉ
とはいえそのつぶらな瞳とは裏腹に
我が子を守る一心でアタイを敵とみなし
突進→崖下に排除っつう思考になったら
たまったモンぢゃないわっ
彼らを刺激せぬよう静かに場を立ち去り
先へ急ぐこととしよう
暫く進むも未だ心臓の鼓動は治らない中
再び積雪ゾーンに対峙することで
登山本来の緊張感を取り戻す
ただ再び陽のあたる場所に出ると
相変わらず斜度はエグいものの
無雪エリアと著しく場面が変わります
8:12AM 全行程の5分の2程度まで到達
突如山奥に現れた人工物が
先ほどまでの恐怖心を和らげてくれる
しかし安心すんのも束の間でござんして
再び雪道踏破ゾーンへ突入
スリップすれば真っ逆さま
ようやく雪道ゾーンを抜けたと思えば
今までの低山登山で出くわしたことない
エゲつない難所が出現
左右共切り立った崖の上を渡るらしい
足場の幅も僅かで脆く不安定な岩場
"屏風岩"と命名されたエグい箇所を
四つん這いで極力重心を下げ
気合でよじ登ってく具合でござんして
(ゆえにカメラ撮る余裕もなく)
少しでも足滑らせば滑落確定
死と背中合わせの7分間の崖渡り
さっきの熊騒動以上に怖かったぁ
8:22AM 7号橋ルート分岐点到達ぅ
度重なる刺客に心身共にヤラれる中年
でも崖渡り後には見事なビューが
水上方面は平地でも雪化粧
大黒岩の雄々しい姿
コレは展望岩ってヤツかしら
ニホンカモシカに崖渡りに雪道と
既に満腹状態ではございますが
登り始めてまだ50分しか経過しておらず
全行程の半分に到達した具合
休憩もそこそこに先へ進むとしましょう
が、再び雪道エリアが出現
今までは平地の上に雪被ってたんで
何とかやり過ごすことができましたケド
急登道にも雪が積もってきましたなぁ
登りはいいとして恐怖なのは下山時
試しに10mほど引き返して(下山)みたら
大転倒♪
やばい、やばいわっ
気合で登頂出来たとしても
来春まで下山できないぢゃないよぉ
山中でよぉ~く悩み明かした末・・・
『引き返そう( ;∀;)』
ヘタレかもしんないけど
勇気ある決断だとも思うの。。
熊騒動にも負けず
崖渡りにも屈さずココまで来たし
装備し直すか季節を変えて
また攻めに来ることとしましょうよ
大黒岩から100mほど進んだ地点で
Uターンし崖とシカを避けるべく
7号橋ルートから止む無く下山
6号橋ルートとは対照的な平和な道
そしてすれ違う登山客は結構な重装備
軽装備で登る山ぢゃないっぽいわ
40分ほどで稲荷大神まで下りきり
スピリチュアル世界を通過時は
ココが黄泉の国ではないことを確認し
9:23AM 駐車場まで無事下山
いんやぁ~ 凄まじかったわ
色んな意味で衝撃的且つ刺激的
竜爪山のプチ遭難&マネキンも焦ったケド
ココは全てがガチですもの( ̄▽ ̄)
でも絶対にリベンジしたいと思いまーす
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![岡山](https://emoji.ameba.jp/img/user/no/nonchii2010/2410181.gif)