人間生きていると
絶対に負けられない戦いを
しなければいけない時が
ありますよね。
おはようございます。
精神科医、魂科医おすなり先生こと
平山雄也です。
うちには超横暴な三歳の王子がいます。
3歳時なら当然でしょうが
自分の気分次第で
やりたいことはやるし
やりたくないことは絶対やりません。
そんな王子とのある休日の話。。
僕が「あー疲れたな」と
家のソファで横になっていると
うちの王子がおもむろに自分の前に
絵本を並べて
いらっしゃいませー！
いらっしゃいませー！
絵本はいかがですかー！
と絵本屋さんごっこを
僕に仕掛けてきました。
ご承知の通り
ソファに横になった人間は
余程のことがない限り動きません。
絶対に動きたくない！！
それだけは負けられない！！
動かないでいいならいいかーと
寝そべったまま
赤いトーマスの絵本くださーい
と返す僕
すると
はーい！じゃあとーたん取りに来てー！
と、まるで僕がテコでも動きたくないと
思っている気持ちを見透かしたかのように
難題をふっかけてくる王子
動かなくていいと思ったから
付き合ってやってるのに！
という大人気ない気持ちは
少し置いておいて
とりあえずダメ元で
(この時点で負けてる)
えー、ヤダよ。持ってきてよ！
と軽くジャブを打ってみると
とーたんが取りに来るの！！
と、予想通りの反撃を受ける。。
ここでイラッとすることもあるんですが
この時はまだ余裕があったので
さてどうしようかと考えました。
このままただ突っぱねると
王子がウギャーっと怪獣に変身して
面倒臭い。。
そんな姿も可愛いではあるんだけど！
でもソファからは絶対動きたくない（笑）
さてどうするか。。
そうだ！
ハンドパワーを使おう！！！
とりあえず色々やってみようと
絵本の方に手のひらを向けながら
ぬあー！だんだん絵本がこっちに来る
来るぞ来るぞ〜。
あれ？来ないな、おかしいな。
なんて言ってみると
この時点で王子は面白そうに
様子を見ています。
これはもらったなと思いつつ。
そうだ、王子も力を貸してくれ！
さぁ王子が絵本を持って
こっちに近づいて来るぞー！
とやってると
王子が嬉々として
絵本を僕のところに持ってきます。
勝った！
ソファから微動だにせず
王子のご機嫌を取るという
困難なミッションに
成功した瞬間です！！
そして僕は
素晴らしいアイデアが浮かんだ自分に
さすが僕だなと酔いしれました(^^)
こうやって
思ったようにいく時もあれば
いかない時もあるし
王子が思い通りに動いてくれなくて
こっちも
お腹空いてたり
眠かったり
疲れてたりと
こっちの都合や気分で
イライラして
うるさーい！
黙っとかんかい！
と、イライラをぶつける時もありますが
まー、それはそれで
仕方ないっすよねー！
と思ってます。
僕は子供との関わりでも
一番大切なのは
自分自身を最優先すること
つまり
自分自身の今ここを感じて
自分自身を
できるだけ楽に楽しくしてあげること
だと思っています。
僕自身は
日々こんな感じで
自分自身を大事にしながらの
王子との修行を
たまにイライラしながらも
楽しんでやっています。
おしまい( ͡° ͜ʖ ͡°)
ちなみにこの日はこの後
延々とハンドパワーごっこを
やらされました（笑）