ピザ屋の彼女になってみたい~⑦~ | S4♡+~ヤスくんが好き。嵐は甲乙つけがたい。オカダも好き。茂もーー。。。~

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ジャニーズの魅力にどはまり。好きなひとが増える一方です。

ピザフィクションです。




あれから数日。


いつも通りのわたしの生活。

いつも通りのわたしの部屋、に、岡田さんのエプロンがある。


彼は、次は俺から電話するねって言った。

だから、わたしは電話をしていない。

ピザが食べたくても、我慢。

ピザは食べたくないけど、我慢。


今はピザは欲しくない。

彼に会いたい。


はあ・・・

鳴らない電話を見て、ため息をつく。

はあ・・・

岡田さんの真っ赤なエプロンを見て、もうひとつ。


♪ちゃーららー、ちゃ ちゃらちゃらちゃーららー


WAになって踊ろう!!

電話だ!!


すぐ出たいのに、

ドキドキして、緑のボタンをうまく押せない。


♪ちゃららら、ちゃららら、ちゃらららー ピッ


うじゃけた顔したところで、

やっと押せた。


「もっもしもし!!」

「あ、俺です。岡田です。ななちぃさん?今いい?」

彼だ・・・

「もしもし?」

彼の声だ・・・

「もしもし?あれ、俺間違えたかなー。あの、すみません。間違えま・・・」

「ななちぃですう!!!」

「あ、ななちぃさん?よかった、間違えたかと思ったよ、ははっ」

「ごめんなさい、ちょっと・・・」

「ちょっと?あ、お取込み中だった?ごめん、かけ直すね」

「違うっ、違いますっ!!」

「え?」

「岡田さんからの・・・電話が・・・」

「ん?俺からの電話が何?」

「電話かかってこないなぁって思ってたから・・・」

「ごめんね、もっと早くかければよかったんだけど」

「いいんです。かけてきてくれて、嬉しい・・・です・・・」

「ありがとう。俺もね、ななちぃさんと電話ができて嬉しいよ」

「岡田さん・・・」

「ななちぃさん、俺・・・」


おーい、おかだぁー

違うよ、准一の方だよ

やべーよピザ45枚注文入ったよ、てことは何枚無料になんの?!


電話の向こうで、

彼を呼ぶ声が聞こえる。

忙しそうだ。


「ごめん、またかける」


ブチッ

ツーツーツー・・・