気付けば還暦はとうに過ぎ
70代も怒涛に駆け抜けての79城目
巷で大ブームの竹田城
城人気に再度火をつけた立役者
今回初登城で否が応にも気分高揚
姫路から播但線で乗り換え時間込み
約1時間半で最寄の竹田駅到着~
スタンプは竹田駅構内でぺったん
ラリリストであればハードルは低し
城郭までのアクセスはバスか登山
¥200払って天空バスたるもの乗れば
城郭麓まで登って戴けるらしい
(結構な行列だこと)
そんな富裕層共を尻目に
アタクシは躊躇無く登山を選択
(*`▽´*)ウヒョヒョ
「駅裏ルート」と「麦米神社ルート」の
2ルートあるが竹田城内の順路を考慮し
登りを前者、下山を後者とする
駅裏登山口は竹田駅ホームから数mと
目と鼻の先にあるが出口がない
なので一旦改札出て大きく迂回が要
本来は150m先の踏切を渡れとのことだが
おや、なんだか素敵なショートカット発見
ほんの2分ほどで登山口到着しいざ攻城
「ひぃ、ひぃ、ふぅ~~~」
中々のドSな山道がしばらく続く
要所要所の「あと何m」看板が
ありがたかったり、時には疎ましかったり
ちんたら登るOL軍団、老夫婦、
家族連れハイカー達を抜き去るも
「ヤダ、逆に抜かれちゃ恥ずい空気を
作っちゃったじゃないの」と後悔
なワケで途中休憩挟まず相当な勾配を
相当なスピードで30分ほど駆け登ると
入場料金徴収小屋に到達~
あとは舗装された道を城郭までわずか
増加し続ける観光客対策順路は一方通行で
北千畳の南側から拝む形になるのだが
もう、圧巻のボー然
本丸を眺める
おぉ~~
竹田駅をはるか眼下に(こんなに登ったのね)
いつからそこに立ち続けるのか
(来年伐採されるとのこと)
何よりどうやってこの山の上に
城を築いたのか?と不思議でしゃーない
当時の技術&エネルギー&パワー
すっかりメジャー化してしまい
人の見切れない写真取るのも一苦労
が、仮に誰も居なかったとしたら
気分が変になっちまいそうな感じ
それくらい圧倒されるスピリチュアル感
滞在時間はこれまで最長の1時間半
奇跡の山城にすっかりヤラれる
ちなみによく映像でみる雲海の画は
竹田駅エリアを挟んだ向かいの立雲峡から
朝4時からシャトルバスが運転されてるらしい
これは改めて行くしかないわね
と、再訪城を誓い麦米神社ルートで下山
うむ、こっちから登山しなくて正解!
階段一段の高さがパネェのよ(°д°;)
疲れはないけどイチイチ足腰にくる
コレ登るの想像しただけで脇汁出るわ
とはいえ下りなんで軽やかに進む
ダムやら獣避けバリケードを眺みつつ
20分足らずで麦米神社まで到達~
ケガなく無事に下山できたことを感謝
ちなみに奇跡の山城以外にも
城下町の風情も存分に残す竹田さん
線路脇に沿う水路には鯉が悠然と
いやぁ~想像以上の山城に大満足!
しかも女王姫路城と同日に廻る贅沢さ
城ビギナーや外人に是非お勧めしたい