今日、2015年1月17日で、
阪神大震災から20年です。
わたしは阪神大震災の経験者。
被災者っていうのかな。
そのとき住んでた家は半壊と判定され、
その言葉の通り、半分壊れ、建て直さないといけない状況でしたが、
外見はたいして壊れてないし、
家の中のものも、ほとんど無事やし、
それに、家族4人全員ケガもなく無事やったのが、何よりでした。
水道も電気もガスも止まったから、
近くの公園に水をもらいに行って、
ろうそくに火をつけて、
ガスコンロでお湯を沸かして、
不謹慎かもしれないけど、
その日は、キャンプみたいで楽しくて。
わたしと弟は、
父に命じられ、ブロックに「こっちはトイレ。見ちゃダメ」とマジックで書いて、
即席のトイレの看板を作りました。
トイレ使えなかったから、
最初の数時間(もっとかな?)は、外でしてたからね。
だから、震災の思い出はトイレの看板を作ったこと。
たぶん弟も同じ。
なにこれ。笑
今になれば、
わかります。
わたし達きょうだいは、
まだ中学1年生と小学校低学年。
両親が、こわがらせないようにと、精一杯気を遣ってくれたんだと。
あれから20年。
当たり前ですが、わたしも年を取りました。
20歳も。
守られていた立場から、
守る立場になりました。
大事な家族のために、
備えることはもちろん、
もし何かが起きてしまった場合、
あのときの両親のように、こわがらせないようにしてあげたいと思います。
今日は午後から横が司会をする震災の特別番組があります。
関西だけなんですかね。
横が出るからって理由で見るひともたくさんいると思うけど、
そこから震災のことを考えるきっかけになれば。
なんて、たまには真面目に。
またすぐ通常ブログに戻るので、
この記事は、さらーっと読んでくださいね。