僕たちはとても仲が良い。
女性同士だから
わかり合える事もあるしね。
だけど僕らはこの間
もう無理だから別れよう
という所までいってしまった。
大丈夫。
もう仲直りしたけどね。
君は何があっても
ふたりでやっていこうとしてくれている。
それに比べて
僕はすぐにひとりでやっていこうとする。
ふたりでいるのに。
ふたりで一緒にって思っているのに。
何だか自分がすごく不甲斐なく思えて
ふたりでやっていこうとする努力を
すぐにやめてしまうのは僕の方。
そしてすぐに。
猛烈に後悔して
さみしくて泣いて戻りたいって
別れるなんて言わないでって
君にすがるのも僕の方。
僕には自分の持って生まれた
罪悪感が常にあって。
その罪悪感に
いたたまれなくなってしまうんだ。
だからかわからないけど
僕は誰とだって上手くは出来ない。
男女問わずふたりって関係で
あまり上手くいった事はない。
だからひとりでいた方が楽なんだ。
それはそうだよね。
ひとりでいたら
自分の事だけ考えればいいんだから。
そういう面が僕にはある。
ずいぶん冷たい考えの持ち主なんだ。
君は僕を優しいって言ってくれるけど
それは優しいんじゃなくて
弱さなんだと思う。
まわりを見て
まわりに合わせる事で
自分を保ってきた弱さだ。
それでも君は
僕のそんな弱さもずるさも
いたたまれなさも
受け入れようとしてくれる。
そんな君に
僕は甘えてしまっていた。
君と付き合って初めて知ったよ。
ずっと一緒にいたいから
分かり合えない事もある。
好きだけじゃどうにもならないこと。
好きだからこそ許せないこと。
でも、喧嘩したら終わり
なんかじゃないんだってこと。
僕はこれから、君みたいに
ふたりでやっていこうとする努力を
決してやめないよ。
君が好きだから。
ずっと一緒にいたいから。
僕からは
もう別れようなんて言わないんだ。
僕は君みたいに
もっと強く優しくなるんだ。