基本的にはボリンジャーバンドの使い方と変わらないが、マーフィーさんはスーパーボリンジャーで相場の大局観を見るようにしている。まず、スーパーボリンジャーを使う上では次のことを理解しておく必要がある。
一般的に相場は次の状態があるとされている
①上昇トレンド
②下降トレンド
③レンジ相場(もみあい)
マーフィーさんはもう少し細かく分けて次のようにみている。
①本格上昇トレンド
②調整の上昇トレンド
③レンジ相場(もみあい)
④調整の下落トレンド
⑤本格下落トレンド
実はスーパーボリンジャーではこの5種類の状態をひと目で判断できるようになっている。
①の本格上昇トレンドは、強い上昇相場で出現する。判断基準としては、ローソク足がボリンジャーバンドの+1σ~+2σの間で上昇(バンドウォーク)し、遅行スパンもローソク足を抜けて上の方に居る(陽転している)状態。
本格上昇トレンド
②調整の下落トレンドとは、本格下落トレンド中に出現する、調整的な下落の状態のこと。本格上昇トレンドの状態にあるときで、ローソク足が+1σを下回ってきたときは、「調整の下落トレンド」と判断する。遅行スパンがローソク足の上にいる(陽転している)ことも「上昇は続いているけど、一旦下落している」と判断するポイント。この調整の下落では目標があって、それはボリンジャーバンドのセンターラインである。ここが下落の最終目標で、もし売りで攻めるならここが最終の利食いポイント。逆に押し目買いを待つのならこれに向けて買いの準備を行う。
調整の下落トレンド
この丸の部分が調整の下落トレンドで、下がってきてはいるものの、ボリンジャーバンドのセンターライン付近で跳ね返されて本格上昇トレンドが続いていることがわかる。
調整の下落トレンドで勢いがあり、センターラインを下回ってローソク足が引けた場合、⑤の本格下落トレンドとなる。
本格下落トレンド&調整の上昇トレンド
高値1.05815を付けたあと、ローソク足がセンターラインを下抜け、かつ遅行スパンもローソク足を下回り(陰転し)、下落が進んでいることがわかる。上昇とは逆に、-1σから-2σの間でバンドウォークすることも、本格下落トレンドの状態を示す。
途中の丸の部分では上昇に戻ろうとしているものの、センターラインで跳ね返されて再び下落トレンドに戻っている。これは④の調整の上昇トレンドの部分で、調整の下落と同じく、買いで攻めた場合の最終利食いポイント、または戻り売りでしかけるポイントとしている。調整の上昇と判断する場合は、センターラインまで上昇したものの、遅行スパンが依然ローソク足よりも下に居る、すなわち下落トレンドまだ続いている場合である。
最後に③レンジ相場の判断だが、レンジの時は、ボリンジャーバンドのラインがフラット状態で、遅行スパンがローソク足にからみ、ローソク自体も特定の値の中で上下している
レンジ相場
画像はちょっとわかりずらいけど、特定の値をいったりきたりしている。レンジ相場では、逆張りで攻めることも可能だが難しいので初心者はあまりやらないほうが良いらしい。
このレンジ相場からトレンド相場に移行する場合、ボリンジャーバンドがの収縮から拡大に変化し、ローソク足がどちらかに上抜ける。こういったトレンドが発生した時に素直に付いていくことを推奨している。
スーパーボリンジャーは基本的に大局観を捉えるためのチャートだ。長期の取引なら週足や日足で。スキャやデイトレの短期なら日足でおおまかに捉え、1時間足で方向性をつかむ。
簡単なんだけど、2回目はここまで。次回はエントリーに使うスパンモデルについて触れようと思う。